ソル薬局の息子たち
34・ソル薬局の息子たち 全54話 ☆☆☆
韓国ドラマのよさのひとつに、「ちょっと前の日本の家庭」の良さの匂いがするところです。
この「ソル薬局の息子たち」は現代劇です。要するに今の韓国・ソウルの家庭
様子が垣間見れるわけです。
儒教の精神にのっとり、目上の人に対する礼節があり、長男は家の大黒柱。
確かに、核家族に慣れているわたしたちには「めんどくせぇ~」「うざい~」的要素もありますが、けっこう「ほんわか」して救われるんですよ。
でも、あんなに長男重視されると長男自身も他の子たちもしんどいですよね。
長男の大変さは、一人っ子の私も身につまされます。
なんとなく、プレッシャー感じますよね。
ソル家の長男は私と違って人間が出来てて、親に対して優しく服従してます。
それって大変ですよね。
次男は、「長男ばっかり贔屓してる」とマザコン気味です。
長子の私には理解しにくいですが、やはり「自分のことも大事にして欲しい」という気持ちがあり、すごく母親・父親に甘えたいみたいですね。
さて、このドラマ、どうってことない韓国の一家族の日常というか4人の息子(20代と30代)の生き様と恋愛を中心に描かれてました。
最初は4人中3人が知らない俳優で、しかもそんなにイケメンにも見えず、大して興味もなく「なんとなく」見てましたが、中盤からけっこう毎日の楽しみになってきました。
WOWOWで朝8時半から一時間あったのですが、朝食を食べながら1人バカみたいに大笑いしながら見ていた私です。
そんな私を見て「朝から韓国ドラマとは・・・」と主人もあきれてましたが、まあ人に害を与える趣味でもないので放任状態でした。
6月10日に54話最終回となりました。
飽きもせず、毎朝見ていた身としては、ちょっと寂しいですね。