中国を見よう!! その7・上海必見「ナイトクルーズ」
今日は、きれいな話です
いい加減中国の「影」の部分を語りたおしたので(まだまだ、あるぞよ)、この辺りで良い話もしておかないと中国に悪いもんね。
※外灘(バンド)という地区があります。
租界時代(アヘン戦争で中国が敗れてから、上海はいろんな国の統治になります。その時代を租界時代といいます)の歴史建築がずらりとならぶ風景は上海の古いシンボルです。
黄浦江という川をはさんで外灘の対岸にあるのが、浦東です。
浦東には、近代的摩天楼が数多くあります。
この外灘と浦東のビルはライトアップされ、香港の夜景が100万ドルなら、上海の夜景は1000万ドルと言われてるんです。自称でしょうけどね(笑)
夜に船で両岸(外灘と浦東)のライトアップを楽しむのが「ナイトクルーズ」です。
これは、JTBのオプションにもあり、当然JTBのおねえちゃんに初日に勧誘されました。しかし、「こちとらにはこちとらの計画ってもんがあるんでぇ~」
とばかりに、丁重にお断りしました。
なんのことはない、高いオプションがイヤなだけでして・・・
到着した日、そう上海博物館に行けなかった日です←いやみ??しかし、怪我の功名というか、上海博物館に行けなったため、時間が1時間30分くらい早く外灘に着いたのは、ラッキーでした。
最初の予定では、7時30分くらいから、ナイトクルーズのチケット売り場を探す予定にしていたのですが、実際に歩いてみると、これまた外灘が長い。
道を工事しているので歩きにくい。車と道が接近してるから危ない。
以上の理由から暗くなった道を歩きながら、チケット売り場を探す計画は無理だとわかりました。
私は下調べの段階で、「龍がくっついた船」に乗りたかったのです。どうも、数社の船会社があり、ひろ~い外灘で自分の好きな会社の船に乗るのはなかなか難しいみたいです。しかも、乗船の時間で船も違うし。
要するに、自分が乗りたい時間に乗りたい船をゲットするのは、なかなか大変だということです。事前にわかってはいたのですが、実際にはほんと大変でした。
外灘の川べりは人・人・人。
そこに、勧誘のにいちゃんが来ます。
「フネノル?」
そう、確かに船には乗る。だがしかし、ほったくりの船には乗りたくない。
そう思って、にいちゃんを除けようとするが、けっこううまくついてくる。
「コノフネノル?」と、写真を見せる。
げっげっ、なんと私の乗りたい「龍がくっついた船」じゃん。
「おぬしやるな~、こちとらのツボを抑えてるじゃん」と心の中で思いながらも、その手にはのらん。
とばかりに自分でチケット売り場を探そうとするが、みつからん
なんか、人・人・人でわけがわからん。
見ていると、けっこうみんなそこらのにいちゃんに連れられて行ってチケットを買ってる様子。
疲れてしまったので、ひとまずチケット売り場に連れて行くというのでついて行ってみた。
「一人100元ネ」とチケット売り場のおばちゃんが言う。
ネットで調べたとき、70元だったような気がしたが、このネットの情報もわかりにくいので、観念してそこでチケット購入。
この写真の右下の龍が前に二頭くっついてる船です
帰りにいろんなチケット売り場がありましたが、すべてこの船は100元でした。
乗ってしまうと逆に「龍」は見えないので、別にこれにこだわる必要もないのかも。でも、やっぱり「金色の龍」は好きです。
3階では、中国的音楽を聞きながら、クルーズを楽しめます。
他の船。これは小さい方です。
写真ではこの程度ですが、実にきれいですよ。
3階のデッキで歌手の歌声を聞きながらこの夜景を見るのをお薦めします。
昼間はけっこう汚い部分もありますが、夜のライトアップは汚い部分が見えないので、よりきれいですね。
しかし、すごい電力消費です。
地球温暖化の天敵ですね。
もし、上海に行かれたらぜひ「ナイトクルーズ」を。
もし、ハワイに行かれたら「スリースターのサンセットクルーズ」を。
もし、エジプトに行かれたら「ナイル川クルーズ」を。
お薦めします。
いままでの経験でクルーズにはずれはありませんでしたよ。
出来れば、小さい船より大きい船をお薦めします。
大きい船はお値段も上がりますが、中でショーをしたり設備が整っているので、かなり快適です。
さて、ここまで書いてきて「こいつらご飯を食べてないんかい??」と思われるくらい食事の話題を書いてませんよね。
「食の中国」の話を期待されてる方もいらっしゃるかと思いますので、次回は「食」の話題で。
これまた、期待に沿って悪いのですが「た・い・へ・ん」
乞うご期待