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 上海旅行の記事一覧 

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尖閣諸島問題 

元々、中国に対してあまり偏見がなかった私たち夫婦ではありますが、最近の報道を見て、「中国ってどうよ」という疑問が生じてきました。

スケールの大きい世界遺産の多い中国、特に万里の長城は一度は見てみたいと思ってましたが、ここ最近の騒動で、ほとんど行く気が失せましたね。

そんな昨今、NHKのHiビジョン放送で「中国の名園紀行」という番組で「拙政園」をやってました。中国4大名園のひとつです。
ちなみに中国4大庭園とは蘇州の留園、拙政園、北京の頣和園、承徳の避暑山荘を言います。

この「拙政園」は上海旅行でハプニング旅行「蘇州」に行った時に入館した庭園だったんです。http://98765.blog.shinobi.jp/Category/11/#entry124
自分の旅行記を読むと「蘇州で見た庭園で一番美しかった」と書いてるので、自画自賛。お目が高い!!!(笑)

順番としては、この番組を見てから「拙政園」に行く方がグッドですが、まあ見逃さなくてラッキーと思うことにしました。

今回の騒動でしばらくは中国に行く気になれない(というか、介護でいけないけど・・・)ので、1年前に上海に行って蘇州に行っててよかったと実感しました。
蘇州でも上海でも、言葉がわからないせいかちょっとドキドキすることがあったけどその時は、後で考えると大胆だったな~行動している私たちです。

番組を見て思ったのは「やはり庭って、洋の東西を問わず癒されるな~」ってことですね。歴史を知ると、なお楽しいですね。


ところで、自分の上海のブログをついでに読むと、包丁事件がありましたね。
塔に持ち込んで、金属探知機にひっかかった話。
この包丁には「おち」があって、そんなに苦労して買って帰ったりに、超切れ味が悪い。
近所の生協メンバーは大の中国製品苦手人ばかり。
「なんで、中国製なんか買ってくるんよ。切れないに決まってるでしょ。日本製が一番いいのよ」とあきれ顔。

確かに・・・

でも、異国の物を現地の店で買うのが楽しくて好きなのよね~
解決策としては、もっと高いのを買うべきでした。
同じ店で買った「剪定鋏」はおねえちゃんが中国にしては高価なのを出してくれたので、切れ味抜群です。
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おねえちゃん、もっと中国にしては高い包丁を出してくれたらよかったのに。
おねえちゃん、私がバリバリ庶民顔してたから、安い包丁出したのね(笑)

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上海旅行日程 

2009年4月12日(日) ~ 4月15日(水)

JTB旅行社「旅のアウトレット」
4/12  広島発 12時40分
4/15  広島着 11時40分

・広島空港発
・49800円(朝食付き) 空港税が他にいります。
・往路送迎付
・復路自力で空港に行く
・海外保険はカード保険使用



中国を見よう!! その10・シノワズリ雑貨 

以前に「次回はシノワズリ雑貨」について。
なんて書いてから、なんやかんやで日にちが経過してしまいましたね。

 今回、上海に行く前からシノワズリ雑貨を買ってこよう決めてました。
シノワズリ雑貨とは、中国雑貨のことです。
中国製品といえば「粗悪」というイメージがありますね。
確かに、おみやげ用として、安価で雑にしあげている商品のイメージが強いと思います。

 私は今回、事前にJTBるるぶ(出た!!!)とネットで、上質なシノワズリ雑貨を扱っているお店を調べておきました。

最近の私の旅行のおみやげのテーマは「ブランド商品ではなく、その土地でしか買えない、普段使いにできる上質な商品」としております。

 ハワイでは、レスポートサックをアウトレットで安価に、しかもほとんど日本では見ない形のバッグを購入し、最近毎日の買い物に使って自己満足してます。
そう、要は自己満足の世界ですね。

「これが、好き」というのは、他の人がどう思おうが自己満足でよいんですよ。
でも、「これが好き」というのを見つけるのって難しいですよね。

 そんなこんなで、今回は上質の中国雑貨を見つけるのが楽しみでした。
まずは、蘇州で買ったバッグ。
ベージュなので、今からお買い物に持って行くのに最適です。
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蘇州の帰りに行った新天地(日本で言う白金台のような感じ)にお目当てのお店「ANNABEL LEE」があります。
 
写真を撮ってくるのを忘れたので、こちらをクリックしてお店の雰囲気を味わってください。
 
さて、いろいろ悩んでしまい、店内をうろうろ。
で、母と娘と息子の彼女と私に携帯ケースを買ったのですが、
これが失敗でした。
130元(1950円くらい)したのですが、可愛いと思って買ったけどよく考えると私自身携帯ケースはあまり使わないんですよ。
結局私はカード入れとして使用してます。
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これは、お気に入りの「ペンケース」です。

ほんとは「めがねケース」らしいのですが、ペンケースとして使える大きさ。
ファスナーの取っ手がキラキラして可愛いんです。
ボランティアのときや、絵の教室のときにこんなペンケースだとおしゃれ~
と自画自賛状態で買いました

これは、140元(2100円)くらいです。

中国製品にしては高いと思われるでしょうが、生地がシルクで刺繍も丁寧で、縫製もしっかりしてます。
中国人と日本人のデザイナーの共同制作で、このお店オリジナルの商品ばかりなんです。おそらく、欧米人・日本人・中国の富裕層をターゲットにしたお店なんですよ。
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これは、母に買った「めがねケース」ですが、使用することがないというので私が使ってます。軽いので、持ち歩くのに便利です。
 




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写りが悪いですが、これが私が一番気に入った物です。「バッグ」です。
普段に使うのに、おしゃれと思い買ってきました。
280元(4200円)です。
ほんとはもっときれいなブルーが気に入ったのですが、ついつい普段使うにはオールマイティの色が良いと思って無難に黒にしましたが、後で考えるとブルーでもよかった気がします。
当然ブルーの方が個性的でした。
 
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このバッグは展示してあるときに、ひとつの提案がされてました。

下の写真は「ナプキンアクセサリー」なんですが、それをバッグの飾りとして、取り付けてあったんです。

貝で出来ていて、中のブルーの石がポイントとして、素敵でした。


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そこで、その提案どおり、そのバッグとともに、そのアクセサリーも購入。
こんな感じにつけて使用するわけです。
このバッグは写真がでかいですが、そんなに大きくありません。

娘にみせると、携帯ケースよりこのバッグが欲しそうでした。
確かに、私もこのバッグの方がよいとは思ったのですが、その時に頭をよぎったのは

「娘も黒が好きだと思う。私も黒がいい。しかし、もし娘がいらないと言ったとき、黒が二つあっても困る。かと言って、ブルーを買うと使い道がせぱまるし、母はこんなバッグ持たないし・・・」ということです。

 でも、ブルーと黒を買えばよかったと反省。
私がブルーにしてもよかったんよね~
ついつい、無難にしてしまうから個性が埋没するんよね・・・
と帰国してから、後悔。
旅先の買い物って難しいですよね。
でも、どんな失敗があったとしても、やはりその地でしか買えない物を買うのは醍醐味。これからも、やめられない楽しみです。
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中国の商品は原則包装をしません。
でも、高いお店はちゃんと包装してくれます。


「どの包装紙がいいですか?」といろんな色を出してくれました。

自分用の物もありましたが、とても素敵な包装紙だったので、商品の数だけ包装紙をゲットしました

駄なこともいっぱいしたかも知れないけど、シノワズリ雑貨はひとまず満足してます。毎日に使っているので、幸せな気分です。



中国を見よう!! その9・危うく犯罪に手を染めそうに・・・ 

最近海外旅行での楽しみのひとつが「日常に使う物を贅沢に」をテーマにショッピングすることです。

 ハワイでは、ウォーキングの時のサンバイザー。
フラダンスの練習着(パオスカート・Tシャツ・レイetc)

 上海では、シノワズリ雑貨(中国風雑貨)

 以前のように旅行先でブランド品を買うことはやめにしました。
お金が無いというのも一因ですが、日本全体が裕福になったのか、わりとみんなが持っていて、個性がないな~と感じ始めました。

 32年前の新婚旅行にアメリカに行った頃は、私も若くて「ナニがなんでもヴィトン・セリーヌのバッグが欲しい」と思って、サンフランシスコでお店を回って買った記憶があります。
一人でなんとか英語で購入したのですよ。
人間の欲望ってすごいですよね(笑)
あの頃は、まだブランドに興味のある人が少なかったように思います。免税店で、オメガの時計も買って帰りましたが、その後二回も洗濯機で回してしまったんですよ。とほほ
一回目は分解修理に出しましたが、二回目は分解修理代が高いので、あきらめました。

 しかし、今の世は高校生でもヴィトンを持っている時代。
時代は変わりましたね~
だから、おばちゃんはブランドに興味がなくなりつつあるんですよ。

 そんなこんなで、上海に行ってもシノワズリ雑貨を求めて、主人とうろうろしていると、必ず「ヴィトンイラナイ? ロレックスイラナイ?」と写真を手にしたにいちゃん、おばちゃん、おっちゃんが寄ってきます。

 どこで、どうわかるのか、日本人はすぐ判別できるらしく、ものすごい人気者です(笑)
上海で一番の繁華街「南京東路」では、2メートルこどに遭遇
振り払うのが大変です。
本物だって買う気がないのに、偽物なんか買う気なんて、サラサラなし。

 で、いろいろ見ながら歩いていた時、いかにもチープな物を売っている店が目についたので「中国らしいじゃん。入ってみよ」と二人でいそいそ。

一階には、「誰がそんな物買うんかいな」と思えるような屋台の店っぽい代物が、どっちゃり。

見るだけなら、なかなか楽しい

エスカレーターがあり、地下もあるらしい。
主人と二人で「こんな店もなかなか面白いね」と言いながら、下る。

 地下は一階に負けない、ごちゃごちゃてんこもり。
シノワズリ雑貨がないかしら・・・
と、興味深々で見てまわる。

 「そういえば、台湾に行ったモンぽこさんが600円の靴を娘さんが買われて、履きやすくてとてもよかったと言ってな~」と思い出し、靴売り場に入る。
好みの金色のペッタンコがあったから、ちょっと履いてるみる。
脱いでみると、ゲッゲッ

「Tod's」と書いてある。

ひぇ~  うわさの偽物じゃん。
店のおねえちゃんが突進してくるので、慌てて去る。

 「ねえ、ねえ、ここって道で偽物を勧誘していたにいちゃんたちが連れて来たがった所じゃない?  わたしたち、連れてこられる前に自分たちで悪の巣窟に入ってきたんじゃね」と主人に。

 すぐ出ればいいものを二人は、懲りずにいろいろ見てまわる。
なんだか路地っぽいところにくると、そりゃあもう大変。
偽物ブランドがずら~り。
そして、おっちゃんおばちゃんが「ナニイル? ドレホシイ?」とわいのわいのやってくる。

そりゃあ、そうよね。

そこに来ているということは承知で来ていると思うよね。
買う気で来ていると思うよね。

 まあ、二人ともそんなことにくじけるタイプではないから、ノーノーと言いながらエスカレーターで地上に出ましたけどね。

 買う気がなかったはずなのに、しばらくすると
「偽物ってわかってて買うのもいいかも。
かなり安いんだから、ちょぃと一個でも買おうかしら・・・」
なんて気になりだしたんですよ。

 でも、結局「無駄な買い物はすまい」と心を入れ変えました。

 空港に書いてある言葉を思い出しました。
「偽物を売っている人は、間違いなく本物の犯罪者です」
なるほど、なかなかウィットにとんだ文章だよね。

 そして、次には
「そんな偽物を買うあなたも犯罪に加担したことになります」
とも書いてあります。

 ひぇ~
もうちょっとで犯罪に手を染めるところだったのね(笑)
さて、明日は買ったシノワズリ雑貨についてのお話です。



中国を見よう!! その8・言葉の壁は食事の壁 

 上海蟹は11月くらいが一番美味しいらしく、今の時期ははずした方がいいみたいです。

 どこの国でも同じだと思いますが、食べ物は注文が難しい。
何故なら、文字がわからないからメニューをみてもチンプンカンプン。
実物の模型があっても味がわからない。
使っている食材もわからない。

 ※小吃は、初日にショウ萬生の「生煎」を食べましたが、中国人が食べているものを見て、指差し注文でゲット。
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これは8元(120円)





※次に初日の夕食です。南京東路で刃物の買い物をし、外灘のナイトクルーズを降りて9時を過ぎていたので、時間的に遠くに行くのがむずかしい。

で、JTBるるぶ(また、これかい!!)の地図には載ってるが、取り上げていない店が3軒ならんでいるんですよ。
なぜ取り上げてないか、見て納得。
 
町の食堂なんです。
おしゃれな外灘の一本入った路地は、庶民の町なんです。
どの店も町庶民的。
その中でもまあまあなこの店にしました。
中華のファーストフード風です。
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24時間営業ですが、夜の9時なので、外人ばかり。
白人3人と、クルーズで同じ船だった、香港の人らしき中国人。



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注文は、右のカウンターでします。前払いです。
カウンターの後ろにはメニューと値段がずらっーと書いてあります。しかし、中国語なんよね~
なんとか、わかる文字を探す。

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私は好きな「米粉面」に決定。

ビーフンです。前後にいろいろ書いてあったけど、この文字だけを頼りに注文。



正解でした。
量がどっちゃりなので、一瞬ドンビキしますが、食べると美味しい。
なにより、青梗菜好きの私にはたまらない。
ものすごい量の青梗菜
これから先、生野菜が食べれないのでラッキー。
これで10元(150円)です。
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主人はやはりわかる漢字で好きなメニューといえば「炒饭」そう、チャーハン。
「牛肉炒饭」みたいな文字で決定。

出てきたときは、ちょとグロクてこれまたドンビキ。
しかし、一口食べると「うまい!!!」と主人。
私もちょっと食べたけど、野菜がないので面白くない。
主人は野菜に魅力を感じてないので、とても好きなチャーハンだったようです。
これで12元(180円)です。

ちなみに、主人はビールも注文。
青岛(チンタオ)ビール 7元(105円) 安い。

 写真を撮り忘れましたが、蒸篭に入った小龍包が8個で10元(150円)

 夕食代 合計 39元(580円)
しかも、食べたいものが食べれたからぐ~

 ※二日目・三日目の朝ごはん

ホテルのブッヒェスタイルでした。
わたしたちの泊まった九龍賓館は欧米人の利用が多いので朝食はぐ~

いつもカメラを忘れてしまって、写真なし。
モアナサーフライダーの朝食(一人3000円)まではいきませんが、かなりそれに近いものがありました。

卵も「目玉焼き」と「オムレツ」をシェフが目の前で作ってくれます。
パンもいろいろな種類があり、トーストもできます。
中国の朝食「お粥」も三種類くらいあり、巻き寿司にお味噌汁もあります。
サラダ・惣菜・デザート・フルーツもかなりの種類あり。
ヨーグルトも無糖・加糖があり、日本のものと変わりない味でした。

※二日目の昼食in蘇州

これが、大変。

事前の計画では、「世界ウルルン滞在記」で紹介された、
蘇州の有名なラーメン屋さん「同得興」Tong De Xing
に行く予定だったんですよ。

 拙政園と獅子林を見た後、白タクおばちゃんズの後遺症か、疲れてしまって思考回路が壊れてしまったみたいで、「どこでもイイヤ」みたいなったんですよ。

 おそらくタクシーに乗って探す元気がなかったのね。とほほ
で、歩きながら目に入った店に入ったんですよ。
っていうか、他に店無いし・・・

 ピンクの看板の上の部分にランチメニューのようなお得ななのが書いてあるんですよ。

 1なんちゃら・2なんちゃら・饭・汁    6元
みたいな。
 
勝手に「1前菜・2おかず・ご飯・汁    6元  
と翻訳。
 
前菜・おかずの数が増えると値段が8元、10元と変化する。
と翻訳。
 
よし、これにチャレンジ!!!
と入ったのですが、これが意思の疎通がとれない。
 
「Can you speak English?」
「ノー」と、きたもんだ。
なんとかメニューはゲットしたが、写真なし。
漢字小さい。
まったくお手上げ。
 
相手は、何かわたしたちが食べたいものがあって来ていると思っている。
どうも日本人なので「チャーハン」を食べたいと思っているらしい。
どの日本人も困ったときの「チャーハン」頼みしているのね。
それも、わかるな~
 
しかたないので、表に連れて行って、あの看板を指差す。
すると、中国語で説明するんよね。
「わかるわけないじゃん」
ここで、看板交渉決裂
 
次は、指差し注文にトライ。
違う席の推定、ランチを食べていると思われる中国人のと同じでいいと意思表示する。
 
すると、ここのお店の人は親切なんだか、余計なお世話なんだか、その食べている物がなんであるか単語で説明する。
 
どうも、豚の骨だとかなんとか。煮込んであるからよくわからんのよね。
「豚の骨」だとか言われると、ホルモン系もありうるとドンビキ。
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まあ、お店の人も「こんなん頼んでない!!」と言われたらいけないので、親切に教えてくれたんだけど、ますます食べたいものから遠のく。

 

そこで、JTBるるぶの「指差しオーダー表」というのをおもむろに取り出す。
別にこの表に食べたいものが載ってるわけじゃないけど、なんとかなるかと思って・・・ 
しかし、チャーハンくらいしか参考にならない
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こうなると最後の手。「炒饭」しかありません。
で、右のページの「上海炒饭」を頼むと、「ないない」と言います。
そして、左のページの「揚州炒饭」を指差して「あるある」と言います。
違いがよくわからんが、ひとまず「揚州炒饭」をオーダー

4da3fc9a.gif 昨日の「牛肉炒饭」に比べるとオーソドックス。
かなり日本の炒饭に似てました。
ある意味、インパクトがないな~


ところで、このお店ってびっくりなんよ。テーブルの上にテーブルクロスがあり、その上の薄いビニールが敷いてある。
そして、食器も全部ビニールでコーティングしてあります。
衛生的のアピールかしら・・・
わたしたちの「炒饭」はこの食器を使わないで、普通のお皿でした。
なんか、よくわからんお店でした。

でも、みんな親身になってくれたから嬉しかったです
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ここは、頼んでないのにお茶が出てきて、二人で40元(600円)

※二日目夕食in「新天地」

ほんとは、南京西路の「呉江路」の屋台で食べたいと思ったのですが、上海は今都市再開発で、屋台をどんどん撤去しているんですよ。

ですから、「呉江路」の屋台というのは消滅したらしいんです。

 というこで「新天地」に行きました。
蘇州から上海に帰り、蘇州とは真逆の「最旬的、上海探訪」です。

ここは、日本で言うと「原宿」
日々進化し、新しい流行を生み出している街。

上海特有の石庫門建築をリノベーションしたレンガ造りの建物が並び、オールド上海を彷彿させるムードが外国人に人気らしく、最旬のグルメ・雑貨・モダンアートが楽しめる複合商業エリアです。

 いろんなレストランでJAZZ・ブルースなどの生バンドを入れてます。

イタリアン・フレンチ・ドイツ料理などいろんな国の食も楽しめ、目移りしてしまいましたが、主人が一言「肉を食いたい」と。

 お肉の3店のどれにするか、悩む。
で、ドイツ系のお店に決定。
決定理由は「一番混んでいるから」

そう、悩んだときは混む店にするのが鉄則です。人気の店なら大丈夫
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生バンドは、何故かフィリピン系の歌手とバンド。
店内は外国観光客でいっぱい。



二階もあり、かなり盛況。d199ff31.gif







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パンとビールが先にやってくる。
パンとビールの間にあるのは、何かの肉の脂肪でできたパンにつけるもの。
 
これは、口に合いませんでした。



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ビールも入れて、二人で 531元(6970円)
上海にしては高額ですが、満足。





※三日目の「小龍包」


上海に行ったら、ぜひ一度は食べるべきと言われている「南翔饅頭店」
ものすご~く期待していのですが、ちょっと・・・

ジュワーっと出てくるはずの肉汁が少ないんですよ91a26071.gif

 

 

これで12元(180円)





※三日目の昼食
ほんとは、衡山路の京翅坊で、「ふかひれが味わえるランチセット158元」を食べに行く予定でしたが、主人が体調を崩し「あまり遠くに行きたくない」というのであきらめました(くそ~、軟弱者め)
すっごく私は行きたかったのです。
 
そこで、主人のおなかが回復したところで、昼食。
東方明珠塔の近くの屋台となりました。とほほ
 
この店は全部見本があるので「ラッキー」と思ったのですが、落とし穴が・・・
ラーメンっぽいのでも、3種類くらいあるのですが、上に乗ってる肉がどう違うのか、わからない。スープの味がどう違うのかが、わからない。
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二人でさんざん悩んで、注文しました。

 


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こんな感じのところで食べます。潔癖症は無理かも(笑)



で、結局なんの味かわからないラーメンと、いつもの「焼飯」

 このラーメンは、中国にきて初めて「これ、私ダメ。
苦手な香辛料がある」となりました。
いままで、どれも大丈夫でしたが、独特の香辛料を感じました。

その反対で、主人は「最初、疑問の味だったが、お肉を混ぜて食べると不思議にすごく美味しくなった」と絶賛してました。

 「焼飯」は青梗菜がたくさん入っていて、私好みでした。かなりの量でしたが、一人でペロリ。いままで食べた「焼飯」の中で一番美味しかった。644f9428.gif

ラーメン20元(300円)  焼飯25元(375円)
外にしては、少し高いね。


※上海最後の晩餐

上海雑技団を見て、新天地か外灘のJAZZの生バンドのお店でディナーする予定が・・・
「予想外に疲れた。明日は5時起きだし、ホテルの近くで食べよう」
と主人が予定を崩す。
くそぉ~
最後の晩餐だから、美味しいものを食べようと思ってたのに・・・
昨日のランチからの恨みが再燃
で、ホテルに帰ったら「もう遅いし、近くのコンビニで買って帰ろう」
「えっーーー!!!」

と思ったけど、ホテルの近くで食べるのも気が進まなかったのでOKとばかりにコンビニに。

 7e4b5660.gif初上海コンビニ体験
主人はこの3日間で通ってたみたいです。

しかし、いざ行くと食べれるものないね~
結局、これだけ買い込んでみました。

 

で、ホテルに帰ったら「もう遅いし、近くのコンビニで買って帰ろう」

「えっーーー!!!」

と思ったけど、ホテルの近くで食べるのも気が進まなかったのでOKとばかりにコンビニに。

 初上海コンビニ体験
主人はこの3日間で通ってたみたいです。
しかし、いざ行くと食べれるものないね~ 

結局、これだけ買い込んでみました。

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カレーだと思っていたものはカレーではなく、魚肉ソーセージは中国特有の味だし。唯一、ヨーグルトだけはホテルの朝出るのと同じだったので、安心して食べれました。



これ全部で44元(660円)
多すぎて、たべきれませんてした。
しかし、最後の晩餐がこれだなんて、わたしたち夫婦も「詰めが甘い」



中国を見よう!!  その7・上海必見「ナイトクルーズ」 

今日は、きれいな話です

いい加減中国の「影」の部分を語りたおしたので(まだまだ、あるぞよ)、この辺りで良い話もしておかないと中国に悪いもんね。

 ※外灘(バンド)という地区があります。

租界時代(アヘン戦争で中国が敗れてから、上海はいろんな国の統治になります。その時代を租界時代といいます)の歴史建築がずらりとならぶ風景は上海の古いシンボルです。
黄浦江という川をはさんで外灘の対岸にあるのが浦東です。
浦東には、近代的摩天楼が数多くあります。

 この外灘と浦東のビルはライトアップされ、香港の夜景が100万ドルなら、上海の夜景は1000万ドルと言われてるんです。自称でしょうけどね(笑)

 夜に船で両岸(外灘と浦東)のライトアップを楽しむのが「ナイトクルーズ」です。

 これは、JTBのオプションにもあり、当然JTBのおねえちゃんに初日に勧誘されました。しかし、「こちとらにはこちとらの計画ってもんがあるんでぇ~」
とばかりに、丁重にお断りしました。
なんのことはない、高いオプションがイヤなだけでして・・・

 到着した日、そう上海博物館に行けなかった日です←いやみ??しかし、怪我の功名というか、上海博物館に行けなったため、時間が1時間30分くらい早く外灘に着いたのは、ラッキーでした。

 最初の予定では、7時30分くらいから、ナイトクルーズのチケット売り場を探す予定にしていたのですが、実際に歩いてみると、これまた外灘が長い。
道を工事しているので歩きにくい。車と道が接近してるから危ない。

以上の理由から暗くなった道を歩きながら、チケット売り場を探す計画は無理だとわかりました。

 私は下調べの段階で、「龍がくっついた船」に乗りたかったのです。どうも、数社の船会社があり、ひろ~い外灘で自分の好きな会社の船に乗るのはなかなか難しいみたいです。しかも、乗船の時間で船も違うし。

要するに、自分が乗りたい時間に乗りたい船をゲットするのは、なかなか大変だということです。事前にわかってはいたのですが、実際にはほんと大変でした。

 外灘の川べりは人・人・人。
そこに、勧誘のにいちゃんが来ます。

「フネノル?」

そう、確かに船には乗る。だがしかし、ほったくりの船には乗りたくない。

そう思って、にいちゃんを除けようとするが、けっこううまくついてくる。

「コノフネノル?」と、写真を見せる。

 げっげっ、なんと私の乗りたい「龍がくっついた船」じゃん。

「おぬしやるな~、こちとらのツボを抑えてるじゃん」と心の中で思いながらも、その手にはのらん。

とばかりに自分でチケット売り場を探そうとするが、みつからん

 なんか、人・人・人でわけがわからん。
見ていると、けっこうみんなそこらのにいちゃんに連れられて行ってチケットを買ってる様子。
疲れてしまったので、ひとまずチケット売り場に連れて行くというのでついて行ってみた。

 「一人100元ネ」とチケット売り場のおばちゃんが言う。
ネットで調べたとき、70元だったような気がしたが、このネットの情報もわかりにくいので、観念してそこでチケット購入。
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この写真の右下の龍が前に二頭くっついてる船です




帰りにいろんなチケット売り場がありましたが、すべてこの船は100元でした。

おそらく、各所にあるので、競争で客引きをするだけで、値段はどこも同じです。すぐ「ぼったり」だと思い込む失礼なわたしたちです。
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乗ってしまうと逆に「龍」は見えないので、別にこれにこだわる必要もないのかも。でも、やっぱり「金色の龍」は好きです。

 



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こんな階段です。中国的よね。





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3階では、中国的音楽を聞きながら、クルーズを楽しめます。
かなりの声量の歌手で、なかなか良かったです。





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外灘側





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外灘側






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他の船。これは小さい方です。
どの船もライトアップしてます。




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浦東側。
シンボルの東方明珠塔が左端です





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写真ではこの程度ですが、実にきれいですよ。
3階のデッキで歌手の歌声を聞きながらこの夜景を見るのをお薦めします。
昼間はけっこう汚い部分もありますが、夜のライトアップは汚い部分が見えないので、よりきれいですね。

しかし、すごい電力消費です。
地球温暖化の天敵ですね。
 もし、上海に行かれたらぜひ「ナイトクルーズ」を。
もし、ハワイに行かれたら「スリースターのサンセットクルーズ」を。
もし、エジプトに行かれたら「ナイル川クルーズ」を。

お薦めします。

いままでの経験でクルーズにはずれはありませんでしたよ。
出来れば、小さい船より大きい船をお薦めします。

大きい船はお値段も上がりますが、中でショーをしたり設備が整っているので、かなり快適です。

 さて、ここまで書いてきて「こいつらご飯を食べてないんかい??」と思われるくらい食事の話題を書いてませんよね。

「食の中国」の話を期待されてる方もいらっしゃるかと思いますので、次回は「食」の話題で。

 これまた、期待に沿って悪いのですが「た・い・へ・ん」
乞うご期待



中国を見よう!! その6・蘇州で中国の広さを実感 

※その4で蘇州駅での「おばちゃんズ+おっちゃん騒動」を書きましたが、その時にレンタサイクルで回る気だったと書きましたよね。

おばちゃんズの言ってのは正解で、誰一人レンタサイクルで回ってる人なんていません。
っていうか、レンタサイクルでは無理です。

 その5で、タクシーの運ちゃんが間違えているのではないかと思うほど、地図で感じる距離感とちがって、蘇州の町も広い!!

主人曰く「おまえ、レンタサイクルで回ってたら、大変なことになってた。ある意味白タクより悲惨で、新幹線の時間までに帰れなくて大変なことになってたぞ」

確かに

 「時間に間に合うことが無理というより、どこも見れないまま、蘇州駅に引き返して、単なる゛大陸をサイクリングした゛ということになってかもしれんねと私。

 「おまえ、津和野くらいの感じで思ってたんだろう」

 「そうよ、だってJTBるるぶにも゛レンタサイクルが便利゛なんて書いてあるから、こんなに広いとは思わなかったんよ」

 しかし、標識も全然わからないし、レンタサイクルなら陸上遭難じゃったわ!!

 ※山塘街で、ちょっと疲れた私たちはお茶をすることに。

いつもそうなんだけど、この「お茶」でもめる。
私は「お茶」が大好き。中国のお茶・緑茶大好き。
主人は「お茶」と書いて「珈琲」と読む人。
ゆえに、山塘街でも中国茶の老舗があっても、当然珈琲を探して歩く。

 山塘街を少し出ると、なんと繁華街。
結局「マクドナルド」でお茶をすることに。
小腹もすいていたので、コーラとポテトに。当然日本と一緒ね。

主人は当然珈琲よ。
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お茶をしながら二人で協議し、地図を見ながら蘇州駅まで歩いていくことに決定。




えっ? 広さに懲りたはずだから、歩くのはおかしいって?

 確かに。ただ、時間が中途半端だったんですよ。
タクシーで、行くと早く着きすぎ。蘇州駅の回りはなんにもないんですよ。
普通駅前ってにぎやかですよね?
蘇州駅はにぎやかなのは白タクのおばちゃたちだけで、建物はいっさい無し。
ということで、「蘇州を見ながら行こう!!」

なんて、のんきな二人。
これまた、大変だったんですよ。
学習しない二人ですよね。
でも、終わってみると、なかなか面白かったんですけどね。

ところで、道を歩いていると、庶民の暮らしのお店が。

惣菜屋らしいけど、なんとアヒルとか鳥とか、かなりグロイ形で煮込まれているんですよ。ひぇ~
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お店のある小さい道を過ぎ、大きな道に出ると道路は広い。

でも、中国の道は車のためにあるようなもので歩行者には辛いところが多い。
特に今は万博を前にして道路拡張工事が多い。歩道がない。
ひろ~い大地に道だけがあり、回りに見るべきものがない時間が20分くらい。
そんな道はながく感じますね。
「二人で、遠いね~  ほんとに駅があるのかしら」と超不安
30分くらい歩くとやっと建物がある場所に。
博物館みたいなところですね。
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005.gifやっと、蘇州駅が見えてきました。ちょっと安心






しかし、蘇州の道路は日本では考えられないことになっているんです。
大きな、しかも交通量が多い道なのに、信号がないのです。

 蘇州は田舎なのに、道だけは都会並みのでかさ。
なのに、信号機はないんです。とほほ

 考えてみてくださいな。
日本で交通量のない4車線の道路を右・左見て渡れますか??

下の写真だけ見ると「大げさな~、そんなに通ってないじやん」と思われるかもしれませんが、それは私の写真の腕が悪くて臨場感が映し出されてないんですよ。

 ほんと、怖いんですよ~
中国人についていかないと、どうにもなりません。
これはもう、白タクの恐怖を超えますよ。
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無事駅前に着きましたが、午後5時なのに、この混雑。

朝の様子とほほ同じ。
多いでしょ??


来た時同様、1等(グリーン)の待合室に行くのですが、これがみつからない。
何度も行ったり、来たり。
やっとありました。
写真がないのですが、門構えがあり、「VIPなんちゃら」と書かれているんです。
VIPですよ。VIP。
で、中に入るときれいなお部屋にゆったり。
格差社会なんですよね、中国って。
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これが、中国の新幹線です。




「蘇州」で、いろんな体験をしました。

上海の駅に人が多いのは都会だから理解できるのですが、田舎の蘇州駅に観光客以外にあんなに人が多いことに驚かされました。

やはり、人口に対して電車の本数が少ないのでしょうか。

 そして、中国の万博にむけての工事ラッシュ。
道路は大きくて素晴らしいけど、車優先でまだまだ信号とか歩道が行き届いてませんね。

 そして、交通手段の安さ。
新幹線が30分の距離だと1等(グリーン)車で、31元(470円)です。
蘇州のタクシーは初乗り10元(150円)で、ほとんど10元ですみます。



中国を見よう!! その5・蘇州no-3「観光地の光と影」 

いよいよ世界遺産の蘇州の庭園。

タクシーを降りた場所から石畳が続き、蘇州博物館・拙政園・獅子林と続く。

蘇州の庭園は美しく「蘇州の光」の部分ですね。
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「蘇州博物館」は休館
今回の旅行はとことん博物館に縁がない。
この博物館は世界的建築家イオン・ミン・ペイによるモダン建築らしい。
見れなくて、ほんと残念

「拙政園」
入場料50元は「高っ!!」と思ったけど、中に入って納得。
蘇州で見た庭園の中で一番美しかった。入場料も一番高かったけどね
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同じく世界遺産の「獅子林」
入場料は20元。
ここの庭園は太湖石が林立した庭園
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拙政園・獅子林のある地区からタクシーで山塘街に行く。
いつもどおり「山塘街」と書いた紙をタクシーの運ちゃんに見せる。
ところが、この間の距離が地図でみると、案外近いのに、タクシーでなかなか着かない。
 
ちょっと不安になったわたしたちは
「運転手さん、勘違いしてるんかもしれんね。山塘街に行きたいんだけど、どうもこんなに走るってことは寒山寺と勘違いしたのにちがいない。」と地図をみながら、こそこそ話す。
 
そうこうしていると、寺のようなものが見えてくる。
「やっぱり、寒山寺よ。寒山寺は見たいと思ってたけど、遠いからあきらめてたけど、タクシーの運ちゃんが勘違いして連れて来てくれたのは、怪我の功名と思って観光しよう」
と、腹をくくる。
そして、到着。
 
なんのことはない、ちゃんと「山塘街」じゃん
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運ちゃんが、「ここがそうですよ」みたいな顔をしてわたしたちを見る。
どうやら、こそこそ話して不安そうにしていたわたしたちのことを見ていたようだ。申し訳けございません
何もわかってないのに、したり顔で地図を見て「寒山寺」と勘違いしているときめつけてしまって・・・   ほんと、ごめんなさいね。
 
で、ここが「山塘街」です。
明清代には蘇州一の繁華街。山塘河に沿っている。
09.gif010.gif運河を遊覧する船が出ている。



「観光地蘇州の影」
山塘街の中は商店街がならび、にぎやかだが、あえて路地に入ってみた。
路地に入ると庶民の暮らしが見えてくる。
表の賑わいと異なり、観光客は誰もおらず、地元の人すら歩いてなくて、ちょっと不安。
011.gif012.gif魚などは、たらいのような物に生きたまま
陳列して売られている。
おそらく、川魚のようだ。はみ出て死んだ魚もそのままにしてある

時々、中の様子が見える家もあり、見るでも見ると麻雀をしている家もかなりある。お昼の二時くらいに、中年がわいわい楽しんでいる。

麻雀好きの私としては、うらやましい。

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山塘街をぬけ、蘇州駅に向かう道にも「影」の部分が多く見られた。

道路工事がさかんに行われ、再開発しようとしている地区の家はかなり老朽化している。戦後の日本のような感じである 

今回は「蘇州の光と影」を取り上げましたが、上海はまさに「光と影」の構造です。どこも、近代化されているすぐ隣には、まだまだ生活水準の低い庶民の暮らしがあります



中国を見よう!! その4・蘇州no-2 

蘇州駅のホームは驚くほどなが~い
歩いても、歩いても改札口にならん。
そんな中、タクシー運ちゃんらしき人が声をかけてくる。
まだ、改札を出てないのに・・・  どうやって入ったん???
当然、何を言ってるかはわからん。

しかし、手に蘇州の観光地の写真が9枚くらい貼って15元と書いてるカタログを持ち、わたしたちにアピールする。

 「タクシー、タクシー15元」

 えっ?? 全部回って15元とは、安い。
と思ったけど主人が「ノーノー」と手を振り断る。

 事前の計画では、レンタサイクルで蘇州を回る予定。
これは「JTBるるぶ」で「繁華街は入り組んだ道が多い蘇州では、自転車が役に立つ」と書かれていたのを参考にした私の案。

 改札口を出ると、ものすご~い人・人・人。
月曜日の11時ころに、なんでこんなに人がいるのだ?
しかも、観光客は少ない。一般の人がなんでこんなに多いのか???

わからん。

臨時のテントの待合室にも列車を待ってる人・人・人。
そして、今着いた人・人・人

 そんな中でも、日本人というのは即わかるらしく、勧誘がやってくる。
振り払っても、振り払っても、超人気者のわたしたちに中国人が押しかける。

まあ、目的地に向かって突進すればそんなに人気者にならないんだけど、レンタサイクルを求めてきょろきょろするから「葱しょった鴨」状態。

 大概の中国人が「ワタシ、トモダチ」と声かけてくる。
「なわけねえじゃん」と暴言吐いても大丈夫。言葉がわからないから(笑)
「ナニサガシテル。ナニイル」としつこくやってくる。
行ったり来たりするうちに勧誘業者から聞き出したことは、

 1・乗り合いタクシーで10人くらい同乗で名所を8ヶ所くらいまわって15元
 これは、ガイドが中国人。

2・タクシーを半日チャーターで80元

3・タクシーを一日チャーターで100元

 どう考えても、中国人との乗り合いで15元は無い、と勧誘業者も理解し、これはあまりしつこく言ってこない。

 で、最終的なつわものおばちゃんズ(2人かがり)登場。
「わたし、トモダチ」出た、出た
「I can speak English.」ときたおっ、新しいフレーズだ。
「ソシュウマワッテ100元、OK?」
そこで、英語が話せるというので主人が英語で質問すると
「???」と会話成立せず。
なんのことはない、英語は私程度しか話せない。

私程度では、「I can speak English. 」とは言えねぇんだよ

 このおばちゃんズに身振り手振り簡単な英語で
「わたしたちはレンタサイクルを探している」と伝えると
身振り手振り簡単な英語で
「レンタサイクルはない」と言う。
確かに、レンタサイクルは、どこにもみかけないので
「じゃ、タクシーで行こうか」と私。
「あんなに長い行列で待つのは大変だぞ」と主人。
確かにタクシー乗り場はすごい行列。

 その様子を観察していたおばちゃんズ、すかさず
「ソシュウマワッテ100元」と勧誘する。
ここは、値切るしかないと思い
「あっちでは、80元だったよ」と言うと
「80元、オールドタクシー、100元ニュータクシー、グッドネ」と言い、身振り手振りで80元のタクシーがいかにボロであるかアピールする。

 なんだか、めんどくさくなったから「100元のに乗る?」と主人に聞くと、「仕方ないな~」と返事。
おばちゃんズに連れられて、自称ニュータクシーの前に行く。

 どこが、タクシーなんじゃい

ものすご~く、ぼろいバンの車なんよこれがニュータクシーならオールドタクシーってのは、どんなんじゃい

ありえ~ん。

 「これタクシーじゃないじゃん」と言うと
「ノーノー、これタクシー」とおばちゃんズが言う。
なんだか不安になりつつも、運転手のおっちゃんに
「Can you speak English?」と聞くと
「I can speak English」と答える。
ちょっと話がおかしいな~
と思いつつ、めんどくさがりの私は「えいっ!」と乗っちゃいました。

 ところが主人が「これは、やばい。降りなさい」と言うんです。
確かに、私もやばい匂いがしたので、あわてて降りたんですよ。

 おばちゃんズたちが、なんでやめるのか?? みたいな顔してるから
「これは、タクシーじゃないじゃん」英語で言うと
「ワカッタ」とばかりに、おっちゃんを連れてくる。
そのおっちゃんが「ワタシ、タクシー」とのたまい、タクシーを見せる。

 大概にしろ!!!
って感じですよね。
最初からタクシーで100元ならタクシーに乗せればいいのにどういうこと

 おばちゃんズ+おっちゃんをふりきって正規のタクシー乗り場に並ぶ。
おばちゃんズ+おっちゃんが「ワタシ、タクシー」「ワタシ、タクシー」と追いかけてくるが、もう信用できない。

 主人が「あれは白タクだ。もうちょっとでうっかり乗るところだった」と反省。
「あっ、思い出した。ネットで調べたときに、上海の駅とか空港でタクシー乗り場が混んでいても、絶対白タクには乗ったらいけない。と書いてあった。うっかり忘れてた」と私。

確かに、100元で契約しても、口約束だから後でもめる可能性あるもんね。メーターも無いわけだし。メーターのないタクシーは絶対乗るなと書いてあった。

 なんだかんだ言っても、最後の詰めが悪い私です。
とっとと乗ったのは私です。
乗ったらいけないと決断したのは主人です。

今回は主人に助けられました。とほほ

 タクシー乗り場で待ちながら
「レンタサイクルを探してうろうろしたり、おばちゃんズと値段交渉したりした時間は、列車を降りてすぐタクシー乗り場で待つ時間より長かったと思う。無駄なことに時間をかけてしまった」という反省。

 でも、難なく終わったので言えるのだけど、こんなこともフリー旅行でないと味わえないことだから良しと思うのは、私が能天気なせいでしょうね。

 結局蘇州駅から世界遺産の拙政園まで10元、次の山塘街まで10元、計20元でした。ほんとは帰りに駅まで使えば(私たちは歩きましたが)もう10元いるので、最低30元ですね。

半日しか滞在時間がない場合、30元のタクシー代くらいなので、100元でチャーターする必要はないです。

中国語で説明してもらってもわからないし、自分たちのペースで回る方が気が楽ですしね。

 たくさんの庭園・寺を回りたい場合は案外100元チャーターも悪くないかもしれません。ただし、100元以上を請求されない場合です(笑)

 上海でいろんな勧誘のおっちゃん・おばちゃんを見てきましたが、そんなに「ぼったくり」でもない感じです。
言葉が通じなかったり、状況がよくわからないので不審な色眼鏡で見てしまいますが、案外大丈夫な気もします。

 でも、やはり白タクは避けた方がいいとは思います。



中国を見よう!! その3・蘇州駅no-1 

せっかく旅行するなら世界遺産が見たい私。
せっかく中国に行くのだから弾丸列車に乗りたい主人。

 上海には世界遺産がなく、蘇州には9ヶ所世界遺産の庭園があります。
そして、蘇州には弾丸列車が止まるのです。

 というわけで蘇州行きは広島にいるときに決定したのですが、この「蘇州の旅」が今回の旅行の中でも一番の「おもしろい」「大変」「危ない」「中国らしい」の要素てんこもりでした。

 日本で申し込んだ時、新幹線の切符が10時過ぎのしか入手できなかったので、朝がたっぷり時間があり、タクシーで行くつもりの私に対して、主人が地下鉄で行くことを提案してきた。

 ホテルから上海駅までは7キロくらいあるが、中国のタクシーは安い。
おそらく駅まで乗っても30元(450円)くらいである。

 タクシーについても事前に調べておいた。安心なタクシーとやや怪しいタクシーがあるらしい。会社名と色をチェックすれば大丈夫。
実際3日間ほとんどタクシーを利用したが、全部大丈夫だった。

あまり悪質なタクシーはいないようだが、最初慣れるまでは注意はした方がいい。タクシーにはレシート発行機がついてるので、必ずレシートをもらうように本に書いてあったけど、慣れてきて正当な料金と判断できるようになったら、レシートをもらわなくなった。

 というわけで、タクシーで全然問題ないのだが、主人は今回の旅行では「中国のいろんな乗り物にチャレンジ!」を目的としているらしく、時間に余裕があるので地下鉄となったわけだ。

 ホテルから地下鉄の駅まで500メートルという地図の表示をみて、まず徒歩で地下鉄駅に向かう。これが、大変。
なぜなら、小さい道はわかりにくいので、大きい道で行くことにした。

ところが大きい道は、かなり遠回りしていて、結局1キロくらい歩いてしまうことに。しかも、今の上海は万博にむけてどこもかしこも工事中。

駅まで人に筆談で聞きながら行くだけでも大変。

 やっと、地下鉄の駅に到着。
発券機を発見。
さて、買い方がわからない・・・
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日本語表記などなく、機械に何度かチャレンジするものの、うまくできない。
窓口があったので、そこに助けを求めると、ちゃんと使い方を教えてくれた。


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ホームに下りると、広島のアストラムラインと似た作り。
列車が来るまでゲートがしまっている。
 




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地下鉄上海駅と新幹線の駅は当然離れている。
しかし、表示をたどって行くと、なんとかなる。
やはり、漢字だとなんとかわかるので嬉しい。
 
ただ、日本の漢字と今の中国の漢字はちがっている。
日本にはかな文字があるので、ややこしい漢字もそのままつかっているが、中国は漢字だけなので、漢字を省略した漢字が今の文字になっている。
 
たとえば、上海駅→上海站
まあ、それでもなんとなく感じはつかめる。
 
さて、いよいよ新幹線の待合室へ。
その待合室に入るためには、空港のような荷物検査と金属探知機のゲートをくぐらないといけない。厳しく、めんどくさい。
中国の新幹線は必ず待合室で待ってホームに行くようになっている。
この待合室も1等(グリーン)と2等では、場所が違う。
切符の値段が10元(150円)しか違わないので、わたしたちは1等にした。
後で、それがどれだけ重要だったか気づかされる。

写真を撮るのを忘れたのが残念だが、この待合室はかなりきれいである。
中央にグランドピアノがあり、ソファーもゆったりはしている。
 
さて、ではいったいホームに行く時間はどうやってわかるのか疑問に思ってたら、電光掲示板に指示がでる。
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これだけだと、わけがわかりませんよね。
大丈夫、この次に同じ内容が日本語・英語表記されます



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待合室の中の看板。絵文字と漢字と英語でわかりますね。

 



 電光掲示板に指示が出たら、エスカレーターでホームに出ます。

歩いている途中で、2等に乗る人々と合流するのですが、これが「わいのわいの」とすごい人数が出てきます。

1等の人数からは想像できない人数で唖然とします。
中国は人口の多い国だと実感した瞬間です。

そして、1等にしておいてよかったーーー!!!

 はい、1等の車内です。
日本でグリーン車なんて乗らないので感激です。
広々としてます。しかも、何故かペットボトルのお水が1本サービスです。
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※30分したら蘇州駅到着

ホームがなが~い。

ここでも、中国の広さを実感。駅舎までがとお~い。
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で、歩きながら隣のホームをみると、またまた「わいのわいの」と上海行きの列車に乗る人たちが歩いている姿発見。
蘇州って、田舎なのに、なんであんなに人が列車に乗るんだろうと不思議。
平日の昼間なのに。
都会ならまだしも、蘇州のような田舎でもこれだけの人が移動するってことは、やはり中国は人が多いと実感。
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しかし、人の多さに驚くより、もっと大変なことが蘇州駅で待ちかまえてた~

これは、この旅行でも一番のおもしろい、いや大変、いやおかしい、出来事だったかもしれない・・・

 長くなるので、それは次回に。



中国を見よう!! その2・買い物天国and地獄 

※張小泉刀剪総店の買い物天国

 「JTBるるぶ」ご推薦の「杭州生まれのハサミの名店」

約345年の歴史を誇るハサミの老舗で乾隆帝に献上されたこともある。中国包丁から家庭用ハサミまで扱う商品もいろいろ。
とあるので、絶対買いたいと挑む。

商品はすべてガラスのケースに入り、店員と対面方式で、見せて欲しい商品を指差す。店員は日本語は全くわからにない様子。

英語もほんの少ししかわからない様子。
こうなったら、ほんの少しの英語とジェスチャーと筆談で勝負である。
しかし、まず一番の敵は中国人の客。
みんな買う気まんまんで、ケースにはりついている。
その中国人に押し入り、なおかつ「THIS、THIS」と指差す。
中国人の店員はニコリともせず、商品を出す。

聞きたいことと、言いたいことが混沌としていると、隣の強引な中国人に店員をさらわれて、一人で途方にくれるしかない。吟味する時間がないというか、知りたい情報がゲットできず、先に進めない。

 たとえば、形の好きなハサミが「紙を切るのか、糸とか布を切るのか、わからない」 メモ用紙に「紙?  布?」と書いても、全部OK、OKとしかかえってこない。
英語なら、orで、「紙 or 布」で聞けるけど、中国語のorがわからない。
悩むためにケースからリタイアする。
でも結局解決策がなく、「えい、ままよ」とばかり買いに走る。
紙でも、布でも、好きな方を切るはさみにすればいい。

 指で、「THIS 1個」みたいな感じ。
店員はポンと私にハサミを渡し、伝票に数字を書き、私の渡したお金をバインダーでとめ、レジの人に渡す。

 ジャスト金額を払ってると、商談成立。それで、終わり。
商品は包み紙なし。レシートなし。
し、しんじられんーーー

 商品は基本ケースの中なので、出ているものは商談が成立したものとみなされる。でも、レシートがないから、いったいその商品をいくらで買ったのか、ぼーっとしてたら、わからない。年寄りはここで買い物できないぞーーー!!!

 しかし、いつもジャストがあるわけではない。
私も三度くらいにわけて買ったので、おつりのいる時もあった。
バインダーに100元はさんだ店員が、ちゃんとおつりを間違えずにくれるか、ドキドキ。計算できなくなったら、ここでは買えないね・・・
ちゃんと、おつりは間違いなくくれた。

あたりまえだけど(笑)
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左が一番さきに買った「はさみ」です。本によると、ステンレスバサミです。
右のは、刺繍用の糸きりばさみで、金色のを昔持ってました。
たしか日本では1500円くらいです。上海で500円くらいでした。

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次にノートに「木切」と書くと、ちゃんと剪定はさみが出てきました。
言葉が通じると嬉しくなりますよね。

欲しかった商品を格安で買えたので、天国・天国。

※張小泉刀剪総店の「てんやわんや」
私が「はさみ」を購入している間に、主人は同じ店でライトを購入。
しかし、ホテルに帰って開けてみると、9つついてるライトのうちすでに3個消えてる。怒る主人に
「はさみ専門店で、なんでそんなものを買うの?」と聞くと
「売っているから」との答え。なるほどね。
「でも考えてみんさいよ。はさみの専門店で売ってるライトなんて、怪しいじゃん」と言いながら、実は私は心の中で「そんなもの売ってるお店怪しいじゃん。今日買ったはさみは大丈夫なのかしら・・」と微不安。

でも、そこが中国なんよね。

「はさみ」の一流店と言われながらも、売れるものは売るんだね。

ちょっと、がっかり。

 それより、主人がもっとがっかり。

30元(450円)なんだけど、断固交換に行くときかない。
でも、レシートもなければ包み紙もない。
しかも言葉が通じない。
どうするねん。って感じよね。
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で、翌日二人で乗り込みましたね。買った日より人が少ない。
まず、おねえちゃんに不良ライトをみせる。それなりに、ライトがつかないとアピール。するとおねえちゃん、「わかったわ」みたいな感じで、新しいのをケースから出してくれる。
「あらっ、案外簡単ね」と二人で喜んでいると、電卓を出してお金を請求する。
どうやら、「これと同じものが欲しい」とアピールしたと思ったらしい。

 二人で猛然と「ちがう、ちがう、ライトが壊れている」と英語で訴える。

おねえちゃん、平気な顔してスイッチ入れてほら、つくじゃん」と言う。

「見て、見て、3個ライトが切れている」と二人で訴える。

すかさず、おねえちゃん下のケースの見本を出してスイッチをいれ、

「ほら、同じじゃん」と指差す。

なにがおなじなもんですか。ぜんぜん明るさが違う。

 二人で明るさの違いをアピールすると、「確かに違う」みたいな納得した顔をして、下から出した見本とわたしたちが持っていった商品を代えてくれた。

「よかった、理解してくれた」と二人で安心していると、またまたおねえちゃん電卓を出してお金を要求する。

二人は猛然と「ちがう、ちがう。壊れているから交換してほしいんだ」と身振り手振りの大騒動。

 おねえちゃん、やっと理解したのか「いいわ、これを持って帰って」というような顔をする。

不満顔のおねえちゃんを見て店を後にしながらの二人の会話。

「絶対あのおねえちゃん、他の店員さんにわけのわからない日本人が来て、商品を交換しろとしつこいかったんよ。いくら説明してもわからないので、めんどくさいから交換したわ。って言ってるね」

 
あ~、言葉が通じないって難しいね。
おそらく主人は30元がもったいないというより、交渉を楽しみたいとチャレンジ精神で行ったんだと思う。
まあ、私もそれなりに交渉が面白かったからよかった。
 
しかし、この話にはまだオチがあるんですよ。
豫園商場の奥に上海老街という、ちょっと怪しいものをたくさん売っている一角があります。上海老街で主人が上のライトと同じ性能のライトを交渉の末、10元で買ったんですよ。
しかも、こちらの方が明るいときてる(笑)
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※張小泉刀剪総店   「お買い物地獄」

これは、お店が悪いのでもなんでもなく、私の大ボケ話です。

ライト事件の日に、そんなに有名なお店ならついでに「包丁」もと買ったんですよ。そして、そのまま浦東の東方明珠塔に二人で登りに行ったんですよ。
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 包丁なので、お店の店員さんも紐でくくってくれてましたけどね。
で、入場券を買って塔に入ってびっくり。
身体検査があり、持込み禁止のものが書いてあったんですよ。
包丁はなかったけど、はさみ、ドライバーがダメ。
そんな物がダメってことは、必然的に包丁はダメですよね。

あ~、タイミング悪い。
塔に登る前に何も考えずに包丁を買ったんですよ。

最近の中国はすごく厳しくて、新幹線に乗るときも、リニアモーターカーに乗るときも身体検査と金属探知機のゲートをくくらされます。

ヒェ~
恥かしい。
当然探知機に探知され、「中身を出してください」と言われる。とほほ

 塔に登れないのかと心配したら「預かります」とアクセントのおかしい日本語で言われ、一安心。

 でも、ドキドキでした。
前日に買ってたらそんなことなかったのに、タイミングの悪さです。とほほ

 しかし、こんなに厳しいチェックがあるなんてね~
来年は上海で万国博覧会が開催されるから強化てるんでしょうね・・・

 でも、観光旅行で包丁買う私って、どうよ。
ちょっと、自虐的になっちゃいましたよ。

 まあ、無事預けて263メートルまで上がり、帰りには包丁もらって帰りましたよ。
ある意味、忘れられない記憶になったから面白いんですけどね。



中国を見よう!! その1・ラッキーandアンラッキー 

今回のテーマは「中国を見よう!!」でした。
主人と二人、「のんびり」ではなく「アクティブ」にすごす計画。
しかし、終わってみると「年とったね~」と実感。

特に還暦を迎えるご主人様は3日はちょっとお疲れモード。

 うまくいったこと、残念だったけど、おかしいこと、驚いたこと、ちょっと危険なこと。怒涛の3日間でした。

 ※飛行機は中国東方航空。
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海外線にしては、小型。
平日のため8割くらいの混み。最近の海外旅行は、映画の試写会並みの満席状態ばかり経験していたので、久々にラッキー
3人席を夫婦二人で座れたのでラクチン。

b398ef6d.gif飛行機に乗る前にJTBのおっちゃんが「機内食は軽くしかでないから、そばの割引券ほさしあげましょう」と言うのを信じて、私はチラシ寿司・主人はおむすび2個を食べて乗車したら、こんな機内食。



JTBのおっちゃんのうそつき~
こんなにたくさん出るじゃん。
おなかいっぱいなのに、全部食べちゃったじゃないの・・・

上海の浦東(プートン)に到着。ひろっーーー!!!

第一ターミナルと第二ターミナルがあり、とにかくひろっーーー!!!

入国手続きも自分たちですませ、ゲートを出るとJTBのおねえちゃんがお迎え。「JTB、ルック」というプレートを持って立っててくれる。
 

ちなみに、笑ってしまったのは、お迎えが多数いて「○○班長、お出迎え」という文字。班長・・・  懐かしい言葉だけど、工場とかでは健在なのね。

 空港からホテルまで唯一JTBのおねえちゃんがついてくれる。

冠麗華(カンレイカ)さんという素敵な名前の人でした。

 「中国は何回目ですか?」とバスの中で聞かれ

 「初めてです」と答えると彼女は唖然とし

 「それは、すごいですね。この旅行、オールフリーで帰りは自分で飛行場に行かないといけないんですよ。勇気ありますね」

と感心した後、即営業に転じる(このあたり商魂たくましい)

 「上海の見所は外難のナイトクルーズ・豫園・蘇州・新天地です。JTBでは、いろんなオプションあります。迎えにきて送ります。とても便利です」

 「ナイトクルーズは予定してます。自分でチケット買います。

蘇州も行く予定にしてます」と言うと

 「蘇州は少し遠いからJTBのバスで行くと便利です」と営業。

 「もう、新幹線の切符をとってます」と言うと

 「おー!! すごいですね。とても初めてと思えない。

何か困ったことあったらいつでも電話ください。24時間ダイジョウブです。

ところで、上海雑技団は見ないのですか?」とまたまた営業。

 結論としては、雑技団のオプションだけは参加することにしました。

送り迎え付で一人240元は当然少し高いのですが、個人ではそんなに良い席もゲットできないので。

 ※ホテル到着

ロビーです。想像していたより、ずっと素敵でした。

3☆なので、もっとショボイと想像していたのですが、以外に良。

ここで、チェック・インのお手伝いをしたくれたJTBのカンレイカさんとお別れ。
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部屋の写真を撮り忘れましたが、部屋も広く、調度もまあまあ。
バストイレのチェックをしましたが、まずまず。

 先日泊まったハワイのモアナ・サーフライダーと比べること自体が間違ってますが、あの高級ホテルと比べると値段は雲泥の差です。
それでも一泊4000円クラスで、この設備であの朝食(後日語ります)付なら、

グ~です。
中国はまだまだ物価が安いですね(後日語りますが、高いものもあります)

 
 ※最初の「ラッキー」
蘇州までの弾劾列車(新幹線)の切符を日本からメールで手配してました。
その切符の受け渡しはホテルに3時ということでした。
予定どおり3時にロビーにいると、きっちりに日通ペリカントラベルネットの人が届けてくれました。女性で、礼儀正しく、気持ちよく。
この日通ペリカントラベルネット会社はお薦めです。
 
新幹線の切符が一等(グーリーン車)で5ドルx4(往復2人)
+手数料1枚に付5ドルx4
+お届け料2ドル=42ドル
 
ゲットするのが困難な新幹線の切符を確保してくれて
手数料22ドルでホテルまで持ってきてくれるのは、中国では良心的です。
 
ちなみにJTBのオプションツアーだと、バスで蘇州まで行き(片道2時間)
一人11000円です。往復4時間は時間のロスです。
新幹線だと34分で着きます。しかも、安い!!!
 
ちゃんと3時に持ってきてくれたのが、ラッキー
次の予定地「上海博物館」に間に合うからです。
 
 
※最初の「ショック!!!」
主人をよくご存知の方なら納得されるでしょうが、のんびりタイプです。
自分のしたいことに対しては頑固な面もありますが、総じて「まあ、そんなに急がなくても」タイプです。
その反対が私。
予定したことはもきっちりこなしたい。できるだけ予定に添いたい。
「上海博物館」にはどうしても行きたい!
だからこそ、三時きっちりに日通ペリカントラベルネットのおねえちゃんが来てくれたので、喜んだのに・・・
 
「4時までには、博物館に入らんといけんのんよ」と言うのに、タバコの時間はどうしてもはずせないらしく、のんびり~
 
「もう、早くしないと」と言うと
「博物館は何時まで?」と言うので
「五時閉館だけど、4時までが入館時間」と何度も念押ししたのに・・・
 

タクシーで、「上海博物館」で下車して博物館の入り口に着いたのが、4時1分。
たった、1分だけど、守衛さん入れてくれない
 「あれっ? 5時まで時間あるのに」と主人。
「だから、何度も言ったじゃん。入館は4時までなの!!!」
もう、ぷんぷんよ。

 正直、上海博物館には大して期待もしてないし、そんなにこだわってるわけじゃないけど、やはり美術に携わってる以上、見ないと損じゃん。

ハワイのときは美術館に行きたいと言うと「お母さんがいるから個人行動は慎むように」と言って主人が行かせてくれなかったし。

 くそぉ~、行動は敏速にじゃい

 と心の中で叫び、ものすごく険悪な顔している私に「大したことじゃないと思うけどな~」とのんきそうな主人
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しかたないので、「上海博物館」の写真だけ撮りました。

博物館とか美術館のミュージアムショップにおみやげにするのに最適な物がある場合が多いから、それも狙いだったのにね~

※歩行者天国「南京東路」

 绍蔓生南百貨店「アヒル」
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なんとまあ、「目玉までついてる豚の顔」
グロイわ~


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歩き疲れたのて゜、この店の横にある系列のお店で小吃(肉まんや餃子、スープなどの軽食、食後のデザートといった、おなかが空いたときに簡単に食べることが出来る料理やデザート)を食べることにしました。が、大変!!!

 レジの後ろに文字のメニューがあるけど、なにがなんだかわかんない。

そこで、失礼だけど食べている人の食品を指し注文する。

と言っても、指を1本立てて「1皿欲しい」とアピールするだけ。

いざとなると、中国語が全然わからないことに気づくおそっ!!

この言葉の壁は、食事を頼むたびに痛切に感じさせられ大変な思いをする。

 とにかく、この「生煎」(後で本でわかった名前)を食べることができた。

これは上海の小吃の中でも有名なものらしく、食べることができてよかった。

ただ、味はまあまあ。大きいので、一人2個食べて充分。
 

いろんな本も参照しますが、「JTBるるぶ」はまず間違いないと信じてます。

今回もいろんなお店を調べて行きました。

本に載ってたときは全く興味がなかったのですが、実物を見るとあまりの気持ち悪さと迫力で、思わずシャッターを切りました。
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夫婦円満のこつはわかったけど・・・ 

旅行計画をいろい建てるのが好きな私と主人は、最後は「中国語のお勉強」に到達しました。
だって、タクシーに乗って「ここに行ってください」と言いたいとき、はて???
となったわけです。
地下鉄に乗るのも難しいけど、タクシーに乗るのも難しいという話です。

 そこで、ネットで「翻訳機」をみつけたんです。。
いや~、最近はずいぶん役立つ情報がネットでゲットできるんですね。

 そこで「ここに行ってください」を翻訳機にかけると
「请去这里」と出てくるわけです

なんておりこうなんでしょう。
必要なものを翻訳してプリントアウト。

たとえば、豫園に行きたいときは「请去这里・豫園」と製作しました。
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このままでは、ピラピラしてなくしそうなので、小さいノートに貼り付け、タクシーの運転手さんにその都度、ちぎって渡すことにしました。

 

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 おうっ~、ばっちりだわ

と自己満足していたのですが、主人が「上海博物館に行ってください」という方がいいのではないかと言い出し、もう一度違う翻訳機にかけると

「请到了上海博物馆」と出てくる。

「请至上海博物館」とも出てくる。

えっーーー!!!

 そこで主人曰く

「去というのは、おかしい。去はいなくなるだから、到とか至の方が行くというニュアンスに近いから、正しいのではないか」と。

 もう、パニック

翻訳するたび、いろんなのが出てくる。ひぇ~

 ふと、思い出しました。
キミ子方式の友達に、中国語の先生がいたことを・・・
さっそくTELして聞いてみると以外な結果に!!!

 「去が一番的確です。去はGOの意味だから、゛去どこ゛で、゛どこに行きたい゛という意味です。至を使う場合もありますが、去が一番伝わります。

また、到は前置詞なので、GOという動詞ではないので、到だけでは伝わりません。゛请到了上海博物馆゛はまちがいで、正確には゛请到上海博物馆去゛です」

 聞いてみないとわからないものです。
日本人の漢字の意味と多少違うんです。

 で、作り直そうと考えたとき、ハタっ!!! と気がついたのです。
中国の文字と日本の文字は違うんです。
だから、固有名詞も漢字が違うわけで。
固有名詞から翻訳機にかけないといけないということなんです。

 豫園に行ってください→请去豫园

上海博物館に行ってください→请去上海博物馆

九龍賓館に行ってください→请至九龙宾馆

 というふうに、文字が違います。
ゆえに、全部作りなおしました。
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持つべきは友です。

助かりました~
これで、無事に目的地につける予定です

 夫婦で、あれこれやってかなり毎日楽しい話し合いです。

我が家の老後は、旅行計画を建てれば夫婦の会話が盛り上がり、夫婦円満だと気づきました。

でも、その次に「そんなに旅行ばかりには行けない」ということに気づき、暗礁に乗り上げました(笑)

 そうなんよね~
お金とばあちゃんの世話、という二大暗礁があるわけでして・・・

 まあ、なんにせよ、行ってまいります。

言葉のほかにも「中国のトイレ事情」というのもかなり大変みたいなんです。

 トイレのドアがなかったり、バケツが置いてあって、観光客はそのバケツは無視ですが、中国人は平気でバケツに用を足すらしくて、かなりの悪臭だとか

 確かに、「ジャスミンの花開く」の映画の中で、1936年くらいは、中国の田舎ではマントルとか言うオマルに用をたしてました。上海暮らしだったプチブル役のチャン・ツィイーが結婚相手と田舎に住んだとき ゛マントルが部屋の中にあると臭くて寝れない゛と訴えるシーンがありました。

共産党員のだんなは、゛そんなプチブル意識は早く捨てるように゛ときつくチャン・ツィイーに言ってましたね。

上海にずっと住んでいる中国人はバケツなんか無視なんでしょうが、高度経済発達で、田舎から出てきている人たちは、まだバケツにするということに抵抗感がないみたいです。

 主人とつくづく「日本は先進国や~」と再認識です。
さてさて、今回のはハワイと違って、なかなか大変な様相を呈してます。
どんなハプニングがあるかしら。

 しかし、主人がなにより懸念しているのは、自力でホテルから空港に行って帰ってくることです。いままで、さすがに自力で帰国したことがないので、不安。

荷物も自分で運ぶのね・・・

ドアの外に置いておけば、ちゃんと空港に着いてるのがあたりまえだと思ってたけど、こんな旅行もあるのね~

 無事に帰れるのかしら



蘇州行きの切符 

母の顔に湿疹が出たり、娘の家の片付けを手伝いに行ったり、とにかく忙しい毎日です。

 そんな中、上海の具体的計画をたてながら、上海関連のDVDを観たりしていると、頭が痛くなってきました。とほほ
まだ、荷物は全然手付かずです。

 ところで、今日吉報が届きました。
蘇州行きの新幹線の切符を手配していただけるかメールで問い合わせをしていたのですが事があり、あまり高価でなく手配していただけるみたいです。

 日通トラベルネットという会社です。
日本語でメールできるので、ラッキーでした。

 1等車で、ホテルまで届けてもらって二人で42ドルです。
メールもとても親切でわかりやすく、安心できました。

 計画はなかなか進みませんが、ひとまず蘇州に行けるようになったことは、嬉しいかぎりです



中国ってどんな国  NO-5 上海の勉強 

※上海の人口と人口密度

最近になってやっと「上海の混みようはハンパじゃない」ってことに気づきました(遅!!!)
上海には1858万人。
しかし、それ以外の出稼ぎ労働者(いわゆる"民工")が660万人以上。合わせて総人口は2500万人。
これで中国一じゃなくて、中国で二番目の人口なんだって。
では、中国一は首都の北京と思うよね。

ブッ、ブッー
重慶が中国一の人口。3235万人!!!

重慶は中華人民共和国に4つある直轄市の中で最大の面積のせいなんだけどね。

 だから、人口密度は上海が2930人。
重慶が342人。
ちなみに東京23区に限定すると、13500人。
上海の中心部で40000人。実際には50000人とも言われているらしい。

 広島県は340人くらい(比べる意味がないけど・・・)
上海、どんだけぇ~(古いね)

 これだからコンピューター管理されてない弾丸列車(新幹線)の切符を買うのに、駅で一時間以上かかるんだわ。

とにかく、人・人・人らしい。

 ※上海の歴史

長い歴史を持つ国だから「現在」を楽しむためには「過去」を知ることが大切。でも、そんなに難しいことは頭が痛い。

簡単にお勉強しましょう。

 ※上海が街としての発展を始めるのは明代のこと。

  現在の豫園がある旧城エリアには城壁が築かれ、その中心部に土地神様を    祭る城皇廟が建てられました。この廟の門前町とてし栄えたのが現在の豫園城一帯で、以後、街はこの界隈を中心に発展してきた。

豫園は絶対抑えんといけんね。

 外人慰留地区「租界」

 1842年にアヘン戦争で敗れた清朝は不平等助役とも言われる南京条約を呑  まされ、上海にはアメリカ・フランス・イギリスなどの「租界」が設置されてゆくことになります。外灘の建築群もこうした租界の中で建設されました。

外灘も絶対抑えんといけんね。

 ※モダン都市に花咲く文化

 20世紀初頭には名実ともに国際都市へと成長した上海。

 それは「魔都」「冒険家の楽園」「故郷亡なき者の故郷」なとせと呼ばれ、革命  家・芸術家・亡命者など、さまざまな人々が集まる所となりました。

文豪魯迅が移り住み、茅盾や巴金が作家デビュー、虹口一帯は新しいムーブメントの拠点になっていきます。

今も多倫路には文化人の像が立ち、往時の名残を留めているといえます。

多倫路文化名人街にも行かねば。

しかし、ここは主人があまり興味なさそうだ・・・

でも、一人で行くのは怖いしね~

 ※東洋一の摩天楼都市へ

 アジアの金融センターを目指し街には続々とスカイスクレーパー(摩天楼)が 出現。2004年には世界初のリニアモーターカーが稼動。2010年には上海万博を控え、街は未だ見ぬ新しいコスモポリスを形成しつつあります。

リニアモーターカーは空港へのアクセスで乗ります。

SF風の未来都市、浦東のシンボルタワー「東方明珠塔」は昇りますよ。

スタイリッシュな展開スカイスクレーパー「金茂大夏(字がない)」もみますよ。



中国ってどんな国  NO-4 

今回はあえて中心街のホテルを避け、少し離れたところにあるホテルにしました。不思議とネットの評価が少し離れたホテルの方が高いと言う主人の意見です。とにかく今回は自立型旅行なので、5☆ホテルではなく、3☆ホテルです。

娘に言うと「えっーーー!!! 変な虫とか出るじゃない?」と言われドキっ!!

 かつて経験あります。

結婚して間もない頃、3才の息子をじいちゃん・ばあちゃんに預けて夫婦二組でグアムに行った時のことです。

(あえて、言わせていただきます。息子は全然人見知りがなく、じいちゃん、ばあちゃんにもとってもなついてました。私たちがいなくてもルンルンの7日間をすごしたんです。書いてるとなんか冷酷な親みたいなので、ちょっと言い訳です)

 「せっかく行くんだから、海のレジャーにお金をかけよう。だから、ホテルとかそんなに良いホテルでなくてもいいよね」ということになり、グアム経験有りの主人を信じて計画をまかせました。

ホテルは安いので、、なんとプライベートビーチもなく、ホテルの近くの海はナマコだらけ。ビーチサンダルを履いて海に入らないといけない

グアムの高級ホテルのプライベートビーチはブルトーザーでなまこを取っている時代でした。

海がきれいなで、それは許せても、どうしても我慢できない出来事が・・・

クローゼットに服をかけようとすると、ヤモリ?トカゲ?らしきものが、タッタッタと駆け抜けていくではありませんか

気絶ものでした。こんな所で寝れません。
爬虫類、大の苦手です

 気をとりなおしてランチをコンチネンタル・ホテル(今は名前が変わってるらしい)に行くと、やっぱりちゃんとしたホテルは素敵だと4人とも心の中で思ったようで、トローリングにあてるお金をホテルに代用することになり、無事トカゲと一緒の部屋で寝ることなくグアム旅行を楽しみました。

コテージタイプなので南国ムードがあり、なかなか楽しいホテルでした。

 そんなこともあったので、主人にちゃんとしたホテルがいい!
と言うと「今回のは、ちゃんとしたホテルだ」と言い張ります。むむむ・・・
ネットで調べると
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南京路や四川北路に隣接し、大きな交差点の角に位置するホテル。

日本語スタッフが勤務し、客室では日本語のテレビもお楽しみいただけます。カラオケやダンスホール、ビリヤードなど娯楽施設も充実しております

 まあ、上海は都会なんでトカゲは出そうにないもんね。
日本語スタッフがいるというのが助かります。
運良く24階・25階だと、外灘(バンド)が見えるそうです。

 まあ、泊まってみないとわからないけど、日本語のテレビが見れるというのがどんなものなのか、楽しみ。
ほんとに日本語のテレビなのかしら・・・

 怪しい・怪しい上海だものね。
だって、タクシーに乗る時は、「ちゃんとメーターが付いてるかどうか確かめましょう」ってガイド本に書いてあるんよ。

ひぇ~

 いつも行く美容院のおねえさんが、先日イタリア旅行に自分たちで行ったら、タクシーが「ぼったくり」だったんだって。
さんざんな目にあったと聞いてるんよ。
旅行慣れしている人だけど、それでも落とし穴があるみたいね。

 添乗員付きで、すべて連れて行ってくれるツアー旅行はそんな危険はないけど、でも忙しくて面白みに欠けるしね~



中国ってどんな国  NO-3 シノワズリ雑貨 

「シノワズリ雑貨」って知ってますか?
私は今回初めて知りました

 「シノワズリ」とは「中国趣味」という意味らしいです。
そこで、シノワズリに興味津々になったので、
ネットで上海雑貨を調べていると、びっくり。
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ほとんど似た腕輪ですよね。

 

左の写真は「シノワズリ雑貨」として上海雑貨を輸入してお店がネット販売しているものです。輸入しているから3500円です。

 右の写真は、ハワイのプリンセス・カイウラニ・シェラトンホテルで売ってた物なんです。地元の方がプリンセス・カイウラニホテルのプールサイドで露天のような感じで4店ぐらい出されて売られてました。

主に、貝などを加工してミサンガやネックレスを販売してました。
手作りで編んでいるのにも関わらず、5ドルという安さなので即購入。

 上海雑貨のものと石の素材とかが違っているので値段が違うのかもしれませんが、ハワイの買い物はグ~だったんだとわかり、ニヤ~リ。

 上海に行って、このようなブレスレットがあったら、いったい現地でいくらなのか確かめてきます。ふふふ

楽しみが増えました。

 もう一点、ハワイで買ったお気に入りのブレスレットを載せておきます。
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 こちらの方を先に購入しました。

石とビーズで構成されてます。

なかなか面白いデザインで気に入ってます。

 これだけの手作業で作ったものを5ドルという値段で売っているのに感激して買ってきたんです。工場生産では金具を使いますが、全部編むという工程で作られてます。ごく時間と手間がかかるし、石も素敵ですよね。

カイウラニホテルで見たときも「これが、5ドル 安~い」と思った自分の目に乾杯

見る目があるわ~
主人に力説したら「自己満足の世界だな~」と呆れてました。あはは



中国ってどんな国  NO-2 蘇州 

主人ばかりにまかせていても、私の見たい中国とは限らないので、そろそろ重い腰をあげて、自分の中国計画に着手。

 上海が都会なので、古都を見たいと思ったら「蘇州」が近くにあるのを発見。
昨日書いたように、今回は「ありきたりのラクなツアーではなく、自分たちの汗と涙で探す」のがテーマらしいので、さっそく調べてみました。

 上海から弾丸列車(新幹線型)で35分、31元。530円くらい。
切符を買うのに1時間くらい待つらしいので、切符を買うのだけ現地の旅行会社に頼むらしい。往復2800円くらいらしい。それも相手の会社に取りに行って。
ホテルまで持ってきてもらうと7000円らしい。
そのかわり、駅まで送ってくれるんだって。
でも、高い!!!

で、予定としては、1時間も切符を買うのに時間を費やすのはもったいないので、2800円のを頼むことにする。買う時に言葉が通じなくて大変らしいしね。
全部ツアーで行くとラクだけど、今回の旅行は「庶民的」「冒険的」「自立型」らしいからね。
頼むのはネットで日本語でOKらしい。
さて、蘇州駅に着いてからどうするかよね。
日本のようなコンパクトな国に住んでる、なんでもちょぃと行けば可能。みたいな生活してるから中国の広さが想像できない。

レンタサイクルが一日30元。510円。
タクシーが初乗り10元(3キロまで。以後1キロこどに、1.8元加算)

※メーターがついているかどうか、事前に確認したほうがよい。

と本に書いてある。ひぇ~
メーターのないタクシーって、ぼったくり??
なんにせよ、注意が大切ね。
まあ、京都だって一日で見るには限度があるんだから、蘇州もピックアップしないと無理よね。

しかし、どれをセレクトしたらいいのかが、わかんない・・・
本を見るとどれも「すご~く、そそられる」というような庭も寺もない。
本読んでも、難しい漢字ばかりで疲れるんよね。
英語もわからんけど、中国語も難しい・・・
こうなったら、行けるところを回るという選択肢になりそうだわ。

 世界遺産という言葉に弱い私(自分の感性だけで見極める自信がない)は、ひとまず1997年・2000年に蘇州古典園林として世界遺産に登録された9ヶ所の中から何箇所かを見る予定。

 買い物で興味を持ったのは「蘇州分物商店」

信頼できるアンティーク専門店。美術品を扱うビルの4階にあり、年代物の陶磁器や水墨画を揃えているらしい。清代末の小皿は30元からあるそうな。

重いから買わないと思うけど、目の保養してこようっと。
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中国ってどんな国   NO-1 

今日、中国に旅行した友に話を聞くと「上海はあまり良くなかったよ。どうせ行くならカンボジアとかにしたら?」と言われる。

上海に行きたいわけではなく、日程でいくと韓国か台湾か上海になったわけでして・・・

 東南アジアでほんとに行きたいベトナムなんですよ。
だけど、どう考えても日程と料金の折り合いで上海なんですよ。

 そこで、今回のテーマは、「上海を満喫するぞ」
ではなく、「中国という国を見るぞ」にしました。
中国という国は私にとっては「どうなってるんじゃい」と言う存在なんです。

 映画で観る中国は総じて汚いイメージなんです。

中華民国となる前の清朝くらいまでの時代の中国を描いた映画はけっこう壮大で時代劇とかは好きですが、現代ものはやはり辛いものがありますね。

 そんな暗いイメージの中国が開放政策に転じて、どのような国になってるか見てみたいんですよ。

上海は1800万人が住んでいる大都市なので、私のみたい中国が見れるかどうかわかりませんが、チャレンジよ

まあ、失敗があるかもしれないけど、それはそれよ。

 今回はほとんど「中国出張」の人が使うツアーみたいなもんで、上海に着いたら添乗員がいるけど、最初だけ。後は野放し。

おまけに帰りは自力で帰るんだって。

ひぇ~

主人が選んだからその辺りは主人におまかせ。
しかし、英語も通じない中国だからね~

 ところで、蘇州に行くにしても電車の切符とか大変そうだと主人が言うので、JTBの海外現地ツアーを検索して、蘇州日帰り観光一人10100円というのをを見つけたので主人に報告。
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「高い!!」の一言で却下。

新幹線のような電車が50元。日本円で750円なんですって。
往復でも1500円。
いくら昼食がついて、お寺とかの入場料が入ってる(かどうか不明)としても、ぼったくりに近いと激しく却下。
 
でもね~
ハワイみたいに治安が良くて、コンパクトな街ならなんとかなるけど、中国のような怪しくて広大な土地で、初老のど素人二人で、なんとかなるのかしら・・・


シャン、シャン、シャンハイ!!! 

4月17日が主人の誕生日です。
めでたく、その日で主人も退職です。
でも、なんのことはない、20日から同じ会社には行くんですけどね(笑)

しかし、しかし。

お給料は三分の一くらいなって、仕事内容は変わらないんです。
本人は「そんなら、行きたくない!!!」
と言っておりましたが、「そんなこと言ったら生きていけん!!!」
と私。

そんな主人のために、こうなったら「慰めのお祝い」をしないといけん。

有給消化のため、10日間くらいの休みを17日の前に取っているということで、急遽「慰労のためのシャン、シャン、シャンハイ」に行くことになりました。

 実は娘のハワイ結婚で、母がいろんな食事代とか持ってくれたため、ちょっくら我が家のお金が余ったのでございます。

「お金があまったら、貯金しなさい」と母に言われても

「余ったものは使わないと、景気拡大にならん。不景気のときこそ、内需を拡大せんと」と言いながら、上海にほんの少しお金を落としてきます。

 こういうとき、うちの夫婦は息がピッタリ合います。
普段は、食い違ってばかりですが(笑)

 さっそく、昨夜から二人でネットで調べまくり、今日申し込みました。
候補は、韓国、台湾、上海でした。

韓国は主人は4回くらい行ってるので、はずして欲しいとのこと。

台湾は、おトイレのトイレットペーパーを流せないのが主人がどうしてもイヤらしい。そんなに潔癖症でもないくせにね~

で、シャン、シャン、シャンハイに決定!!!

 先日の母の主治医も「次は上海がいいんじゃないですか? 以前は人のマナーも建物も汚かった中国ですが、上海はとても近代化していいですよ。リニヤモーターカーもあるし。お薦めですよ」とのこと。

 今日からさっそくプランを建てないと・・・

 でも、ボランティア仲間の人が言われるには「大通りはきれいだけど、一本中に入ると汚いよ。台湾のように紙を流せないトイレもあった気がする」

 がーーーん

まあ、予想していたことだけどね。

上海でおトイレに行くなら、ホテルかデパートらしい。
公衆トイレは汚いうえに、お金を取るらしい。

ひぇ~

前途多難だにゃ~

 上海に行った後ハワイに行くほうが絶対いいよね。
逆はキツイぞ。

でも、優雅な旅行の後に、チープな旅行も楽しいかも。
今回は大蔵大臣がいないから、二人で安い旅堪能するぞ~
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昨日母にお伺いをたてると、ハワイで主人や私たちに迷惑をかけたと思っているのか、最近お友達が増えて寂しくなくなったのか、「まあ、気をつけていきんさい」とのこと。やった~

 娘に来てもらうようにしたからと伝えると「自分の好きなようにすごす方がいいから、○○に来てもらわなくても大丈夫よ」とのこと。へへへ

 まあ、娘にも頼んでいるのでなんとかなるでしょう。



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