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久々の三次 

昨日、母の40年来の親友が亡くなられて、葬儀に行ってきました。

母とは家族ぐるみで懇意にしていただき、私の息子などは母と2人でまるで「三次のばあちゃんズ」状態で、とても可愛がってもらいました。
私が三次に連れて帰ると、私より、母より大好きで、いつもそのおばちゃんちで遊んでたものです。
その方のお孫さんは息子より10年後に生まれられたのと、女の子2人だったせいもあり、うちの息子のことはほんとに可愛がってもらったものです。

発病されて、13年。
3年間胃ろう寝たきり、亡くなる1年半前から点滴だけで命をつなげてらっしゃいました。
でも、現実にはそこまでにいくまでの期間の方が本人もご家族も大変でしたが・・・

あわてて昨日葬儀に母と駆けつけ、帰ってからいろいろ寂しさが出てきました。
とても優しいおばちゃんで、ほんとに息子は可愛がってもらい、77才という早い死が悲しくなりました。
8年前に施設に入所されてました。
母が6年半まえに広島に出てくる覚悟をしたのは、母の難病もありますが、その方のご病気も一因です。
おそらく、その方がお元気だったら、2人でわいわいと病気と付き合いながら、それなりに楽しい老後を三次でおくったといつも母が言ってました。

こうやって、年々人との死と向き合っていく年となりました。
77才というのは、決して若いわけではありませんが、やはり病気が長く、ご家族も本人も10年間くらい大変な思いをされているだけに、いろいろ考えてしまいます。

点滴だけでベッドの上で意識なく横たわっていられるのと、その命がなくなってしまうのとでは、全然違いますね。

とてもよくしてもらったのに、私はどれだけ恩返しできたのか・・・

三次までの高速の道は、お天気がよく、紅葉がとてもきれいでした。

「今日は、お天気がよくてよかった。雨も降らず、雪も降らず。
○○さんはとても人のことを気遣う、良い人だったから、最期までみんなのことを考えて、季節のよいお天気のよい日に亡くなられたんだね。
わたしたちはおかげて、とても綺麗な紅葉まで見させてもらって、○○さんの人徳だね。あんな良い人があんな病気にかかられるなんて信じられなかったけど、人生はいろいろだね。でも、安らかに逝かれたみたいだから、よかったね」
と母は車中で独り言のように私に語りかけました。

母たちの生きた時代は、日本自体が貧しく、青春時代に戦争を体験した世代ですから、少なからずみんな苦労されてます。
昭和二桁の生まれの、高度成長期に大きくなった私なんか、ほんと苦労知らずだな~と感じてました。
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