神戸旅行 NO-6 仏蘭西館
2件が左右対称に建つ風変わりな建物。
元は外人向けのアパートだったが、現在は展示品をフランスの美術や調度品で統一している。
ここだけ単独でみると、入場料500円
この仏蘭西館が一番好きだったというか、好みでした。
昔の子供部屋の再現。
こんな素敵なところで子供時代をすごせたら
幸せですよね。
ルイ・ヴィトンの大型トランクは、航海用で、ハンガーを内蔵した構造らしいですが、残念ながら見えません。
ここからが、美術館並みの調度品と置物。
ルネ・ラリックの作品
ルネ・ラリックは1860年にフランスのマルヌ県アイに一流宝飾家のルイ・オーコックに弟子入りした。1900年にはパリ
万博でモダンな装飾品の考案者として決定的な名声を得た
その後、幾何学的構成の文様や器形を採用するようになったアールデコ様式を確立していった。
ラリック作品は好きなんですが、今回のはあまり緻密なのがなくて、残念。
私の好きなラリック作品は、かなり緻密で繊細なんです。
「ティファニーのランプ」
テイファニーのガラスの特色は、その鮮やかな色彩にある。
と同時に徹底した自然主義と写実主義による装飾文様にある。
とりわけステンドグラスの大きなテーブルランプにその特質をよみとることができる。
アール・ヌーヴォの花形作家エミール・ガレの選りすぐった佳品ぞろい。
ドーム兄弟らのガラス工芸
「ロイヤルコペンハーゲン」の置物
「牛に女神の像」という、そのまんまの題名(笑)
シャガールの「村人たち」
良さがわからん・・・
壁にはエコール・ド・パリの藤田嗣治などが、
さりげなく掛かっている
「藤田嗣治」
東京美術学校(現在の東京芸大)卒業後、渡仏。
シャガール、キスリング、らと友にエコール・ド・パリの一人として活躍
乳白色の画面に流れる細かい線描が油彩ではユニークな作風として評価も高い。晩年、フランスに帰化
さすが、芸術の国フランスでした。