韓国ドラマ鑑賞記 NO-4
13・2009年3月 「ヨンゲソムン淵蓋蘇文」 100話 ☆☆
広大な大陸に領土を拡げた広開土(グァンゲト)大王。隋を倒した乙支文徳。
唐の太宗・李世民を跪かせた淵蓋蘇文。
彼らがいたからこそ高句麗は中国に堂々と立ち向かうことができたのである。
だが新羅が唐の力を借りて三韓を縮小統一して以来、
高句麗の英雄達に関する歴史は歪んだ形で伝えられ、評価をされぬまま消えていった。
特に淵蓋蘇文は中国が書いた歴史によって徹底して否定的に描かれ 我々の歴史書も彼らの歪められた歴史をそのまま受け入れるという愚を犯している。
中国は東北工程という歴史的欺瞞を画策し高句麗の歴史を無かったことにしようとしている。
このドラマは淵蓋蘇文を中心とした、彼が生きていた激動の歳月をドラマ化したものであり我々のアイデンティティーを確認し埋もれた高句麗の歴史を蘇らせようとするものである。同時に民族の魂と精気を呼び起こし世界に羽ばたくことのできる大韓民国の未来のビジョンを提示する。
歴史もの好きとしては見ないといけないと思ってみたものの・・・
若き日のヨンゲソムンのイ・テゴンですら「あまりイケメンでないな~」と嘆いていたのですが、30代くらいからのヨンゲソムンを演じたユ・ドングンになったときは、あまりのおっさんに眩暈すら感じました。
思わず見ることを放棄しようとさえ思っちゃいましたよ。
なんとか踏みとどまったものの、前半出てきていた若き俳優たちがすべて「おっちゃん揃い」となり、毎日が拷問。
じゃあ、やめればいいじゃん。
ということですが、何故か始めたことは途中棄権できない悲しい体質。
見続けました。
中国と韓国のかかわりもよくわかり、高麗滅亡の歴史もわかってきました。
歴史好きにはお薦めしますが、ラブはほぼ皆無。
後半イケメン皆無。
というわけで、韓国ドラマフェチでもキツイドラマでした。
30・2009年3月 「マイガール」 全16話 ☆☆☆
イ・ダヘの魅力全開で面白い作品でした。
次世代アイドル「イ・ジュンギ」はふられちゃう役だけど、さすが次世代アイドルらしく魅力的に描かれてました。
イ・ジュンギのファンではありませんが、彼のオーラは理解できました。演技も上手いし色気もあります。さすがでした。
その割りに、主役のイ・ドンウクは残念ながら「どうよ???」でした。
確かに美形かもしれないけど、全然色気を感じない。
演技が下手。顔がいつも同じ(顔で演技しないとね~)
ベタなストーリーですが、私は好きでした。
作品の面白さとイ・ダヘの魅力で☆☆☆です(笑)
31・2009年3月 「春のワルツ」 全20話 ☆☆☆
美しい自然を背景に、純粋な愛を描くユン・ソクホ監督「四季シリーズ」。ユン監督いわく、最終章の本作では「春」だからこそ「希望」を描きたかったのだとか。心に傷を抱えた人も、愛と許しによってやがて癒されていく、そんな心の温かさが描かれている。
ユン監督の四季シリーズ「春のワルツ」「夏の香り」「秋の童話」を見たことになりました。しかし、あれほど有名な「冬のソナタ」が未見です。
でも、いまさら見る気がしなくて・・・
さて、「春のワルツ」ですが、「恋人」「チング」「エデンの東」と好きじゃないヤクザものばかり見ていた時期に放映されたので、うっかり見てしまいました。
で、映像がきれいでラブものだったので、これまたうっかりはまっちゃいました。
主役のハン・ヒョジュが好きな女優の1人なのもはまった一因ですね。
映像はユン監督らしく、きれいでした。
ただ、いただけないのがソ・ドヨン君。
モデル出身なんで、背も高く顔もまあまあなんですが、なにせ演技が下手。
イ・ドンウクと同じく顔がいもおんなじ。
なんで、男優に演技力が足りないことが多いんでしょうね~
ストーリーとしては、韓国ドラマ特有の「そんなわけないじゃん」と突っ込みをいれたくなるくらい「ありえん」展開です。
そもそも、死んだ子の身代わりで15年も生活できるのか?
戸籍はどうなってるんでしょうね~
しかも9才くらいからピアノしてあんな演奏家になれるわけないじゃん。
大概3才くらいからやってもピアニストの道は厳しいのに・・・
と、言ってもしょうがないことを突っ込んでみてましたが、それなりに胸キュンになって見ていたおばかな私です。
ヤクザものばかり見ていたせいでエラク新鮮に感じてはまった感もぬぐえませんけどね・・・
32・2009年4月 「君はどの星から来たの」 全16話 ☆☆☆半
いやぁ~ はまっちゃいましたね。
キム・レウォンは好きな俳優の一人ですから、見る前から期待マンマン。
相手役のチョン・リョウォンも『私の名前はキム・サムスン』で見たときから魅力的な女優さんだな~と感じてましたから、はずれませんでしたね。
重い部分もありつつも、それなりにラブコメ。
2人とも演技が上手いから安心して見れました。
我が家のDVDデッキが壊れて、電気屋さんのデッキが代替できてるんですが、このデッキがぼろくてDVDが見れなかったんですよ。で、苦肉の策でパソコンで見た作品です。こうまでして見たい作品だったのですが、大当たりで大満足。
キム・レウォンがお気に入り俳優第二位に決定です(おバカ~)