レッドクリフ ☆☆☆☆ 2008年11月2日鑑賞
6ヶ月前くらいから映画館で予告をしてました。
予告の段階で「見ねば~」と超萌え状態。
ジョン・ウー監督といえば「ミッションインポッシブル2」と皆様は認識しているかもしれませんが、私にとっては「フェイス・オフ」が代名詞です。
久々のジョン・ウー監督作品。しかも三国志です。しかもトニー・レオンです。
さっそく行ってきました。久々のレイトです。今日は1日「映画の日」ですから、別にレイトショーでなくてもよかったのですが、なにせ昼間は忙しくて、レイトになりました。
160分の長丁場。しかも終了時間が12時
寝てしまうのではないかというとう不安でコーヒーを用意していきましたが・・・
160分の長さなんて微塵も感じさせません。
眠気なんて、ぜんぜん襲ってきません。
「映画がよかった
ワーナーマイカルの一番大きなスクリーンで7割は埋まりました。
さすが、映画の日が初日だということもあったのでしょうが、ジョン・ウー人気と三国志人気は絶大だと思います。若いカップル、シニアカップル、おっちゃん一人、そして私のようなおばちゃん一人、とにかくいろんな人がいましたね。時間的なこともあり、若い人が多い気もしましたが。
ここからは、私の主観的感想。あまり参考にならないとは思いますが・・・
漫画三国志を途中まで読んでいる私には、人物はほぼ把握できました。
関羽、張飛のような濃いキャラは誰でもわかります。
諸葛孔明が金城武というのが見る前には「どうかね~」と不安だったのですが、なんと意外に良いではありませんか。なかなか雰囲気が合ってました。びっくり~
曹操はもっといかついイメージですが、まあ狡猾そうな感じがよく出てOK。
問題は周瑜役のトニー・レオンです。
トニー・レオンは好きな俳優ですが、知将役というにはお顔が厳しくないんですよ。「インファナル・アフェア」のような翳のある役は痺れるのですが、将軍というのは・・・
しかも、豪傑というのは・・・
お顔がいまいち「きりり」としてないんですけど・・・
この映画で唯一あるラブシーンがトニー・レオンなんですよ。ラブシーンはあいかわらず、お似合いです。ひょっとして、ラブシーンがあるからトニー・レオンにキャスティングしたのかしら、というようなお馬鹿な発想すらしてしまいますが、そんなことで選ぶわけないもんね。
ウー監督は、「人徳があって知的でなおかつ豪傑、しかも音楽などもたしなめる」条件にはトニー様がぴったりだったんでしょうね。
でも、眼光鋭さに欠けるんですよ。しつこいけど・・・
私的には劉備がトニー・レオンに適役だと思うのですが・・・
映画全体は実に面白い。戦闘シーンはちょっと血なまぐさいですが、我慢できる範囲です。
100億の制作費がかかっているだけのことはあります。その中の10億はジョンウーが私財を投じたいうところからも、監督のただならぬ思いいれがうかがえますね。
あっという間の160分でした。
一番の圧巻は「九官八卦陣」でしょうが、それ以外にもスケールの大きいものが多々あります。
三国志を知らなくても、映画好きなら是非行くべきです。
映画好きというほとでなくても、歴史好きなら是非見に行くべきです。
そうそう、中村獅童が出てるから驚きました。
それと、曹操役のチャン・フォンイーは「どこかで見た顔だな~」と思ったら『さらば、わが愛〜覇王別姫』『始皇帝暗殺』に出てたんですね。
それから、この映画ってパート2があるんですよ。
要するに最後は「つづく」で終わります(笑)
しかも、パート2の予告をエンドロールの後でやるって字幕が出るからじっと待たないといけないんですよ。夜の12時ちかくに。これは、きついよね。
でも、99%の人がじっと待ってましたよ。
このパート2の予告もうまく作ってあって、すごく楽しみ!!
でもね。
最後に出るんですよ。
「2009年4月公開」って。
ながっ!!!
あと6ヶ月近く先なんですよ~