美の壺
友達とはありがたいもので、NHK教育テレビ「美の壺」でベトナム雑貨の放映があると2人も友人が知らせてくださいました。
連絡がなかったら、私はこの放送を見逃してました。
ありがたや、ありがたや。
ベトナムに行く前に見たら、もっとよかったのかもしれませんが、「香椎由宇ベトナム雑貨でホテルの部屋をリメイク」とかなんかとか言うNHKBS放送でかなり学習していたので、帰国して見てもあまり心残りない感じです。
今回の「美の壺」では、いろんなテーマ別にベトナムの「美」について語ってました。
まず「刺繍」がテーマでしたが、確かに素敵な刺繍はたくさん目にしました。
たとえば、日本で1万円くらいするランチョンマットが2000円くらいであります。
確かに、刺繍がすばらしくて素敵です。
ただ、ランチョンマットだと、6枚はそろえないといけないですよね。
そうすると、12000円くらいかかります。要するに、買う気でいかないと、けっこう高い買い物になるんです。当然日本の5分の一くらいで買えるからお得ですが、その気で行かないと買いそろえられませんよね。テーブルセンターも素敵なのがありましたが、主人が一緒だと「そんな物にそんなにお金をかけるんか?」みたいな顔で見ているので、買いにくいしね。「こういう物が欲しい!!!」とはっきりと決めて行かないと高いので決断が難しいし、目が肥えてないと迷っちゃうしね。
ちなみに、最初の夜に食べに行ったレストラン「アンヴィエン」のメニューは、刺繍入りの布張りで、とても素敵でした。
これです。
メニューですら、こんなにおしゃれなお店でした。
次に「漆」がテーマになってましたね。
確かに、「漆屋さん」たくさんありました。
色もデザインもいいんですが、我が家の日常使いにするとなると、唐突になるんですよ。要するに、これもある程度そろえて買わないと雰囲気が出ないので、難しい。
放送の中で、「漆」を絵の顔料として使う中に、「卵のから」を混ぜて使用した漆がありました。なんと、母のおみやげに、「卵のからを使った漆の写真たて」というのを買ったんですよ。これは、嬉しい!!!
「卵のからを使った漆」というのはベトナム独特の漆文化とのこと。
これを選んだ自分に拍手。
番組見ながら、超自己満足してました(笑)
これです。
どうしても真ん中にカメラの画像が入っちゃいます。
卵のからの質感が上手く写せません・・・
「アオザイ」もテーマになってましたね。
実は私たちのツアーのサービスの中に「好きなアオザイを無料で一日貸します」というのがあったんですよ。
しかし、主人曰く「おばちゃんがそんなの着てもしょうがない。それに、借りに行ったり、返したりする時間がもったいない」
というわけで、そのサービスは受けませんでした。
女性友達と行ってたら絶対着てましたね(笑)
おばちゃんズになると、怖いもの知らずになりますから・・・
「アオザイ」の採寸を26箇所もすると言ってましたね。
ベトナムは人件費も安いし、アオザイはオーダーで作っているせいか、洋裁店で洋服をオーダーするのも日本人の楽しみになっているようです。
ちゃんと洋服の型を決めていくと、安くオーダー服が出来ていいみたいですよ。
「バッチャン焼き」も出てましたね。
事前に調べて知ってましたが、陶器なので重いので断念しました。
でも、放送して、一つくらい買えばよかったと思いましたが、目が肥えてないのでどれを買えばよかったのかわかんなかったのも要因のひとつです。
「ランプ」もテーマになってましたが、なにせかさばるので買いませんでした。
しかし、主人と放送を見て「ひとつくらい買ってくればよかったな~」と反省。
あんなランプがあると、かなり部屋のおしゃれ度がアップしますね。
「蓮茶」もテーマでしたね。
これは、買ってきました。なかなか美味しいです。
モンぽこさん、しょうちゃんママさん(放送を教えてくれたお二人)、我が家に来たら、この「蓮茶」是非飲んでくださいね。
これです。
パッケージも好きです。
最後に「竹細工」がテーマでしたね。
これは、買ってきました。
「バッグ」ですけどね。
ベンタイン市場で、やり手のおねえちゃんを相手に、頑張って値切りました。
以前に書いた
一生懸命値切っている私を見て主人がひとこと
「おまえ、必死になって210000ドンを200000ドンにしようとおねえちゃんとバトルしてるけど、10000ドンは50円だぞ。頑張る必要あるんか?」
覚えますか?
竹細工の籠を値切ったのです。
ちなみに、先日天満屋アルパーク店にて、似たようなバッグを発見。なんと、10500円の定価でした。
これを、21000ドン、日本円1050円で購入。
ラッキーーー!!!
すんごく細かい網目です。
近所の生協仲間が先日「スイス・ドイツ旅行4泊6日間」に行かれ、「うっかり主人に誘われてベトナムに行ったせいで、ヨーロッパに参加できなかった」と悔やんでいた私ですが、この「美の壺」を見て、すっかりご機嫌。
「やっぱ、ベトナムに行ってよかったぁぁ」と実感。
って言うか、結局「どこでもいい、海外に行けたらいい」というの私なんです。
さてさて、母の体力・気力が低下した昨今、来年もどこぞに行きたいと思ってますが、無理っぽいわ~
この記事へのコメント
昨日は来客があったので忙しくいしていて、見ていなかったからかな。
いつもながら、詳しい説明に感心してしまいます。
さぼってたから、毎日書いてるんだけど、どうも長くなっちゃってねぇ~
読むのがしんどいだろうと思いつつ、ついつい長くなってしまうのよ。
暇なときに読んでね(笑)
2002年に河出書房から出版されている「ベトナム雑貨と暮らす」の完全なパクリですね。NHKともあろうものがとても残念です。
無知は私はそんなこととは知らず、とても嬉しく見ました。
天下のNHKがどうしたんでしょうかね~
私のように造詣の深いない者にはありがたかったのですが・・・