陰日向に咲く ☆☆ 2008年2月1日鑑賞
2009/06/10 15:53:02
久しぶりに映画を観に行くこととなり、昨日レディースディでもなく映画の日でもないのに観てきました。生協で1300円でいつもチケットを購入することができるんですよ。
で、何を見るかという話になり、友達は「スウィーニー・トッド」の名をだしましたが、えいちゃんさんの「殺人・血・死体」という映画感想を読んで、びびりの私は断固拒否しました。
となると、ミニシアター系にあまり興味のない友との接点は「陰日向に咲く」になったわけでして。
2・3日前に映画ファンと電話で話したとき「陰日向に咲くにちょっとそそられるんだけど、本が先か映画が先か悩むんよ~」という友に「私は映画を観て、本が読みたくなったら隣のトトロさんが本を持ってるから貸してもらって読むわ」と語った私。
そこで、映画の内容でありますが、私にはダメでしたね。
前半、うつらうつらして目が覚めたとき「これどういうこと???」と言うことがちらほら。
「まっ、後で友だちに聞こう」と思いつつ、観ている間になんとか流れはわかったものの、いまひとつ感動がない。役者揃いなのに、胸に響くものが少ない。
映画館を出ると一緒に観た友が「ちょっと聞きたいことがあるんだけど・・・」と言う。
聞いてみると、私が聞きたかったことではありませんか~!!!
な~んだ二人とも、時々寝てたいうこと。しかも、感想も似たりよったり。
若い人の方が胸に響くのかもしれませんね。
私は予告で岡田くんの泣いてる姿をみて「厚手のハンカチがいるな」と密かに準備していたのですが、涙は出なかったな~
映画の感想とは全く関係ないのですが、途中で「うん??? このシーンはしってるぞ」という謎が湧いてきたのです。予告では全く触れてないことで、観ないとわからないことなのに・・・
おかしい~???
謎が今日解けました。
私が認知症になる日は遠くないと実感しました(笑)
隣のトトロさんも映画ファンなので、今日報告したときの会話。
私「昨日、陰日向に咲くを観たんよ」
トトロさん「どうだった?」
私「観に行かないんだったら、感想を言うけどどうするの?」
トトロさん「う~ん。どうしょうかね~ たんぽぽさんは本は感動したと言ってたから、どうしようかと悩んでるんよ」
私「えっ??? 私、本借りて読んだんだっけ???」
トトロさん「そうよ。本はよかったと言ってたじやん」
謎が解けました。私は本を読んでるからオチがわかったのです。
恐ろしいことに、全く本を読んだ記憶がないのです。とほほ
ネットで調べると、原作と映画はかなり変わってるそうです。
だから、映画を観ても、ほとんど初めての感じがしたのね。
おそらく、私が記憶に残ってるのは原作と一致したところなのね。あはは
トトロさんの話では、私は本ではかなりの感動してたらしいのですが、そんなに感動した内容を全く覚えてない自分が怖くなりました。
自分の脳に不信感たっぷりの今日このごろです。
あっと、映画についてひとつだけ。
西田敏行は上手かったですよ~
よくいるほら吹きのおっちゃんの言い方に、そっくりなんですよ。
かなり研究してますね。感心しました。
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