韓国歴史ドラマに学ぶ
2009/10/31 23:02:28
韓国ドラマ愛好会は、実に面白いですよ。
聞いてる人がいたら、呆れるくらいのミーハー全開、言いたい放題。
だけど、時々賢い話題も出るんですよ(笑)
歴史ものが好きな私は今回、ちょっと恥かしながら、みんなに聞いてみました。
「ねえ、韓国って儒教の精神が色濃く残っているって言うよね。儒教って、孔子がといた儒学のこと? だとしたら、孔子が生まれた中国では儒教が今それほど色濃くないよね。私が見たかぎりの映画の中で描かれている中国では、韓国ほどの儒教の匂いがしないんだけど・・・」
みんな「儒学と儒教は同じで、中国から生まれたとは思うけど、確信はない」という返事でした。
では、来月の愛好会のテーマは「儒教について」ということになりました。
私には、まだ疑問がありました。
「儒教」って宗教?
宗教ではない気がするんですが・・・
「儒教」って、仏教でいうお寺・キリスト教でいう教会、みたいなポジションはどこ?
韓国ドラマでは、儒教の精神にのっとって親孝行したり、目上の人を敬ってますが、お寺によく行きます。
だから、儒教は道徳観念であって宗教ではなく、お参りに行くところはないような気がするのですが・・・
で、調べてみました。ネットで(笑)
なかなかコンパクトにまとめるのが難しいですね。
間違っていたら、誰か訂正してくださいね。
・儒教(儒学)は、孔子が古来の敬天、天命思想を継承し、先王の道を尊び、周王朝の礼楽文化の復興を求めた古代思想です。
・解釈はいろいろあり、儒教は哲 学が色濃いが、宗教とも言える要素も あるみたいです。現在の中国では、「 社会思想」という位置 づけのようです。
・孔子が 戦国時代のごた ごたの中で、仁義礼智 信を大切にし、秩序の ある社会を 作ろうと説 きました 。その中に、祖先の奉 り方や、お葬式のやり 方の決まり等もたくさ んあって、中国では今 でもその影響が残って ます。そういう意味で は宗教かもしれません 。
・ただ、儒教には「死 後の世界」という概念 がありませんし、平等 な世界を目指す思想で もない(秩序=序列で 、支配階級と被支配階 級はハッキリ分かれて る)ので、救いを求め るという点では宗教とはいいがたいところがあります 。
・お寺というか、孔子 を祀っている「文廟」 というものは中国各地 にあります。日本だと 「湯島聖堂」が一般的 にも有名な文廟です。
・中国では「儒教は革命に対する反動である」として弾圧され、特に文化革命期には徹底弾圧されました。
でも、21世紀に入ると儒教は弾圧の対象から保護の対象となり再評価されつつあります。
ぼんやりと認識していたことが、ちょっとわかった気がします。
しかし、文化革命って、映画や本で読むと暗く陰惨なものですが、儒教すらも弾圧したとは、恐ろしいことですね。
でも、儒教の「平等な世界を目指さない。序列中心」というのも、ちょっと残念。
秩序を守る手段とてし王政の中で悪用した歴史もあるとか。
平和・平等・秩序とか複雑な問題なので一言で語れる問題ではありませんが、難しいですね。
歴史ものを見ていると「権力」の恐ろしいさを実感します。
儒教の精神も、使い方によっては「刀」にもなるんですよ。
聞いてる人がいたら、呆れるくらいのミーハー全開、言いたい放題。
だけど、時々賢い話題も出るんですよ(笑)
歴史ものが好きな私は今回、ちょっと恥かしながら、みんなに聞いてみました。
「ねえ、韓国って儒教の精神が色濃く残っているって言うよね。儒教って、孔子がといた儒学のこと? だとしたら、孔子が生まれた中国では儒教が今それほど色濃くないよね。私が見たかぎりの映画の中で描かれている中国では、韓国ほどの儒教の匂いがしないんだけど・・・」
みんな「儒学と儒教は同じで、中国から生まれたとは思うけど、確信はない」という返事でした。
では、来月の愛好会のテーマは「儒教について」ということになりました。
私には、まだ疑問がありました。
「儒教」って宗教?
宗教ではない気がするんですが・・・
「儒教」って、仏教でいうお寺・キリスト教でいう教会、みたいなポジションはどこ?
韓国ドラマでは、儒教の精神にのっとって親孝行したり、目上の人を敬ってますが、お寺によく行きます。
だから、儒教は道徳観念であって宗教ではなく、お参りに行くところはないような気がするのですが・・・
で、調べてみました。ネットで(笑)
なかなかコンパクトにまとめるのが難しいですね。
間違っていたら、誰か訂正してくださいね。
・儒教(儒学)は、孔子が古来の敬天、天命思想を継承し、先王の道を尊び、周王朝の礼楽文化の復興を求めた古代思想です。
・解釈はいろいろあり、儒教は哲
・孔子が
・ただ、儒教には「死
・お寺というか、孔子
・中国では「儒教は革命に対する反動である」として弾圧され、特に文化革命期には徹底弾圧されました。
でも、21世紀に入ると儒教は弾圧の対象から保護の対象となり再評価されつつあります。
ぼんやりと認識していたことが、ちょっとわかった気がします。
しかし、文化革命って、映画や本で読むと暗く陰惨なものですが、儒教すらも弾圧したとは、恐ろしいことですね。
でも、儒教の「平等な世界を目指さない。序列中心」というのも、ちょっと残念。
秩序を守る手段とてし王政の中で悪用した歴史もあるとか。
平和・平等・秩序とか複雑な問題なので一言で語れる問題ではありませんが、難しいですね。
歴史ものを見ていると「権力」の恐ろしいさを実感します。
儒教の精神も、使い方によっては「刀」にもなるんですよ。
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