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オーストラリア  WOWOW録画鑑賞 ☆☆☆半 

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2008年 オーストラリア映画

昨年、映画館で上映があったとき、久々に「行きたい~」と思わせた映画。
バズ・ラーマン監督(ムーラン・ルージュ)、ヒユー・ジャックマン、ニコール・キッドマンは私のご贔屓の監督・俳優。
「これは、見なくては」と思いつつ、結局テレビ鑑賞になっちゃいました。
オーストラリアという雄大な土地が舞台なので、やはり映画館で見るべきでした・・・

さて、内容についてですが、二人のラブロマンスを軸に人種・民族・宗教・言葉の壁を越えて、今わたしたちが考えなくてはならない問題を提示しているように感じられました。
前半は、ちょっとコミカルかつファンタジーを盛り込み、予想外の描き方。
中盤からはシリアスになるものの、「そりゃあ、ないだろう」も多々。
まあ、映画ですから。

2時間45分と長い映画ですが、20話20時間の韓国ドラマに慣れている私には、 
全然OK。好みは分かれる映画ですが、私的には、大好き。
面白かったです。

やはり、映画は壮大です。
短い時間でけっこう心を鷲掴みにして引き込まさせてくれます。

アボリジニ(先住民)と白人の混血、クリーム色の子供たちの隔離政策は、映画「裸足の1500マイル」で知ってましたが、ひどい話です。

アボリジニ保護隔離政策」そして「同化政策」
オーストラリアの先住民族アボリジニの混血児を強制的に家族から引き離し、収容した子供達を教化し白人社会に適応させるという、1880年代以降広がった、恐るべき同化政策である。減少する純血のアボリジニは「進化上劣っている」から隔離し、自然淘汰にまかせ、増加しつつある混血アボリジニは白人に近い存在なので「保護」し、キリスト教化する方が彼らの為になるのだという発想、つまり、血統を生物学的に吸収するという発想である(第二次大戦後、純血アボリジニもその対象に)。一定の年齢になったアボリジニの少女は強制的に白人男性と結婚させられ、幾世代も掛けて白人社会から先住民を抹殺するという遠略である。信じられない話だが、混血少女をメイドとして雇う白人男性には、彼女を性の対象とすることが奨励されたのだ。
「混血児を文明化する、これがその答えです。人種交配も三代で肌の黒さは消滅します。白人文化のあらゆる知識を授けてやるのです。野蛮で無知な原住民を救うのです」という白人至上主義のとんでもない政策。

クリーム色のナラを中心に、いろんな問題を提議しながらも、2人のラブロマンスを展開させています。
最後は、日本軍の襲撃があり、びっくり。
無知は私はサイパン・グアムなど南方に侵略戦争を繰り広げていた日本軍は知ってましたが、オーストラリア北部まで空撃・侵攻していたとは知りませんでした。

なんにせよ、好きな俳優2人が主役だと、俄然その映画が好きになりますね。
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