足立美術館
2009/08/04 19:56:46
石見銀山の代官所跡をのんびり見て、バス亭に行くと先に行ってた主人が珍しくあわてて私を呼ぶんですよ。
「お~い。バスが出るぞ。急いで」
と手招きをするんですよ。
発車するバスを待たせてたみたいです。
「このバスを逃すと、あと30分後しかバスがない。後のバスで駐車場に行って出発すると、足立美術館に入れないかもしれん。それで、バスに2分くらい待っててもらった。携帯に電話してもおまえは出ないし」と主人。
石見銀山の街並みにある鉄工房に入って、「あれがいいか。これがいいか」自分へのお土産を物色していた私。電話も全然気がつかなかったんですよ。
バスの運転手さん、ありがとうね。
客が私たちだけだったことが味噌なのね(笑)
さて、駐車場に着き、そそくさと乗車。
予定では世界最大の一年砂時計を仁摩サンドミュージアムで見るはずだったけど、すっ飛ばしてGOGO。
なにが「てぃへんでぃ」かと言うと、足立美術館の入場時間までに着けるかどうかってことなんですよ。
細かい時間は忘れちゃったけど、石見銀山から足立美術館まで90キロくらいあるんですよ。三時くらいに石見銀山を出て、間に合うかどうかって話なんですよ。
美術館とかは、閉館時間が5時でも、一時間前くらいに入場締め切りをするではありませんか・・・
思い出してください。
上海旅行のとき、上海博物館に1分遅く着いたため、入れなかったおバカ夫婦です。
主人「足立美術館は何時まで、開館してるんだ?」
私「知らない・・・」
主人「では、当然何時までに着けば大丈夫なのかわからないのか?」
私「そのとおり・・・」
あれだけ足立美術館、足立美術館と騒いでいた私なのに、全くノーチェック。
私「おそらく、閉館時間が5時くらいだと思うんよ。で、入場終了時間が4時だと推測」
ナビに足立美術館をセットすると、予定到着時間が4時35分と出る。
ひぇ~
見れなかったら、なんのための旅行!!!
「旅の目的石見銀山です」状態じゃん。
ついでのはずの石見銀山がメインだわ。
そりゃあ、ないぜ!!
お昼ごはんもどこかで優雅にと考えていたけど、もうそれどころじゃない。
ナビの到着予想時間って、大体多めに見積もってあるので、なんとか4時につけるように飛ばすことに決定。
でも、国道9号線って片側1車線なのね。追い越し車線ないのね。
飛ばすにも、限度があるんよね~
ハラハラドギトギしながらも、お腹はすくんよね。
で、朝こ゜はんにと思って作ったサンドイッチがかなり残ってたから車内で食べることに。
私は問題なく食べれるんだけど、運転している主人は難しい。
主婦ならわかると思うけど、自家製サンドイッチってけっこう具たくさんにするから、受け皿がないと中身がこぼれそうになるんよ。
そこで「ちぎって渡してくれ」と言う主人の要望で(お腹がかなりすいているため)
サンドイッチをちぎっては渡すという奇妙な行動になったわけでして。
国道9号線から山陰道という高速に入るんだけど、まだ未完成でややこしい。出たり入ったり、有料だっり、無料だったり。
なんかと、4時前に到着。やった~
で、行ってみると閉館5時30分でした。
しかも、入場終了時間の設定もなし。

入場代金 一人2200円
今日掃除してたら、ネットから印刷した「足立美術館割引券」というのをみつけた。
うっ、うっ、持って行くのを忘れてた・・・
割引券を使うと一人2000円
美術館としては、料金が高いのは、庭の維持費のせいだと推測。
実に見事な日本庭園です。
「世界が認めた庭園」というのがキャッチフレーズです。
日本庭園としては、龍安寺の枯山水とかを抜いて、世界評価第一位らしいですよ。




企画展は「日本画に咲く花ばな」でした。
これは絵を描く身としては、なかなか楽しかったです。
けっこう庭をみたり、館内を見ると時間がかかりましたよ。
でも、憧れの足立美術館をやっと訪問できて、うれしかったです。
で、いつも自分へのお土産ですが、今回は絵葉書です。

上村松園 「待月」
松園はとても好きな画家です。
画像では繊細なタッチがわかりにくいですが、
惹きこまれる美しさです。

花は生徒さんがよく描かれるモデルなので、参考に買ってきました。
この二枚は横山大観の作品です。
上の花の絵と比べてください。
上の花は、誰が見ても美しいですよね。
大観のは、ちょっとクセがありませんか?
大観は「見たものを見たとおりに描くのではなく、見たものを自分の中に入れ、自分の想いも込めて形にする」画家なのです。
大観芸術の中でも最も豪華絢爛といわれる「紅葉」は、年に一度秋にだけ公開される名作とのこと。
ですから、今回は見ることができませんでした。
秋以外の訪問者のために、美術館入り口の壁面に陶板の「紅葉」があります。
「お~い。バスが出るぞ。急いで」
と手招きをするんですよ。
発車するバスを待たせてたみたいです。
「このバスを逃すと、あと30分後しかバスがない。後のバスで駐車場に行って出発すると、足立美術館に入れないかもしれん。それで、バスに2分くらい待っててもらった。携帯に電話してもおまえは出ないし」と主人。
石見銀山の街並みにある鉄工房に入って、「あれがいいか。これがいいか」自分へのお土産を物色していた私。電話も全然気がつかなかったんですよ。
バスの運転手さん、ありがとうね。
客が私たちだけだったことが味噌なのね(笑)
さて、駐車場に着き、そそくさと乗車。
予定では世界最大の一年砂時計を仁摩サンドミュージアムで見るはずだったけど、すっ飛ばしてGOGO。
なにが「てぃへんでぃ」かと言うと、足立美術館の入場時間までに着けるかどうかってことなんですよ。
細かい時間は忘れちゃったけど、石見銀山から足立美術館まで90キロくらいあるんですよ。三時くらいに石見銀山を出て、間に合うかどうかって話なんですよ。
美術館とかは、閉館時間が5時でも、一時間前くらいに入場締め切りをするではありませんか・・・
思い出してください。
上海旅行のとき、上海博物館に1分遅く着いたため、入れなかったおバカ夫婦です。
主人「足立美術館は何時まで、開館してるんだ?」
私「知らない・・・」
主人「では、当然何時までに着けば大丈夫なのかわからないのか?」
私「そのとおり・・・」
あれだけ足立美術館、足立美術館と騒いでいた私なのに、全くノーチェック。
私「おそらく、閉館時間が5時くらいだと思うんよ。で、入場終了時間が4時だと推測」
ナビに足立美術館をセットすると、予定到着時間が4時35分と出る。
ひぇ~
見れなかったら、なんのための旅行!!!
「旅の目的石見銀山です」状態じゃん。
ついでのはずの石見銀山がメインだわ。
そりゃあ、ないぜ!!
お昼ごはんもどこかで優雅にと考えていたけど、もうそれどころじゃない。
ナビの到着予想時間って、大体多めに見積もってあるので、なんとか4時につけるように飛ばすことに決定。
でも、国道9号線って片側1車線なのね。追い越し車線ないのね。
飛ばすにも、限度があるんよね~
ハラハラドギトギしながらも、お腹はすくんよね。
で、朝こ゜はんにと思って作ったサンドイッチがかなり残ってたから車内で食べることに。
私は問題なく食べれるんだけど、運転している主人は難しい。
主婦ならわかると思うけど、自家製サンドイッチってけっこう具たくさんにするから、受け皿がないと中身がこぼれそうになるんよ。
そこで「ちぎって渡してくれ」と言う主人の要望で(お腹がかなりすいているため)
サンドイッチをちぎっては渡すという奇妙な行動になったわけでして。
国道9号線から山陰道という高速に入るんだけど、まだ未完成でややこしい。出たり入ったり、有料だっり、無料だったり。
なんかと、4時前に到着。やった~
で、行ってみると閉館5時30分でした。
しかも、入場終了時間の設定もなし。
入場代金 一人2200円
今日掃除してたら、ネットから印刷した「足立美術館割引券」というのをみつけた。
うっ、うっ、持って行くのを忘れてた・・・
割引券を使うと一人2000円
美術館としては、料金が高いのは、庭の維持費のせいだと推測。
実に見事な日本庭園です。
「世界が認めた庭園」というのがキャッチフレーズです。
日本庭園としては、龍安寺の枯山水とかを抜いて、世界評価第一位らしいですよ。
企画展は「日本画に咲く花ばな」でした。
これは絵を描く身としては、なかなか楽しかったです。
けっこう庭をみたり、館内を見ると時間がかかりましたよ。
でも、憧れの足立美術館をやっと訪問できて、うれしかったです。
で、いつも自分へのお土産ですが、今回は絵葉書です。
上村松園 「待月」
松園はとても好きな画家です。
画像では繊細なタッチがわかりにくいですが、
惹きこまれる美しさです。
花は生徒さんがよく描かれるモデルなので、参考に買ってきました。
上の花の絵と比べてください。
上の花は、誰が見ても美しいですよね。
大観のは、ちょっとクセがありませんか?
大観は「見たものを見たとおりに描くのではなく、見たものを自分の中に入れ、自分の想いも込めて形にする」画家なのです。
大観芸術の中でも最も豪華絢爛といわれる「紅葉」は、年に一度秋にだけ公開される名作とのこと。
ですから、今回は見ることができませんでした。
秋以外の訪問者のために、美術館入り口の壁面に陶板の「紅葉」があります。
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この記事へのコメント
--無事・・・--
間に合って、よかったですね~♪
しかしご主人、バスは待たせるは、車を急がせるは・・・で、
きっと慌てたことでしょうね(笑)
でも、サンドイッチを一口ずつ渡してる様子から、
お二人の仲の良さが表れていて、
まるで新婚旅行のようにも見えましたよ~♡
そう・・・庭がきれいで、私も喫茶室みたいなところに入って、
(確かケーキが美味しかったかと・・・)
1時間ぐらい庭を見ていたような気がします。
上村松園の絵は私も大好きですね。
小学生のころ美人画に目覚めた作家でもあったんですよ・・・って、
早すぎですけどね(笑)
ちなみにそのころ鏑木清方の絵をまねて描いたものが、
県展で知事賞をとったので、今でも学校に飾ってあるらしいです・・・
それにしても入館料、そんな高かったんですね!!
しかしご主人、バスは待たせるは、車を急がせるは・・・で、
きっと慌てたことでしょうね(笑)
でも、サンドイッチを一口ずつ渡してる様子から、
お二人の仲の良さが表れていて、
まるで新婚旅行のようにも見えましたよ~♡
そう・・・庭がきれいで、私も喫茶室みたいなところに入って、
(確かケーキが美味しかったかと・・・)
1時間ぐらい庭を見ていたような気がします。
上村松園の絵は私も大好きですね。
小学生のころ美人画に目覚めた作家でもあったんですよ・・・って、
早すぎですけどね(笑)
ちなみにそのころ鏑木清方の絵をまねて描いたものが、
県展で知事賞をとったので、今でも学校に飾ってあるらしいです・・・
それにしても入館料、そんな高かったんですね!!
年寄り夫婦になると、仲が良いのではなく、状況に応じて動ける対応力か身についているだけです。
私も車を持っているので、主人の車の助手席に座るのは年に数えるくらいです。
奥様が運転しない家庭は、常に夫婦で行動されるから、皆様仲がいいみたいですが、我が家はそんなに仲が良いとは言えませんよ(笑)
松園の鏑木清方とのエピソードは全然知りませんでした。ちょっと賢くなりました。
入場料は、確かに高いですよ。
でも、みんなをそれでも行きたいと思わせる吸引力は凄いですね。
庭園のクォリティは、確かに高いですもね。
割引券を忘れたのは、なさけないわ~
私も車を持っているので、主人の車の助手席に座るのは年に数えるくらいです。
奥様が運転しない家庭は、常に夫婦で行動されるから、皆様仲がいいみたいですが、我が家はそんなに仲が良いとは言えませんよ(笑)
松園の鏑木清方とのエピソードは全然知りませんでした。ちょっと賢くなりました。
入場料は、確かに高いですよ。
でも、みんなをそれでも行きたいと思わせる吸引力は凄いですね。
庭園のクォリティは、確かに高いですもね。
割引券を忘れたのは、なさけないわ~
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