3月の「いきいきサロン」
先月は「麦畑」で冷や汗をかきましたが、今回のは準備が大変でした。
「万華鏡」を作ることになりました。
と言っても、一からサロンで作るのは難しいんです。
我が東2丁目サロンには、Iさんという製作部長がいるので製作にこぎつけたわけです。
なんでも100円均一の万華鏡を見て、部品を作ってくださったのです。
そして、こんなふうにセットにしてくださいました。
茶色の筒は、洋服地の反物の中の芯。
これを15センチにカットしてあります。
銀色の三角形は鏡の代わりです。
一枚の銀色の板をカットして、三角に折まげてあります。
とにかく、ひとつひとつの部品を全部手作りで製作してあるんです。
お年寄りが対象なんで、全部初めから作るのは無理だろうという配慮からです。
これを30セット作ってくださいました。
手作り大好き人間のIさんですが、さぞ大変だったと思います。
ほんとに、感謝・感謝です。
ビーズも各テーブルにちゃんと分けてセットしてくださり、30分もあればみんな感性して大喜びでした。
写真では、なかなかわかりにくいですね。
外側は千代紙です。
中の万華鏡の美しさが写真に撮れないのが残念です。
我が「いきいきサロン」も3年経ちました。
ボランティア10人でいろんなアイデアを出しながら、なんとか楽しくすごしてます。
来られるお年寄りは決まってしまって、なかなか増えないのが悩みですが、ひとつの町内で30人集まるのだから、「よし」としてます。
子育て支援もいっしょにやっているのですが、これまた固定してしまっていつも3人なのが、寂しいかぎりです。
子育て中のママもとりこんで、団地をますます住みやすくしていくのがベストなんですけどね。
先日の上野千鶴子さんの講演でも、究極「住みやすい地域づくり」のためには地域力をつけないといけないみたいです。
「いきいきサロン」のボランティアをすることで、全然地域に根付いていなかった私(働いてたし、地元の学校に子供が通ってなかった)ですら地域を身近に感じられるのですから、とても良いことだと実感してます。
セットを作ってくださったIさんも「転勤族で、最終的にここの団地に来たけど、こうやってみなさんに喜んでいただけることのお手伝いが出来ることが、とても嬉しい」といわれてました。
わたしたちも、Iさんのような手作り大好きな方が参加してくださって、ますますサロンが楽しくなってきました。
この記事へのコメント
こういう歳になってくると、
お年寄りや子育ての支援も大切なことだと
身につまされます。
これから、そういう地域に根ざした活動が
できるかどうかで、
地域環境の良し悪しが決まってくるんでしょうね・・・