- 2025/06/09 [PR]
- 2010/08/02 美の壺
- 2010/05/16 ベトナム旅行
- 2010/05/15 「いまさらジロー」 ベトナム旅行記 NO-10
- 2010/05/14 ベトナム旅行 NO-9
- 2010/04/02 喧騒の国ベトナム NO-8
- 2010/03/30 喧騒の国ベトナム NO-7
- 2010/03/29 喧騒の国ベトナム NO-6
- 2010/03/28 喧騒の国ベトナム NO-5
- 2010/03/27 喧騒の国ベトナム NO-4
- 2010/03/26 喧騒の国ベトナム NO-3
- 2010/03/26 喧騒の国ベトナム NO-2
- 2010/03/25 喧騒の国ベトナム NO-1
- 2010/03/25 帰ってきました♪
- 2010/03/21 明日となりました
- 2010/02/24 ベトナム旅行 NO-5
- 2010/02/23 ベトナム旅行 NO-4
- 2010/02/22 ベトナム旅行 NO-3
- 2010/02/20 ベトナム旅行 NO-2 「レジェンドホテル・サイゴン」
- 2010/02/18 ベトナムって、どんな国 NO-1
- 2010/01/25 ベトナムへGOGO
美の壺
友達とはありがたいもので、NHK教育テレビ「美の壺」でベトナム雑貨の放映があると2人も友人が知らせてくださいました。
連絡がなかったら、私はこの放送を見逃してました。
ありがたや、ありがたや。
ベトナムに行く前に見たら、もっとよかったのかもしれませんが、「香椎由宇ベトナム雑貨でホテルの部屋をリメイク」とかなんかとか言うNHKBS放送でかなり学習していたので、帰国して見てもあまり心残りない感じです。
今回の「美の壺」では、いろんなテーマ別にベトナムの「美」について語ってました。
まず「刺繍」がテーマでしたが、確かに素敵な刺繍はたくさん目にしました。
たとえば、日本で1万円くらいするランチョンマットが2000円くらいであります。
確かに、刺繍がすばらしくて素敵です。
ただ、ランチョンマットだと、6枚はそろえないといけないですよね。
そうすると、12000円くらいかかります。要するに、買う気でいかないと、けっこう高い買い物になるんです。当然日本の5分の一くらいで買えるからお得ですが、その気で行かないと買いそろえられませんよね。テーブルセンターも素敵なのがありましたが、主人が一緒だと「そんな物にそんなにお金をかけるんか?」みたいな顔で見ているので、買いにくいしね。「こういう物が欲しい!!!」とはっきりと決めて行かないと高いので決断が難しいし、目が肥えてないと迷っちゃうしね。
ちなみに、最初の夜に食べに行ったレストラン「アンヴィエン」のメニューは、刺繍入りの布張りで、とても素敵でした。
これです。
メニューですら、こんなにおしゃれなお店でした。
次に「漆」がテーマになってましたね。
確かに、「漆屋さん」たくさんありました。
色もデザインもいいんですが、我が家の日常使いにするとなると、唐突になるんですよ。要するに、これもある程度そろえて買わないと雰囲気が出ないので、難しい。
放送の中で、「漆」を絵の顔料として使う中に、「卵のから」を混ぜて使用した漆がありました。なんと、母のおみやげに、「卵のからを使った漆の写真たて」というのを買ったんですよ。これは、嬉しい!!!
「卵のからを使った漆」というのはベトナム独特の漆文化とのこと。
これを選んだ自分に拍手。
番組見ながら、超自己満足してました(笑)
これです。
どうしても真ん中にカメラの画像が入っちゃいます。
卵のからの質感が上手く写せません・・・
「アオザイ」もテーマになってましたね。
実は私たちのツアーのサービスの中に「好きなアオザイを無料で一日貸します」というのがあったんですよ。
しかし、主人曰く「おばちゃんがそんなの着てもしょうがない。それに、借りに行ったり、返したりする時間がもったいない」
というわけで、そのサービスは受けませんでした。
女性友達と行ってたら絶対着てましたね(笑)
おばちゃんズになると、怖いもの知らずになりますから・・・
「アオザイ」の採寸を26箇所もすると言ってましたね。
ベトナムは人件費も安いし、アオザイはオーダーで作っているせいか、洋裁店で洋服をオーダーするのも日本人の楽しみになっているようです。
ちゃんと洋服の型を決めていくと、安くオーダー服が出来ていいみたいですよ。
「バッチャン焼き」も出てましたね。
事前に調べて知ってましたが、陶器なので重いので断念しました。
でも、放送して、一つくらい買えばよかったと思いましたが、目が肥えてないのでどれを買えばよかったのかわかんなかったのも要因のひとつです。
「ランプ」もテーマになってましたが、なにせかさばるので買いませんでした。
しかし、主人と放送を見て「ひとつくらい買ってくればよかったな~」と反省。
あんなランプがあると、かなり部屋のおしゃれ度がアップしますね。
「蓮茶」もテーマでしたね。
これは、買ってきました。なかなか美味しいです。
モンぽこさん、しょうちゃんママさん(放送を教えてくれたお二人)、我が家に来たら、この「蓮茶」是非飲んでくださいね。
これです。
パッケージも好きです。
最後に「竹細工」がテーマでしたね。
これは、買ってきました。
「バッグ」ですけどね。
ベンタイン市場で、やり手のおねえちゃんを相手に、頑張って値切りました。
以前に書いた
一生懸命値切っている私を見て主人がひとこと
「おまえ、必死になって210000ドンを200000ドンにしようとおねえちゃんとバトルしてるけど、10000ドンは50円だぞ。頑張る必要あるんか?」
覚えますか?
竹細工の籠を値切ったのです。
ちなみに、先日天満屋アルパーク店にて、似たようなバッグを発見。なんと、10500円の定価でした。
これを、21000ドン、日本円1050円で購入。
ラッキーーー!!!
すんごく細かい網目です。
近所の生協仲間が先日「スイス・ドイツ旅行4泊6日間」に行かれ、「うっかり主人に誘われてベトナムに行ったせいで、ヨーロッパに参加できなかった」と悔やんでいた私ですが、この「美の壺」を見て、すっかりご機嫌。
「やっぱ、ベトナムに行ってよかったぁぁ」と実感。
って言うか、結局「どこでもいい、海外に行けたらいい」というの私なんです。
さてさて、母の体力・気力が低下した昨今、来年もどこぞに行きたいと思ってますが、無理っぽいわ~
ベトナム旅行
「憧れのラグジュアリーホテル レジェンドに泊まる!」
ホーチミン4日間
HIS旅行社
広島発9時、広島着20時5分
台北経由
企画代金 54800円
ベトナム入国税 1390円
TOTAL 56190円
・「レジェンド・サイゴンホテル」宿泊
・全朝食付
・往復空港まで送迎
・カード支払いができなすので、ネットで「損保ジャパン」の海外保険加入
「いまさらジロー」 ベトナム旅行記 NO-10
もう帰国して2ヶ月以上経過してますが、「ベトナム旅行記」です(笑)
「いまさらジロー」という曲を知っている方は私と同世代。ほほほ♪
文化と歴史がわかる観光スポットのひとつ「歴史博物館」を探訪。
そう、タクシーのぼったくりにあった場所ですね(笑)
「歴史博物館」
先史時代から現代までのベトナムの歴史の紹介と、チャンパ、オケオなどの文化遺産、美術品などが年代ごとに展示されている。またベトナム54の民族一覧表や、クメール族やモン族、華人の民族衣装や生活用具などの展示も興味深い。25分ほどの水上人形劇は観客が集まると上演される(3万2000ドン)。
なんか「ベンタイン市場」に似た建物ですね。
入場料 1人15000ドン(75円)
ベトナム建国の父と呼ばれるホー・チ・ミンの石造。
ほんとは館内写真禁止なんですが、観光客がバチバチ撮っているので、私もつい・・・
この「歴史博物館」にぜひ来たかった理由のひとつが、「水上人形劇」です。
ハノイがメッカらしいのですが、最近はホーチミンでもやっているとの情報ゲット。
夕食とセットで1時間くらいの「水上人形劇」を見せるオプションもあるのですが、どうも1時間も見るほどのものではない匂いがプンプンします(笑)
ネットで調べると、「歴史博物館」で20分くらいの上演があるとの情報。
博物館を見れて、人形劇まで見れるならラッキーとばかりに来たわけです。
この「歴史博物館」に来て驚いたのは、日本人の観光客が皆無で欧米人(推定)が団体で来てました。
ホーチミンの市内を歩いても遭遇するのは欧米人ばかり。
とっても不思議な気がしました。
「水上人形劇」は1人20000ドン(100円)
観客は50人くらい。48人の欧米人と2人の日本人のわたしたち。
ストーリーはあるらしいが、ベトナム語の解説でわからん。
でも、まあ動きを見て「なんとなく」楽しむ(笑)
「金色の獅子」やら「金色の魚」やら、なにかと派手は物が出てきます。
魚を取ろうとする漁師?農民?
女性も出てきました。
けっこうハードな動きもあり。
終演すると、人形を操作していた3人の若者が挨拶。
写真が良いところを撮ってなくて、ごめんなさい。
動きが早いので、なかなか上手く撮れなかったんです。正直、20分くらいの上演でよかったです。
あれ以上長いと、ちょっと飽きたかも・・・
さて、お目当ての人形劇も見たので、ゆっくり散策。
中庭もそれなりにきれいでした。
南国なんで、お花がきれいです。
ペンギンのゴミ箱は可愛かったです。
トイレ表示がベトナム語でなく、英語なんで助かりました。
この表示からもわかるように、ほんと欧米人が多いんですよ。
この博物館のすぐ隣に動物園がありましたが、ベトナムに来て動物園というのもいかがなものかと思い、入りませんでした。
あまり珍しい動物はいないという情報を帰国後にゲット。
入らなくて成功でした。
ベトナム旅行 NO-9
庭にベトナム旅行のお土産をデビューさせたので、遅くなりましたがベトナム話です。
旅行に行く前に、ネットでいろいろ検索していたとき、うっかり好みの物をみつけてしまったんです。で、それをプリントしてベトナムの老舗街ドンコイにGO
「グエン・フレール」というお店。
このお店、老舗という貫禄なのか、値切ると店主のおばちゃんが怒るらしいんです。
それも、かなり怖いらしい。
で、何が買いたかったかというと、これです。
何かわからないですよね??
これは、骨董品の「蚊取り線香たて」なんです。
ネットで出たときは日本の業者が仕入れて売ってたようです。
3300円で、今はソールドアウトで、入荷待ち状態ということでした。
そこの店主のおばちゃんにそのプリントしたものを見せると「ここにある」と教えてくれました。5個くらいあったかな~
四角と楕円とありました。
骨董品なので、いろいろクセがあるんでよ~く選びましたよ。
で、怖いとうわさの無愛想なおばちゃんに、小声でプライスダウンの交渉したら、予定どおり断られました。
でも、小声で謙虚に値切ったから怒られませんでした(笑)
結局25ドル、日本円で2300円くらで買ったんですよ。
あんまり安くないな~
でも、気に入ってるからOK。
なんと、こんな感じに梱包してくれたんです。
現地の新聞紙に包んで、手編みの籠に入れてくれました。
後でわかったのですが、ドンコイの老舗はほとんど手編みの籠に商品を入れてくれるんです。
手編みの籠好きの私には、ラッキー♪
この二品を庭にデビューさせました。
部屋の中では蚊取り線香は不要ですが、庭には必需品。
籠には、軍手を入れて外の棚に一緒に置きました。
たったこれだけのことですが、妙に嬉しいものです。
庭仕事に励む元気が出ます。
喧騒の国ベトナム NO-8
ホーチミンの国営デパートを紹介しますね。
ホーチミン唯一のデパートです。
1Fは日本のデパートとほぼ同じ。
化粧品売り場、靴、ロクシタンなんかもあるから、かなり都会です。
で、二階がスーパーです。
これが驚きなんですが、普通に入ろうとすると、「あっちへ行きなさい」みたいに指さしされます。
なんと、ロッカーがあり、貴重品以外のバッグ・荷物はロッカーに入れさせられます。日本より警備が厳しい???
入り口がこんなになってます。
左側に立っている警備員さんに「ロッカーに荷物を入れなさい」と注意されました。
日本人がニコニコ丁寧過ぎるのもかもしれませんね。
男性の場合、ズボンのポケットにお財布入れれますが、バッグを預けれると財布がモロ出しになるので、ちょっと怖いんですけど・・・
3Fは、ある意味観光客相手のお土産屋さん的なお店でした。
喧騒の国ベトナム NO-7
「タクシーぼったくり事件?」
HISの現地ガイドさんに「ホーチミンの観光地は狭いので、観光客がタクシーをちょっと遠くまで使っても大体5万ドンまでが適正価格です。すごく遠いところは別ですよ。でも、5万ドン以上を請求されると、ぼったくりと思ってください。10万ドンとメーターに出ても、5万ドンしか払わなくていいですよ。それから、ぼったくりにあったら、この紙に会社名・ナンバーを書いてください。HISからタクシー会社に伝えて、改善要求します。各会社頑張っているので、協力してください」と言われた。
事前にガイドブックでも、ネットでも調べてたのである程度の知識はありました。
ベトナム駐在だった(すでに帰国されてます)たかっっっっぴーさんのブログには、タクシーの写真まで載せてあり、とても参考になりました。
で、初日の「アンビィエン」に行くとき、路上で拾った「38・38・38・38」がとても良かったのでホーチミンのタクシー不安はなくなってました。
ホーチミンに行かれる方は、このタクシーお薦めします。
滞在中、こりタクシーにほとんど乗りましたが、すべて適正価格でした。
翌日、ホテルの前には「38・27・27・27」しかいません。
で、ホテルの前だし、「38・27・27・27」も安心タクシーと聞いていたので、ホテルの前から乗車して「歴史博物館」にGO。
歴史博物館は、中心地よりちょっと離れてます。ちょっとね。
事前にホーチミンの地図は穴があくほど見てましたが、実際の町並みとなるとわかりにくですね。でも、大体の距離感はわかります。
朝のせいか、かなり道が混んでます。
距離と時間の併用メーターですから、時間でもメーターが進みます。
まあ、それは知っていたので。
「それにしても、ちょっと時間かかるな~」
と思いながら主人も私も興味深々で車窓の風景を眺めます。
「へえっ~ ここは学校なのね。まあ、アウディの代理店があるのね」と思ってホーチミンの街を興味深く見ていると、
主人が「ここは、さっき通ったぞ」と言います。
主人「この学校は見た」
私「そうね。私もさっきこの学校を見た。あっ!! アウディがあるさっき見た!!」
にわかに2人の様子がおかしいとわかった運ちゃん。
日本語はわからなくても、日本人がなんか変化に気づいたということはわかったらしく、わたしたちが
「このタクシー同じところ回ってるじゃない」
「これはうわさのぼったくりなんじゃない」
「きゃーー、6万になってるじゃん」
と言うのが言葉はわからなくても「このタクシーやばいんじゃない」と翻訳されていみたいです(笑)
2人が騒ぎ出して30秒後に「ここです」みたいに止まります。
騒ぎだして、あっとう間に着きました。
メーターは6万2000ドンです。
HISのガイドさんは「5万ドン以上の表示があっても、最高5万ドン払って、降りたらタクシーのナンバーを控えて通報してください」と言われてましたが、主人は6万ドン払ったらしい。
どうも、5万ドンにするのは偲びなかったらしい。
金額はともかく、「ぼったくり?」にあったのが、腹立っちゃいました。
ホテルの前からホテルマンにドア開けて乗ったタクシーでも「ぼったくら」れるのが信じがたかったんです。しかも、安心して乗ったVINASUNタクシーなのに。
しかも、乗るときに見た運ちゃんの顔は若くて善良そうなのに・・
これが、VINASUNタクシーです。
降りるとき、思わず「too expensive」と言ってしまい、失敗。
(外国で値切り交渉必須の言葉なので、身についてます)
ベトナム語の「Mac qua!」というのを勉強していたのに、とっさに出てきませんでした。
運ちゃんにガツンと言いたかったのに・・・
降りるとき腹たったので、ナンバーも控えたのですが、通報するには中途半端な「ぼったくり金額」だっので、言わなかった私たちです。
でも、次の歴史博物館から街中の中央郵便局までのタクシーは2万ドンでした。
これから察するに、ホテルから歴史博物館の適正価格は3万ドンくらい。
混んでるとしても4万ドン以上かかるのはおかしいです。
私の脳裏に「腹が立ったけど、考えてみるとぼったくられたのが実質2万ドン(100円)だから、いいか~」という想いがよぎったのも事実です。
でも、これってまずい考えです。
主人が後から「タクシー会社は雇った運転手がどんなことをしているかわかってないから、やはり通報すべきだった。ホーチミンをよくするためにも、その方が正しいことだったかもしれない」と言ってました。
それもわかるのですが、100円くらいのことで、若い運ちゃんの「ほんの出来心」を通報するのもなんだかかわいそうな気がして・・・
でも、それって間違ってますよね。
確かに。
通報するべきだったのかどうか、いまだによくわかりません。
そういえば、HISのガイドさんが小声で「38・27・27・27より38・38・38・38が安心かな・・」なんて言ってました。ガイドブックは38・27・27・27がお薦めでしたけどね。
で、ホテルの窓から覗くと、レジェンドホテルの玄関前まで来れるタクシーは38・27・27・27だけなんです。38・38・38・38は、ホテルり前の下の歩道に待機してます。
要するに、ホテルの玄関から少し歩いて歩道まで行かないと38・38・38・38には乗れないシステムなんです。
歩道に待機させられている38・38・38・38のタクシー
レジェントはVINASUNの縄張りなんすかね~
でも、ガイドブックによると悪名高い赤いSAIGONタクシーがほとんどのホテルの前にはいたそうなんで、SAIGONタクシーでないだけ、ましなんですけどね。
ちなみに、悪名高いSAIGONタクシーは国営なんですよ。
それから察すると、国営デパートでおみやげ買ったのは正解なのか??
ところで、SAIGONタクシーは赤から、白地にピンクのラインにモデルチェンジしてました。街中でも見ることが少なくなり、38383838のMAILINHと38272727のVINASUNが大半になってました。
余談ですが、歴史博物館の前で悪名高いSAIGONタクシーがやってきました。
中の人がなかなか降りません。
私たちは勝手に「たぶん日本人がぼったくられてて、もめているんじゃない?」と興味津々に見ていたら、なんと白人が降りてきました。
「ぼったくられてもめていた」のかどうかは、わかりません(笑)
でも、外人がSAIGONタクシーに乗るのは危険なのにな~
とよけいなお世話を焼いてました。
そういう自分たちだって「ぼったくりもどき」に合っているのにね(笑)
喧騒の国ベトナム NO-6
喧騒の国ベトナムでもっとも喧騒なのが、市場です。
いろんな所に市場は存在してますが、ホーチミンでもっとも大きいベンタイン市場に行きました。
ホーチミンで雑貨・陶器・洋服などを日本人が買いたいと思うときは、二つの選択肢があります。
1・高いとわかっていてもドンコイ通りなどの「こじゃれた店」で買う。
基本、ドンコイのお店は老舗になればなるほど値引きしません。
2・ぼったくられているかもしれない、粗悪品なのかもしれない、という不安があって
も安く買える可能性のある市場で買う。
なかなか、難しい選択です。
で、今回「ホーチミン街歩きだけでもいい」という主人のお言葉に甘え、歴史と文化がわかる観光地(歴史博物館・サイゴン大教会・中央郵便局・統一会堂)もいきましたが、ホーチミンの雑貨店をほとんど見て歩いたんですよ。
要するに、ドンコイ・トンタットティップ・マックティブオイ・バスター・などの通りはひととおり歩き、値段を確認してからベンダイン市場に突入したわけです。
しかし、なかなか上手くいかないのが現実です。
なぜなら見たようでも、すべての商品を掌握してるわけではないので難しいんですよ。
24日の8時にレジェンドホテルのシャトルバスでベンタイン市場にGO。
シャトルバスとは言うものの、ワゴン車ですし、わたしたちだけしか利用者がいなくて、まるでタクシー状態。タクシーで行っても3万ドン(150円)くらいなんですが、好奇心で利用させていただきました。
さて、市場に着いたものの、市場には北口・南口・西口・東口があり、降ろされたところがどこかよわかんなくて、地図があっても成り行きで市場の中を歩くことに。
ベンタイン正面入り口
でも、わたしたちが降ろされたのはここじゃありません
日本人のわたしたちにとって市場の中には敵が二つありました。
まず、臭いです。
とにかく、すごい強烈な臭いです。日本ではあまり馴染みのない臭いです。
市場の中には、食べ物屋さんもあり、雑貨などのお店の人も出前をとってみんな店の中で食べてます。
パクチーの臭いのような、独特の香辛料の臭いのような・・・
正直、5分もいたら「かんべんしてください」状態で、出たくなります。
韓国の「にんにくの臭い」のように、ベトナム独特の臭いがあるんです。
次の敵は、「市場の元気なおねえちゃんズ」です。
なにを買うのか定かでなく、「ちょっと見たい」は「買う気まんまん」に解釈されます。
ちょっとでも興味示すと、即ひっぱられます。
でも、よく見ていると、日本人がよく買う店のおねえちゃんほど声かけてきます。
「サンダル」「バッグ」などでしょうか?? 特に「サンダル」のおねえちゃん元気です。
「サンダル」は若者でないので、まったく買う気がないのですが、あちこちから声がかかり、人気者です。
女の人が多いでしょ?
そして、みんな元気
そんな中、買いたいものが明確な二つにアタックです。
事前にネットのベトナム駐在の方のブログによると「ベンタイン市場では、まず相手の言い値の6/1から交渉を始めて、4/1で買えたら勝利です」とのこと。
実は「箸おき」を昨日ドンコイで値段を見て、国営デパートでうっかり買ってしまったんですよ。その時もおねえちゃんズと値引き交渉したのですが、ほんとに適正価格で買えたのか、安く買えたのか、物は大丈夫なのか、まったくわかりません。
一応、国営デパートということで、安心だと思ったのですが、はたしてどうなのか・・・
☆同じ「箸おき」の値段比較
ドンコイのお店で1ヶ2ドルの「箸おき」
6ヶだと、12ドル 約1080円
ドンコイは、品物豊富で、黒・ベージュ何個でもあり。
国営デパートでは、品物にばらつきがあり、同じ黒の水牛の角が4個とベージュの水牛の角が2個しか揃わない。このばらつきを我慢しての計算となります。
国営デパートのおねえちゃんが最初いくらと言ったか覚えてないけど、結局黒4ヶとベージュ2ヶで110000ドン 計6ヶ 550円で交渉成立。
おねえちゃんしきりに「安いよ、安いよ、あなたかいものじょうずね」なんて言ってるけど真意はわからん。
2/1で買えたのは、勝利に遠い??
で、ベンダイン市場ですね。
最初のお店はちょっと若いにいちゃん。あいそなくて、怖い!!!
で、同じ「猫の箸おき」みつけたので、さっそく80000ドンくらいを私が提案したら、猫6匹をまとめておさめちゃいました。
笑うことなく「話にならん」って感じの態度だったので、即退散。
「ひぇ~、怖い。ブログの人は6/1から始めろというけど、そんな値段言ったら怒られそう・・・」ちょっと、びびっちゃいました。
グルグル回るも、「猫の箸おき」がないんです。
いまさらあのにいちゃんに「すみません。欲しいんですけど・・・」なんて、言えない。
怖いし、言い値になっちゃうと、高いし・・・
でも、なんとか回っていると、見つけました。今度のおねえちゃんも笑いもしなくて怖かったけど、あのにいちゃんほどじゃなかった。
で、「国営デパートで買ったけど、そんなに高くなかったよ」とちょっと強気発言。
結局90000ドン 450円でゲットしました。
ちゃんと、黒2個・ベージュ4個買ったから、黒とベージュのセットが2組できました。
ベトナム駐在の人の意見だと、6個で180円から交渉はじめて、270円で買うと勝利。となりますが、無理。無理。絶対無理。
まあ、半分くらいで買えたからこれはOK。
「箸おき」がアジアンテイストなら、「箸」も買わないとね。
ドンコイで見たよ~
1本25800ドン 129円 くらいで、貝のやらなんやらあったよ。
さて、ベトナムの「箸」の問題は、先が太い。
繊細な日本人はやっぱ「先が細い箸」じゃないとね(笑)
この「箸」は失敗したかも・・・
下見が足らんたかった。未熟やった・・・
「箸」を買いたいというのが、体全体でわかったらしく、「箸」屋のねえちゃんに「ねぎ」をしょっとるのが見えてたみたい。
しかも、「先の細い箸」を好んでいるというのを瞬時にキャッチされてもうた・・・
私の頭の中は「ドンコイの25800ドン」が基準だったのですが、その箸は確かに先が太いんですよ。
で、市場のねえちゃん、先の細い箸を選んで、1本60000ドンと言う。
急に高い!!!
上が「鼈甲で下が黒檀」と言う。
「べ、べっこう???」
ワシントン条約で規制されているのに、鼈甲のわけないじゃん。
ブラスティックかな??
と思ったけど、プラスティックではない。
ネットで調べると「90年にワシントン条約が制定され輸入規制が敷かれた、細工は規制が入らずに免れた。今は買う人もいない為、南太平洋の島々では食用にした鼈甲の甲羅が捨てられていると言う」とあった。
ということは、鼈甲1はこの辺りでは安いものなの?
黄色ほど高価らしいが、確かに黒い部分が多いからたいしたものではないのはわかるけど・・・
ドンコイの箸は貝がほどこしてあったけど、大概貝ははげるとネットに書いてありました。しかも、先が太い。
確かに、この「箸」は先が細い。
ベトナムでは、稀少です。
1膳60000ドンなので、6膳で360000ドン(1800円)
ドンコイのが1膳25800ドンだったので、高いとおねえちゃんに言うと
おねえ「25800ドンは、こんな「はし」ね(と言いながら先の太いのを見せる)
こっちの「はし」いいものね。さきほそい」と言う。
私「でも、日本の100均にも箸あるよ」と言うと
おねえ「ノウノウ、100円のはこんなはしね」と言い、木だけのシンプルな先の太い箸をみせる。
確かに。シャレオにある「ナチュラル・キッチン」の100円の箸を事前に見てきたけど、そんな箸ばかり。
確かに、写真のような箸は見たことがない。
結局 6膳で190000ドン(950円)まで交渉。
(1膳31700ドンになりますね)
実は、後でドンコイのTOMOBOで、私が買った箸と同じものが、1膳づつ布の箸いれ(刺繍までしてある)に入って35800ドン(179円)であったんですよ。
ドンコイの方が市場より高いのが常識。
しかも、ドンコイのは刺繍つき箸入れまでついてるのよ。
箸入れがついてなくて、ベンタインの1膳60000ドンはありえん。
後で考えると、「先の細い箸が欲しい」と言った瞬間、あの箸の値段が60000ドンに決定したと思うな~
あのおねえちゃんの勝ちやね。
頭いいわ~
そもそも定価表示がないので、値段はなんとでもなるんよね。
その時の客の反応しだいよね。
帰国して冷静に見ると、1膳160円で気に入った箸が買えたんだから、良かったんですよ。ただ、市場のような「駆け引き」をするところで、おねえちゃんにまんまと負けてしまったのが悔しいんですよ。
☆最後に、市場で笑えてしまったお話にいきます。
市場には、完全にブランドコピー商品を売っている一画があります。
そこは、他のブース以上に声かけがすごいんですよ。
で、全部「いらない、いらない」と連発して歩いていると、斜めにかけいてる私のバッグを見ておねえちゃんが話しかけてきました。
実はこのバッグ、ハワイの空港の免税店で買いました。
ハワイに行く時は斜め掛けの小さいバッグがヴィトンしかなくてそれを持って行ったのですが、次に行く上海ではヴィトンとか持って行かない方がいいと思い(海外旅行は高いものを持って行かないに限る)軽いこのバッグを買ったんです。
おねえ「そのバッグ、どこでかった?」と聞きます。
心の中で{う~ん? どういうこと? ハワイの免税店で買ったけど、英語で説明しにくいな}と考えていると
おねえ「いくらだった?」と聞きます。
{う~ん、免税店だから、ちょっと安かったけど日本での価格知りたいのかな?}
と考えていると
おねえ「にせんえん?」と聞きます。
なんと、このバッグがコピーだと思ってるんです。
ホーチミンのどのお店で買ったのか、よそのお店ではいくらだったのか知りたかったようです。
もう、大笑いです。
ホーチミンでは、ヴィトンを持ってもLESPORTSACを持っても、所詮コピーだと思われるんですね。
確かに、こ汚いかっこうで歩いてましたから、本物だと思わなかったんでしょうね。
しかし、LESPORTSACのコピーがあるとは知らなかったな~
だって、そんなに高くないブランドですからね。
しかし、「にせんえん」は高いぞ。
何万円もするバッグのコピー商品が「にせんえん」なら納得だけど、日本で買っても9000円くらいのバッグを見て「にせんえん」って言うってことは、それくらいの相場で売ってるのね。
やはり、ベンダイン市場は怖いぞ。高いぞ。気をつけないとぼったくられるぞ。
値段交渉していると、なにがなんだかわかんなくなってきます。
おねえちゃんたちもそうみたいで、「さっきより高くなったじゃん」と突っ込みいれたくなります。
ドンとドルと円と、どれもOKだったりすると、どの貨幣が得なのか、まとめて買ったら得なのか、どうすれば値切れるのか。
いろいろ考えたら、わけわかんなくなります。
ちなみに、一生懸命値切っている私を見て主人がひとこと
「おまえ、必死になって210000ドンを200000ドンにしようとおねえちゃんとバトルしてるけど、10000ドンは50円だぞ。頑張る必要あるんか?」
頑張る必要あるんです。
市場というところは値段交渉を楽しむところなんです。
言い値で買ったら悔しいではありませんか。
でも、正直疲れるんですよ。
値切るって体力いるんですよ。
だから、みんなのお土産は「安全第一、値切らなくても定価のついてる国営デパート」で買いました。
市場にも、あちこちでコーヒー売ってましたが、値段がバラバラで心配。
国営デパートで、しこたま買いました。
市場のコーヒー売り場
喧騒の国ベトナム NO-5
さて、先日書いたレジェントホテルの朝食ですが、噂どおりGOODでした。
食事中は民族音楽が演奏されます
演奏されているときを撮りたかったのですが、ちょっとチャンスを逃してしまいました。
ほんの一部の写真です。
3月23日の朝食
無難にまとめました(笑)
パンはトースターで自分で焼きます
生野菜は豊富にありましたが、初日ですので生野菜は避けました。サラダ゛好きとしては、残念
上のスクランブルエッグは、ここで焼いてくれます。
中身は指差しで出来ます。
ベトナム語か英語しかコックさんは話せません。
デザートは南国のフルーツが多いです。
ドラゴンフルーツは淡白な味です。
チョコレートデニッシュは美味しかったです。
フランスの植民地だったことがあるので、ベトナムのパンは美味しいと聞いてましたが、確かに美味しい。
けっこう広いスペースです。
食べているところから中庭がみえます。
なんと、朝7時すぎでしたが、泳いでいる人がいます。
葉の下の方に見えますか?
白人のおじちゃまでした。
確かに、朝から30度近くある南国ですからね。
3月24日の朝食
は「フォー」に挑戦です。
女性のコックさんが作ってくれます。
指差しでオーダーします。
麺も三種類くらいあります。
私は、「細めん」「鶏肉」「青梗菜」「シュウマイ」でお願いしました。
パンの種類も豊富です。
キゥウイデニィシュとレーズンデニィシュ。
グレープフルーツ・パイン・パッションフルーツ。
日によってフルーツの種類も変わります。
3月25日の朝食
和食にトライしてみました。
海外で食べる和食はあまり美味しくないのが常なので、試してみました。
お味噌汁はスープにわかめが事前に入り、右下の豆腐は自分でいれます。
ねぎもあります。
左は焼き魚の見本です。「さば」と「さんま」でした。
左下から「卵焼き」「納豆」「おくら」「沢庵」「きゅうりの漬物」
「おかか」「のり」とかなり種類があります。
当然「Soy sauce・お醤油」もあります。
けっこう濃口でした。
スクランブルエッグを作ってくれるところで、「Fried egg・目玉焼き」も作ってもらえます。
焼き加減を伝えるのはなかなか難しいです。
言わないと、かなり黄身がゆるいです。
ひっくり返して欲しいと言えば、しっかり焼けます。
お寿司もありましたが、朝なので食べませんでした。
今思うとどんな感じなのか、一つくらい試してみればよかったと思います。
ここからのものは食べてませんが、欧米人も多いホテルなので、いろんな種類のものが置いてあります。
フランスパンは自分で好きにカットします。
シリアルも豊富です。
左には、ドライフルーツもあります。
両サイドのものが何か確認してません。
真ん中は、ヨーグルトです。
これも三種類くらい用意してあります。
もっといろいろあったのですが、なにせ人がいるから写真を撮りにくんです。
しかも、食事するところなのに、写真を撮っている私は「まぬけ」に見えますしね(笑)
さりげなく写真を撮るのは、難しいですね。
これは、朝6時から朝食がとれるので、朝一番に行って撮ったものです。
まだ準備が完了してないみたいですね。
写真では、うまく伝わらないと思いますが、このホテルの朝食のグレードはかなり高いです。昨年、ハワイの高級ホテル「ハレクラニ」で朝食をしたとき、やはりビュフェ形式でほとんど同じくらい内容で1人チップを入れて40ドルくらいだったと思います。
なんと、ベトナムのお安いこと!!!
今思うと、プールサイドの外で食べることもできたのに、3日とも中で食べたのが残念。もっといろいろチャレンジすればいいのに、自分の好きなものしか食べてないのが残念。
でも、リッチは4日間でした。
おかけで、帰国したらたった4日で1㌔太ってましたぁぁぁ~
喧騒の国ベトナム NO-4
3月22日(月) ホテル到着後、まずは部屋に行き貴重品をセーフティBOXに入れます。昔は体の一部に持っておくのが良策と言われてましたが、今の時代はホテルのセーフティBOXに入れるのを旅行代理店も薦めます。
街中で落としてしまうのが、一番怖いからです。
今一番治安のよくないと言われている南アフリカ共和国以外のホテルのセッフティBOXはまず大丈夫です(笑)
今夜と明日の午前中くらいまでのお金以外は全部BOXにいれます。
次に、夜の食事の予約をしました。
ホテルの部屋から直接かけました。
大きなホテルだと、市内通話は料金をとりません。
レジェンドホテルも無料でした。
ベトナムも高級レストランは大概英語が通じます。さすがに日本語は無理です。
主人の「笑い話・アンバサダーコース」の英語力で予約はできました。
バカにできないアンバサダーコース(笑)
私には電話での予約なんて無理ですから・・・
ひとまず、8時の予約です。
HISのガイドさんに「夜何時くらいまでタクシーは大丈夫ですか?」と聞いたら
「まあ、10時までですね。しかし、サイゴン川の船着場の近くは9時過ぎたら危ないです。できれば、夜遅くの外出は控えてほしいです」とのこと。
8時に食べ始めても、10時前にはタクシーに乗れると思うので、実行です。
次は両替です。
ドンコイに一番レートのよい両替屋があるという情報をキッャチしてましたが、安心のためホテルで両替しました。
高級レストランでも、5000円もあればOKという話なので、ひとまず1万円を両替。
今は円のレートがよくて、200万ドンに変貌。
なんか、すごい単位よね。
慣れるのに大変。
さて、200万ドンを懐にいれてホテルを出ました。
夕方の6時すぎとなり、ちょっと薄暗くなってました。
「マイ・サイゴン」という一番期待している雑貨のお店にGO。
レジェントホテルから歩いて5分。
歩いて5分は日本では近い。でも、ホーチミンはノンノン。
何が大変って、道路の横断。信号がないところも横断しなくてはいけません。
バイクと車をよけながら横断するわけです。
決して走ってはいけないそうです。ゆっくり左右を見ながら、車やバイクをよけながら、ぶつかりそうになったら立ち止まって待つのだそうです。
そう、たとえそれが道路の真ん中でも。ひぇ~
怖いよう~
しかも、ジモラー(現地の人)は道路で夕涼みを兼ねて、すわってたりしてるんですよ。きっとみんな良い人なんだろうけど、薄暗くなってジモラーにジロって見られたりすると、全員なんか怪しく見えてきます。被害妄想なんですけどね。
まあ、初日のこ夕方から歩いてる私たちも大胆なんですけどね。
すっかり暗くなった頃に地図上の「マイ・サイゴン」の地にたどりつくんだけど、そのお店がないんです。
通りを確認しても間違いないし、他のお店はちゃんとその位置にあるのに・・・
警備員のおっちゃんらしき人に、英語で聞いても知らないとのこと。
結局、そのお店はなかったんです。後日わかったのですが、結局行きたかったお店のうち3軒くらいは行方不明でした。
移転したのか、潰れたのか、わかりません。
街の様子から察するに、けっこう潰れているお店があります。
本に載ってた「マイ・サイゴン」の店内の様子
もう一軒「アンナム・グルメショップ」というお店は地図どおり存在してました。
おしゃれなパッケージがいいベトナム産のお茶、コーヒー、スパイスがしゃれたパッケージにくるまれて勢揃い。ヨーロッパの輸入食品も豊富で、パスタやワインをはじめ、ハムやチーズのデリカテッセンも併設。
と、本に書いてありましたが、さほど欲しい物がなく、即退散。
高級店なので、入り口にガードマンが立ってます。
さて、予定より早いけど、予約したお店に行くことにしました。
またまた、大変なことが待ってます(個人旅行は大変なのさ)
タクシーに乗らないといけません。
ホーチミンのタクシーは、けっこう「ぼったくり」がいるそうなんです。
事前に学習してこんなものまで作ってます。
これによると、VINA TAXIがいいらしい。
HISの人が教えてくれたのは、タクシーの横に書いてある数字で選ぶとよいそうです。
38・27・27・27か38・38・38・38か38・11・11・11が良いとのこと。
電話番号だそうです。
私の仕入れた情報だとVINA TAXIが一番安心だという話なので、38・27・27・27を探そうとしていたら、主人が38・38・38・38のMAI LINH TAXIを停めてる。
そこで、いつものバトルが始まります。
「これじゃないのがいいんじゃないん?」と私
「HISの人がこれも大丈夫って言ってたぞ。もう停めたし」と主人
不承不承乗ったけど、微不安。
でもよく考えると、2人とも大胆よね。
初日の夜はホテルのレストランとかにすればいいのに、わざわざ暗くなってから路上でタクシーを拾うんだもんね。悪評高いホーチミンのタクシーを。
内心不安な2人は必死に確認するんですよ。
「メーターは倒してある」
「10,0からちゃんとスタートしている」
「メーターの速度は速くない」
「このハイバーチューンをまっすぐ行けばいいはずだし、時間的に5分くらい乗ってれば着くはず」
行きたかったレストランは高級ベトナム料理店なんだけど、ガイドブックにはほとんど載ってません。ネットで調べても、旅行記に書いてる人は1人しか見つけられませんでした。
では、なぜにそのレストランにするのかって???
いや~、お恥ずかしい。
私のミーハー根性丸出し選択です。
NHKの香椎由宇の番組の中に出てきたんです。
それが、すごく私好みのインテリアで、しかも美味しそうだったんです。
あまり行った人がいないというのも、ミーハーのツボなんです。住所を調べて地図で探したんですよ。ネットがなければ、出来ない芸当です。
いやぁ~、ネットってすごいですよね。
グーグル、ありがとう!!!
そうそう、ホーチミンのタクシー運転手は地図はあまりわからないんだそうで。だから上海方式で正解でした。
上海方式とは、上海のタクシーに乗るために私が作った手帳に「行きたい場所名」を書いたものを見せるという方式です。
今回の旅行は、よりマイナーな所に行きたいので、住所も書いておきました。
これが大正解でした。
このお店もタクシーの運ちゃん知らなくて、住所で連れて行ってくれました。
これからは、住所も入れたホーチミン方式でいくつもりです(笑)
さて、運ちゃんが「ここだ」と言ったところは「スポーツ用品店」の前。
「えっ??? 運ちゃん間違ってるよ」と思い、確かめると「ここだ」と言う。
困っているいると、スポーツ用品店の人が「そこの角を曲がるんだよ」というジェスチャーをしている。
そうだ、ネットの地図を見たとき、大きい道路から少し入った路地だった。
と思い出し、お金を払っておりました。
2万ドンでした。日本円で100円です。安い!!
降りたとき「おまえはこのタクシーに初め不服そうだったが、運ちゃん親切だし、適正価格。良いタクシーだったじゃないか」と超自慢げ。
はい、はい。確かに良いタクシーでしたよ。
とにかく、その路地を入ってみると、アオザイを着たおねえちゃんが古い作りの門の前で待ってる。
「オー、ここだ」と感激。
見た、見た、テレビで見た門だわ。
おねえちゃんも一緒に写真に撮ればよかったわ。
残念。
しかも、あまり上手に撮れてなくて、素敵な雰囲気が伝わらないのが残念。
お客は、欧米人のグループと、ベトナム駐在らしきビジネスマングループだけで、日本人の観光客がいなかったのも、なんだか嬉しい。
自分も日本人の観光客のくせにね~
可笑しいよね。でも、嬉しい。
これが、メニュー。
布張りで、蓮が刺繍してあります。
素敵です♪
主人は「刺繍? そんなの関係ねぇ~」みたいなのりで、
こてこてのベトナムビール頼んでました。
私はきどって白のグラスワインを頼みましたが、あまり好きじゃないので主人に飲ませました。
テーブルセッティングもこんな感じ。
女性好みですよね。
でも、料理が美味しいせいか、男ばかりのビジネスマン3人も利用してます。しかも、主人と同じくベトナムビールをグビグビ。
どこの店でも、まず間違いなく美味しいCha gio
「揚げ春巻き」ですね。
キャベツとミント・紫蘇がついてます。
キャベツにミント・紫蘇をのせ、春巻きを入れて包んで食べます。ベトナム料理は包む文化です。
主人も「これは、美味しい」と満足。
これは、主人のチョイス。
Cua Hap Bia「蟹のビール煮」です。
これが、実に美味しい。デカイ蟹です。
私はそんなに蟹好きではないのですが、蟹の味がとても美味しいんですよ。みそもとても美味しい蟹でした。
私のお目当ての一品。
Lou Ngot Ca Dieu Hong「花の鍋」です。
香椎由宇が食べてました(笑)
ミーハー路線まっしぐらですが、「花の鍋」なんて、ベトナムでしか食べられないではありませんか。
主人は最初難色を示してましたが・・・
この鍋の中にスープが入ってます。
トマトやいろんなものが入ってます。
ウェイターが全部給仕してくれます。
沸騰したら、まず海老を入れて、また蓋します。海老が煮えたら、一旦取り出してカットしたものをお皿に入れて持ってきてくれます。
お花を全部鍋にいれ、ちょっと煮立ったら取り分けてくれます。
いろな種類の花が入るように手際よくいれてくれます。
途中で、フォーも入れます。
スープがしっかりした味なんで、すごく美味しいです。
なんと、欧米人のグループも、ビジネスマンのグループも、最後はこの鍋を食べてました。
この鍋がこの店の自慢料理だと推測。
すっごく嬉しい気分でした。お店の自慢料理ほオーダーした私って、素敵♪
ミーハー力全開です。
写真を撮り忘れてますが、Teaも飲みましたが、カップが小さいのが残念。
お茶飲みなんで、どっさり飲みたかったわ。
ジャスミンテイだったと思います。
これだけ食べて飲んで(主人はビールをおかわり) 90万ドン。4500円くらいです。
安いですよね。
でも、ベトナムでは、高いお店なんです。
ベトナムだからこそ、高級店で食べても安くて美味しいので、ぜひホーチミンに行ったら「高級ベトナム店」に行ってください。お薦めです。
後日、やはり高級ベトナム店に行ったのですが、このANVIEN・アンビィエンの方がお値段設定が高いですね。でも、満足しました。
「ANVIEN」 178A Haiba Trung Quan1 Tel(08)8243877
さて、帰りのタクシーですが、主人が
「38・38・38・38が非常に良かった。これを拾おう」とのこと。
帰りは3万ドン(150円)でした。
帰りの運ちゃんもとても感じがよく、安心して乗れました。
第1日目は大成功でしたね。
「マイ・サイゴン」がなくなってたのが残念でしたが、
ホテルもグ~
タクシーもグ~、
そして、なにより嬉しかったのは「アンビィエン」が期待どおりのお店だったこと。
NHKさん、ありがとうね。
放送していることを教えてくれたモンぽこさん、ありがとうね。
喧騒の国ベトナム NO-3
タイトルが「喧騒の国」となっている説明をせずに書き綴っていることに気づき、ちょっとその説明をしますね。
一度でもベトナムに行かれたことがある方は納得でしょうが、ベトナムの道路事情は驚きです。
旅行のガイド本にも書かれ、香椎由宇のテレビでも紹介してましたが、ベトナムの道路は車とバイクであふれてます。
しかも、信号はあっても車・バイク優先。
ゆえに、クラクションが絶えず鳴ってます。
空港にお迎えに来てくれた車は何故か「ベンツ」のワゴン。
そして、走っている車・タクシーもわりと新しいんです。
まだ車社会があまり定着してなくて、庶民の足はバイクなので、車の古いのがあまり走ってないんだと思います。
そのかわり、バイクは古いのから新しいのまで雑多に走ってます。
聞いてはいましたが、ほんとすごい。
車と車の間にバイクがびっしり。
ホテルまで距離は近いのですが、なにせ夕方のラッシュであまり早く走れません。
混んでいると、あつかましいバイクは歩道も走ります。
日本人から見たら「無法地帯」です。
ホテルまでの30分、全員「ひぇ~、すごい!!!」の連発です。
何処まで行っても、どこを走っても、「雨後の筍」のようにバイク・バイク・バイク。
子供前後なんてあたりまえ。
足元に荷物を載せて、曲芸のような乗り方。
でも不思議と物は落ちません。
排気ガスもハンパじゃないので、マスクしてます。
車は、バイクにクラクションを鳴らし、
バイクは人にクラクションを鳴らして大きい順が優先です。
ベトナムは左ハンドル、右側通行ですので、日本と逆です。
ですから、日本で言う右折がベトナムの左折で、これが大変。
左折優先レーンなんてありません。
直進車の間をぬうというか強引に入ります。
直進している車が川のように流れているのに、強引に入るしかないんです。
日本人全員でお口あんぐり状態。
それを見ていたベトナムのHISのガイドさん。
「驚きでしょうが、待っていたら明日の朝になっても渡れません(笑)」とのこと。
車すれすれまでバイクがきます。
日本だったら絶対事故がおきます。
しかし、そこはホーチミン。
車もバイクも歩行者も慣れてます。うまくよけます。
見ているだけで疲れました。
ベトナム駐在の方のブログに「道路を横断できたら、ベトナムを攻略したようなものです」と書いてありましたが、道を歩いていろいろ見たいけど、道路の横断は無事に出来るのでしょうか・・・
ホテルの窓から見ても、前の大きな通りの車・バイクは遅くまで走ってます。
ホテルから信号のない道路の左折を撮ってみました。
手前の4台のタクシーは歩道で待機中。
何故か幅は広いけど、一応歩道なのに車が停車。
さて、真ん中の黒い車が左折します。
バイクも車もかなり流れてます。
少しつづ入っていきます。
不思議とバイクはうまくよけてくれます。
そして、無事左折完了。
ポイントは「負けない、くじけない、強気」
私には出来ません・・・ 対向車が目の前なんですよ(怖)
14年前に訪れたエジプトのカイロで初めて歩行者の大胆な道路横断を目にして驚いたのを思い出しました。
日本は実に秩序がありますね。
運転が苦手な私でも28年間無事に運転できるんですもの。
主人と2人で「絶対ベトナムに駐在しても車は運転できない」
「ホーチミンのタクシーの運ちゃんにはなれない」
「こんな国はレンタカーなんか借りれない」
といろいろ意見を出しました(笑)
ちなみに、HISガイドさんの情報によるとバイクも結構高いんです。
バイクに詳しくないのでよくわからないのですが、HONDAの最新のバイクだと80万円くらいするそうです。中国製が安くて15万円くらい。
月収2万円くらいが平均のホーチミンだから、かなり高価ですよね。
だからよく見ると、日本では見なくなった古い型のバイクもかなり走ってました。
暴走族のようなマフラーなしのバイクなんて走ってませんが、台数が多いのとクラクションもよく鳴るので、とにかく「喧騒」です。
喧騒の国ベトナム NO-2
今回はHISの
「初夢フェア 憧れのラグシ゚ュアリーホテル レジェンドに泊まる! ホーチミン4日間」
54800円というツアーでした。
あまりの安さに仰天していたのですが、これが大正解でした。
旅行に行く前に、いつも利用しているJTBを通ったので何気にパンフレットを持って帰ったのですが・・・
なんと全く同じプランがJTBにありました。
「マイセレクト ホーチミン自遊自在4日間」ルックJTBの企画です。
同じ3月22日の出発で、全く同じ飛行機を利用して、同じレジェンドホテルで
92000円なんです。
何度見ても、全く同じなのに37200円もの違いが・・・
両方とも2日間、オール自由日程。
しつこいけど、すべて同じ。
主人と出した結論は「ホテルの部屋の向き、すなわちビューが違うんだ」ということになりました。
ハワイでも、「オーシャンフロントビュー」と「オーシャンビュー」では値段が違います。おそらく、HISは「隣のビルビュー」ではないかと推測(笑)
しかし、ビューだけの違いで37200円も違うのもおかしな話ですよね。
さて、空港にHISの人が迎えに来てくれていて、レジェンドホテルへ。
広島から他に男性3人のグループが同じホテルでした。
チェックインをすませて、その3人の方と同じエレベーターで上がるとき
「全く同じプランでJTBでは37200円も高かったんですよ」と言うと
「この値段でこのホテルに泊まれるなんて、ある意味奇跡ですよね(笑)」とホーチミン3回目の男性の答えでした。
確かに。
で、部屋の鍵を開けると・・・
なんと、「サイゴン川ビュー」
そう、一番良いビューの部屋です。
「香椎由宇 雑貨天国ベトナムの一週間 ~ホーチミンで部屋をつくりました~」で使われた部屋と全く同じ!!!
なんて、ラッキーなんでしょう。
っていうか、JTBとの37200円の差がわかりません。
HISさん、素敵です。
以後も気をつけて情報をキャッチしてHISを利用しようと思いました。
皆様も、どこか旅行に行かれるときは、いろいろパンフレットを集めて情報収集してください。今回のように全く同じでこんなに料金の差が出ることもあるんです。
HISのガイドもとても親切でいろいろ教えてくれましたし、大満足でした。
日に二度もタオル交換があります。
こういう窓の額縁処理とか、デザイン性の高い照明とかで、ホテルのグレードの差が出ますね。
こういうインターネット環境の良さもホテルのグレードの高さを表しているとコンピューターおたくの主人が言ってます。
写真を撮るのを忘れてしまいましたが、変圧器も借りれました。
ドライヤーもポットも部屋についてましたが、私のストレートアイロン機を持って行ったので必要でした。
コンセントは日本・アメリカ・ヨーロッパに対応のものでした。
他にも、市内に巡回の車がありました。
タクシーも安いのですが、せっかくなので一回利用してみました。
私たち2人だけでも送ってもらえました。
昨年ハワイで娘の挙式のとき「母も一緒だから」という理由で☆5つの「モアナサーフライダーホテル」に泊まってから、「グレードの高いホテル」というのが、なんて素敵なのか知ってしまったので、今回とてもハッピーでした。
だって、モアナサーフライダーはとっても高かったけど、今回はこんなに安く☆5つに泊まれたから、よけいに嬉しかったんです。
東南アジアの良さですね。
しかも、HISさんのおかげです。
このホテルのもうひとつの魅力は、朝食が豪華なことです。
モアナサーフライダーは朝食もついてなかったんですよ。
しつこいけど、今回の旅行は安い!!
朝食については、また次回に書きますね。
喧騒の国ベトナム NO-1
3月22日、広島空港9時発のチャイナエアラインで、台北へ。
そう、広島空港からホーチミンへの直行便はないんです。
台北空港で乗り換えです。
今回利用して知ったのですが、台北の台湾桃園空港はハブ空港なんですね。
台北経由で行けば、広島からでも大概の国に行けることがわかり、今後の参考となりました。
さて、広島から今回のHISの今回の旅行に何人参加しているかは、ホーチミンに到着しないとわかりません。
ひとまず、夫婦2人で機内に。
チャイナエアラインの機内食でも紹介いたしましょう。
広島から台北の機内食
普段は発泡酒しか飲ませてもらえない主人。
機内ではビールが飲めて嬉しかったようです(笑)
台北からホーチミンの機内食
台北の台湾桃園空港はチャイナエアラインのハブ空港というだけあって、かなりデカイです。第1ターミナルと第2ターミナルがあり、ターミナル間には2分半ごとに無料で運行されている連絡電車(スカイトレイン)が走っています。乗り継ぎのときは、必ずターミナル移動しなくてはいけないのが、ちょっとやっかい。
ここで、今後台北経由で旅行される方にプチ情報。
第1、第2ターミナル両方に免税店がありますが、第2ターミナルの方が新しいので、そちらで買い物される方がいいですよ。
乗り継ぎの時間があれば、ぜひ第2ターミナルで買い物してください。
台北の免税店は他の都市の免税店より安いです。
ホーチミンの免税店と比べると、品物にもよりますが安かったですよ。
驚いたことに、台湾桃園空港の中の時計は、ロレックスなんです。
なんてゴージャスなんでしょう(笑)
いたる所にこの時計があります。
ところで、台湾は治安がいいんですね。
主人が喫煙室に入ってなかなか出てこないので、入り口で待ってると、一人の女性(東洋人・おそらく日本人)が、荷物を乗せたカートを入り口に放置して中に入っていかれました。
おいおい、っい感じで驚きました。
「いいんかい??」って思いますよね。
日本でも、なかなか見ない光景です。
その人が超のんきなのは事実ですが、「人を見たら泥棒と思え」というくらいの海外で、こんな光景は初めてみました。
失礼とは思いながら、あまりに驚いたので写真を撮らせていただきました(笑)
左下の黒いかばんとピンクの袋は持って入られました。
カートの中の荷物に金目の物は入ってなかったのかしら・・・
と思っていたのですが、出て来られてカートの中の荷物からアイポットを出して、聞きながら立ち去られました。
「金目の物入ってるじゃん!!!」
10分くらいはカートが放置状態でしたね。
何事もなく終わりましたが、台湾の治安がいいのも驚いたけど、その女性ののんきさにも驚きましたね。私もけっこう「のんき」ですが、この女性すごいです。
さて、いよいよホーチミンへGOGOです。
台湾のホーチミンの表記は「胡志明」
帰ってきました♪
3泊4日の旅なんで、あっという間でした。
上海に続き、東南アジア第2弾の旅も、「あんなこともあったわね~ こんなこともあったわね~」という楽しく面白いけど、疲れる旅でした。
では、明日からぼちぼち旅行記を書きますね。
しばらくお付き合いくださいね。
明日となりました
準備万端のはずですが、どうなることやら。
今の一番の悩みは広島とホーチミンの温度差です。
朝7時の広島空港は寒いのですが、ホーチミンは暑い。
そう、防寒着が邪魔になるんですよね~
まあ、なんにせよ、行ってきま~す。
ベトナム旅行 NO-5
毎日、アホみたいに楽しい旅行の計画ばかりたてていました。
ひとまず、アウトラインが出来たので、ゆっくりといろんな人の旅行記のブログを読んでました。
ある人の旅行記を読んで、ある意味ちょっとショックをうけてしまいました。
「やがて屋台にいる間、ひっきりなしに身体障害を持った乞食がやってくる…。酔っていたから余計に胸が締め付けられて涙が不意に出てしまった。表面的には自由経済の発展を謳歌しているホーチミンだったが、社会的弱者を置き去りにし、貧富の差は確実に拡がっているのだろう。平等を唱うはずの社会主義国で、彼らのような存在がいることに矛盾を感じても、単なる旅行者としてその場にいる自分が、どう関わっていいのか分からずにいる。それがまた悲しかった。10円あれば彼らはパンが食べられるだろうし、次々と出会う乞食全員に喜捨したとしても大した金額にならないだろう。でも、一日生きるだけのお金を恵んだところで、何も変えられない。ベトちゃん、ドクちゃんのように手厚い看護と福祉を受けられる人もいるのに、私の目の前にいる人たちは何故…?
こんなとき、どうすればいいのか?10年前、インドのカルカッタで乞食の列にショックを受けて以来、私は明確な答えがわからないままだ。」
なんだか、複雑な気持ちになりました。こんなことはわかっていることなんですが。発展途上国はどこでも抱えている問題です。
私が、子供の物乞いに初めて遭遇したのは、パキスタンのカラチの空港前でした。
皮膚病の子供もいて、とても悲しい気持ちになりました。
その時は、旅慣れしている方たちと一緒だったので
「これが現実だから、うけとめてね。でも、お金を渡してはだめよ。一時の旅行者のお金を得たとしても、根本は変わらない。むしろ、旅行者にねだればお金が得られると思って労働意欲をそぐことになる。かわいそうでも、無視すること。帰国して、彼らの生活向上の支援を考える方がよいことなのよ」と言われました。
翌日のカラチの市場では、もっとショッキングな光景に合いました。
カラチには、ほとんど日本人の観光客がいなかったのですが、6人くらいで市場に行きました(危ないからやめた方がいいと添乗員に言われた気も・・・)
市場の地面は当然、土です。雨が降った後なのか、少しドロドロでした。
その道に、両足がないためにいざりながら物乞いしているおじいさんがいました。
今の日本に「いざり」の方なんていませんよね。
そんなドロドロの道をいざってでも物乞いしないと生きていけないんでしょうね。
これは、もう衝撃でした。
パキスタン旅行は、エジプト旅行にくっついていたものなんです。
目玉は「モヘンジョダロ遺跡」が見れることでした。
ところが、治安の安定してないパキスタンなので、急遽取り消しになったんです。
でも、「モヘンジョダロ遺跡」が見れなかったけど、、パキスタンのその時の国の様子がわかったことがよかったと後で感じました。
昨年、上海に行くときは「どんなのかな~」と危惧しましたが、上海は近代化している部分しか見なかったせいか、物乞いの人に遭遇しませんでした。
でも、やはりショックをうけるシーンはありました。
近代都市になった上海の外灘。ヨーロッパの租界時代の立派な石造りの建物は健在。建物の中は、こじゃれたお店・ブランドのお店。
そんな外灘に、若いお母さんが1才くらいの子供を連れて、ホームレスをしてました。目を疑いました。子連れの若いお母さんです。
薄汚れた格好で、顔もかなり汚れていた2人なので、ホームレスのようでした。
「あんなに若い娘さんがなぜ??」と疑問と悲しさでいっぱいになりました。
子供におしっこさせた後、小さな缶を持ってどこかに消えました。
その缶に、少しでもお金を入れたい衝動と戦っているうちに彼女はどこかに消えたんです。30メートルくらい離れたところから見ていたので、私の気持ちは見えなかったのかもしれませんね。
ハワイにもホームレスがいたのですが、不思議と南国で見るせいか、悲壮感がなかったんです。息子と2人で朝早く散歩していたときに見たんですが、
「ハワイのホームレスは暖かいから凍死することがないから、いいね」と言う息子の言葉に妙に納得したので、悲壮感を感じなかったのかもしれませんね。
というわけで、上海より発展途上国特有の悩みを多く抱えている「ベトナム」ですから、きっといろんなことに遭遇しそうですね。
香椎由宇の番組も、さすがNHKだけあって、ベトナムの抱えている問題は定義して製作してありました。
1986年に始まったドイモイ政策についても話題にしてました。
ドイモイとは、経済(価格の自由化、国際分業型産業構造、生産性の向上)、社会思想面で新方向への転換を目指すものです。
これによって、経済は発展するのですが、貧富の差は拡大します。
ドンコイ辺りに店を出している人は、ドイモイによって富裕層になったベトナム人と外国人です。安い賃金でいろんなものを作製させたり仕入れたりして、ドンコイという付加価値をつけて、値段は高くなり、富裕層はまた豊かになります。
そんなドンコイに行って喜んで買ってしまう私なんです。
ちょっとミーハーすぎて、恥ずかしく感じるのも事実です。
でも、少なからずみんな発展途上国に行くと、複雑な想いになりますよね。
ベトナム旅行 NO-4
と言うと大抵の人が「ベトナムに何をしに行くの? 何を見るの?」と言われます。
確かに、カンボジアのように「アンコールワット遺跡」があるわけでなく、中国のように古い歴史的世界遺産がそんなにあるわけでなく、魅力不足みたいですね。
でも、「雑貨」大好き人間には「雑貨天国ベトナム」は行きたい国なんです。
同じベトナムでも、仏蘭西の統治が長かったホーチミンの方がハノイよりより濃く仏蘭西の影響をうけたため、雑貨の魅力の根源が作られたみたいです。
ベトナム人というか、東洋人は概して指先が器用です。
木彫・陶器・刺繍・竹細工など、ベトナムには昔から高度な技術があり、最近はその安い技術力を使って、仏蘭西人や日本人、ベトナムの富裕層がセンスの良さをプラスして、欧米人・日本人対象の雑貨を作り上げているようです。
ですから、ホーチミンのドンコイ通りなどは「おしゃれな町」と化し、若い女性から圧倒的支持を得ているようです。
先日見たNHKの「香椎由宇 雑貨天国ベトナムの一週間 ~ホーチミンで部屋ほつくりました~」で、香椎由宇さんが言ってましたが
「日本で好みのリネンとか雑貨を探してもなかなか見つからない。でも、ホーチミンだと100%好みのものに出会える」とのこと。
ほほぉっ~(←韓国史劇の王族の言い方で)
これは、超・超ラッキーです。
知ってはいたものの、そんなに雑貨天国とは♪
調べてたら、とても3泊4日の旅ですべてを網羅できるはずもなく・・・
効率よく厳選したお店・市場に行かなくては。
それでもベトナムの雑貨天国がよくわからない(ベトナムというと、市場風のちょっと雑然とした、こ汚いイメージしか湧かない)方のために、行こうと思っているお店の画像を貼っておきますね。
グエン・フレール
一番、期待しているお店。
骨董家具や少数民族の生活用具が充実しており、じっくり見てみると興味深い物に出会えるらしい。
特に少数民族物はここしかないユニークな物もあるらしい。
マイ・サイゴン
一番たくさん買い物しそうなお店。
籐、竹、ココナッツなどのベトナム産の素材を使用しいてる製品。アジア生活雑貨が手に入る。
ナグ
一番「使える」キュートな雑貨がありそうなお店。
コロンとしたフォルムや優しい色使いのグッズはどこか懐かしくもあり、それでいいて洗練された雰囲気を放つ雑貨が多いらしい。
バチャンの工房で作られるオリジナル陶器が多数。
陶器類は3階にあり、1階はバッグ、2階には市場にあるようなキュチュな小物が並んでいるらしい。
リーズナブルなので、おみやげに最適な店らしい。
刺繍製品や籐製品などの雑貨から洋服まで何でも揃うらしい。色・柄・形とバリエーション豊かで、どれを選ぶか迷ってしまうほど。とのこと。
それは、困るな・・・・
MGデコラシオン
ベトナムの伝統工芸とフランスのエッセンスを調和させたオリジナル商品が並ぶ。ポップなカラーのクッションカバーから、コットンやリネンなどの素材を活かしたランチョンマットまで種類豊富。
ナプキンとお香のセットなどユニークな組み合わせの商品もある
モン族やチャム族など、ベトナムの6少数民族から買い付けた生地や小物が、アンティーク家具の上に見やすくディスプレイされている。オーナー自らデザインを手がけるというシルバーのアクセサリーも人気らしい。
定評あるクオリティとセンス。素材や製品のバリエーションが多彩なししゅう専門店。ティーポットカバー、キャンディボックスなど小物類は特に種類が豊富。日傘($65~)は滞在中にも重宝しそう。ししゅうがキュートな子供服やブラウスはサイズも揃う。商品にはクリーニング方法が書かれたカードが付いているらしい。
ライフ・インプレッション
このお店は香椎由宇の番組でも紹介されました。仏蘭西人のお店で働いていたベトナムの方が独立して作ったお店です。今オーナーはアメリカ在住です。従来の物とはひと味違った漆器がズラリ。木や竹製の漆器のほか、プラスチックや水牛の角に塗料を塗り付けた物もあり、パステル調の色のバリエーションが楽しめる。テーブルウェア、小箱、花ビンなどがメイン。貝殻を使ったキュートなアクセサリー類も見逃さないようにとのことです。
チチ
心浮き立つ雑貨がいっぱい。ハスの花やアオザイなど、ベトナムにちなんだモチーフをさりげなく取り入れるのが得意で、ベトナムの香りを残しながらもシンプルなデザイン、使いやすさを追求した商品が多い。バッグやテーブルウェアが人気で、水牛の角を使ったスプーンもグッドらしい。ウェアはオーダーメイドも可能。らしい。
テウテウ
ベトナム人の愛する花ししゅう。
「普通のおばさんが、可憐な花々を巧みにししゅうするセンスと技術には驚かされる」というオーナー。ほとんどのブラウス、スカート、パンツには花のポイント手ししゅうが入っている。デニムのサンダルとバッグも人気の定番商品らしい
ティム・サイゴン
ココにしかない物を探す!生春巻や月面世界を歩く天秤棒の女性など、ユニークなデザインTシャツがココの目玉。「ベーシック&キュート」をキーワードに、シャツやパンツなどオリジナルのウェアを作っている。布製のバッグやポーチ、財布などの小物類も揃う。キュートなアクセサリーも豊富。
さて、ベトナムならではのユニークな物を売っているお店も行かないとね・・・
アンナム・グルメショップ
おしゃれなパッケージがいいベトナム産のお茶、コーヒー、スパイスがしゃれたパッケージにくるまれて勢揃い。ヨーロッパの輸入食品も豊富で、パスタやワインをはじめ、ハムやチーズのデリカテッセンも併設。輸入キャンディやお菓子の量り売りコーナーまである。
アン
珍しい民族物が見つかる。
商品の種類、その数は群を抜く豊富さ。おしゃれではないが、各少数民族手作りの素朴なグッズが集められている。モン族、ザオ族、ターイ族をはじめ、中南部のコホ族の物なども。クロス、スカーフ、衣類、小物類などが揃う。チャム族の織物を使ったサンダルやスリッパは人気商品。
サバ
伝統的な民族織りを都会的に。
藍染めやカラフルな幾何学模様の少数民族の手織り布を、ベトナム人デザイナーがモダンにアレンジ。特に、ワンピース、トップスの品揃えが豊富だ。ワンピースは22万ドンからで、サイズは4種類。リバーシブルタイプの物もある。
少しはベトナムのエスプリが伝わりましたか?
こんなにあってはすべては見れないけど、頑張る予定です(笑)
ただ、今日ブログを読んでいると、日本人の旅行者がベトナム人のガイドさんに
「雑貨店を見て、美味しいものを食べてベトナムを理解したと思って欲しくない。戦争を通して、ベトナムの歴史を理解して欲しい」と言われたいう日記がありました。
確かに。
一応歴史博物館に行ってベトナムのお勉強もしようとは思ってますよ・・・
ベトナム旅行 NO-3
ベトナムといえば「雑貨王国」
女性としては、雑貨・洋服・アクセサリーに目がない。
しかし、今回の旅行は「主人付」
上海のときも豫園で買い物三昧の予定が主人がまったく興味を示さない。
そこで「コーヒー屋さん」に待機させて物色するも、不完全燃焼。
男性が好むベトナム三昧は「ベトナム戦争の傷跡・クチトンネル」「メコン川クルーズ」だと思い、サービス精神で「オプションツアー」をみつける。
で、主人に提案すると
「正味2日しかないのに、そんな戦争跡やメコン川の自然はいい。ホーチミンをゆっくり散策する」とのこと。
ラッキーーーー!!!
もちろん、私も望むところ。
茶色のメコン川からボートで運河を進みベンチェへ。
手漕ぎボートで、ココナツキャンディー工場とハチミツ農園の観光
ハチミツ農園ではハニーティーのサービス
そのほか、フルーツの試食や、メコンデルタの伝統音楽の鑑賞。
なんて、したくない。
首に、大きな蛇なんて巻き付けなたくない。
クチトンネルの中は狭いのに、閉所恐怖症気味の私は入りたくない。
拷問に近い、数々のワナなんて、見たくない。
ホーチミン市内の観光と、雑貨・アクセサリー・洋服のお店めぐりと、ベトナムの「食」を楽しむことに決定。
燃えるな~
ネットと本にかづりついちゃうな~
個人事業の勉強の本は読む気がしないけど、「ホーチミン」の本はすでに手垢がつきそうな勢いだわ。
しかし、2日とちょっとをいかに使うかで、悩む。
難しい。
店は腐るほどある。
地図をみてもよくわからん。
行きたいところが点在している。
先日録画していた「香椎由宇 雑貨天国ベトナムの一週間 ~ホーチミンで部屋ほつくりまた~」を見て参考に。
で、なんとびっくり。
わたしたちの宿泊予定の「レジェントホテル サイゴン」に泊まってるじゃん。
ちょっと嬉しかったけど、日程表はなかなか出来上がらないわ。
でも、何度も何度も地図を見たり、ネットで検索していると、少しはホーチミンがわかった気がしているのは、気のせい???(笑)
ベトナム旅行 NO-2 「レジェンドホテル・サイゴン」
アジアの旅行のときは、「良いホテルに泊まる」というのが我が家の法則です。
なぜなら、ヨーロッパ・アメリカに比べると高いホテルが安く泊まれるのと、やはり安心のためです。
以前パキスタンに旅行したとき(エジプト旅行に勝手についたんですが)旅行会社が用意していたホテルは最高級のホテルでした。
上記したとおり、最高級でも安く泊まれるので、旅行会社もちゃんと考慮して、リッチな気分にさせてくれてました。
そのホテルの名前は忘れましたが、カラチの最上級ホテルで、いままでの先進国旅行では泊まったことのないゴージャスなホテルでした。
先進国の☆5つは、超たか~いですからね。
☆5つは広いしウェルカムフルーツもハンパではありません。
パキスタンのような国はその当時(12年前)でも治安が悪く、水道などの設備も悪いんですよ。水道水は時間制限があります。
でも、最上級のホテルは24時間お水が出ます。
というわけで、安くて良いホテルに泊まれる国は、ぜったい☆5つホテルに変更してもらいます。当然料金はアップしますが・・・
今回のホーチミンも
「いいホテルに泊まりたい! 憧れのラグジュアリーホテル レジェンドに泊まる!」というプランにしてもらいました。
http://www.sketch-travel.com/vietnam/hotel/detail.php?hcode=legend
ドンコイ通りというホーチミンのど真ん中にも徒歩圏内。
日系企業がオーナーということもあり、日本人スタッフも常駐しており、細やかなサービスが宿泊客に好評。
ホーチミンは、若い女性客も多く訪問するところなんで、比較的治安は良いみたいですが、この年になると「安全」というのは嬉しいです。
たった3泊ですが、連泊だし快適に過ごせる感じです。
朝食は「とても美味しい」という書き込みが多かったです。
楽しみ♪
ベトナムって、どんな国 NO-1
さてさて、のんきにしてますが、ベトナムまで一ヶ月ちょいとになってきました。
そろそろベトナムのお勉強しないとね。
地図を見ると、ベトナムってこんなに長かったんですね。
中国・ラオス・カンボジアに接してますね。
わたしたちが行くのは「ホーチミン」です。
いつから「ベトナム」に興味を持ったのか考えてみたら、やはり映画の影響でした。
「青いパパイヤの香り」「夏至」は仏・ベトナム合作映画。
「季節の中で」は米映画。
この三作で、すっかりベトナムに興味津々。
とはいうものの、すっかり内容を忘れてますが・・・
覚えているのは、仏蘭西の植民地だっただけに、仏蘭西の匂いが残っている映画の画像だったということくらいです。
そんなエスプリが感じられる旅になるといいな~
で、簡単なことを調べてみました。
●出入国の手続き
2004年1月1日より、15日間の短期滞在に限り、日本人は入国ビザが不要となりました。入国時に記入し、入国審査および税関のチェックを受けた入国カード(黄色い用紙)は、ホテルチェックインの際や、出国手続きときにも必要となります。
●通貨
ベトナムの通貨はドン(VND)です。2003年12月17日に新しく50万ドン紙幣が誕生し、5万ドン札もデザインが変わりました。現在、200、500、1000、2000、5000、1万、2万、5万、10万の10種類が流通しています。それと硬貨も200、1000、5000の3種類があります。レート1円約141ドン(2004年5月現在)。ホテル、レストラン、お土産物屋さんなどではドル払いも可能です。
通貨は単位が大きくて、ややこしいね。
141で割らないといけないんだね。大変。
●チップ
最近はベトナムでもチップの習慣が広まってきました。ホテルのポーターやタクシーのドライバーに重たい荷物などを運んでもらった際は1万ドン程度。マッサージなどをしてもらった場合は、数万ドン程度のチップを払うのがスマート。
チップは基本いらないと本に書いてあったけど、最近はいるところもあるのね
●日本との時差
日本より二時間遅れてます。
ホーチミンはかなり南、緯度的にはグアムより南なんです。
3月22日頃って、日本では春だけど、ホーチミンはかなり夏よね。
今日でホーチミンの最低気温24度、最高気温29度だって。
暑いね~
そろそろ、計画だけでも立てようと思います。
だって「どフリー旅行」ですから。
オプションは行きますが、それも選ばないといけないものね。
主人は忙しくてそれどころではないみたいなので、プーの私がやらないわけにはいかないものね。
で、まずは「地球の歩き方 ポケット ホーチミン」を熟読??
食は大切なんで、いろいろ調べたんですよ。
書いてあることと、ネットの情報を照合すると、なかなか難しいこと判明。
本などで「一流レストラン」としてある店でも、かなりネット評価が悪かったりします。本などは、ある意味紹介料としての部分があるようで、必ずしも旅行客の評価は高くないんですよ。けっこう値段が高いお店でもね。
そこで、いろいろ調べた結果、アジアの食べ歩きをしている、かなり詳しく写真と説明を載せている方のブログを今回は信じてみることにしました。
本に載っていないお店も多いので、これから地図と格闘です。
でも、ツアーで行くと美味しくないお店が80%~90%なんで、せっかく個人で選べる旅行なんだから頑張って調べてみます。
ここら辺りが旅行の楽しさですものね。
上海では「食」の部分のツメが甘かったので、今回は頑張ります。
ベトナム料理は、今一番ホットな料理のひとつですからね。
ベトナムへGOGO
先日、新聞にHISの広告が出てたんですよ。
新春フェア「韓国29800円」というのを発見。
これは安い、とばかり韓国ドラマ愛好会の人と行こうとメールしていると、隣に座っていた主人が「ホーチミンに行こう」と言い出したのです。
「3月の韓国はまだ寒いぞ。3月のホーチミンは暖かいから、そっちへ行こう」とのこと。愛好会の人に詫びを入れて、ベトナム旅行が急遽決まりました。
問題は母です。
でも、最近は歌のお友達とか増えて、けっこう忘年会・新年会・誕生日会と楽しいことが増えて足が痛いものの、元気なんです。
だから、4日ぐらいは一人でも大丈夫だと判断。
おそるおそる「○○さん(主人)とベトナムに行こうということになったんだけど、いいかね?」聞くと、「まあ、行ってきんさい」との返事。
ラッキー!!!
ところで、なぜにベトナム???
と思われる人が多いでしょうね。
まず、日にち的に4日くらいしか今は行けないんですよ。
母のことを考えるとせいぜい4日です。
昨年の上海もその理由でセレクトしました。
で、4日くらいで行けるところでベトナムは最適なんです。ベトナムは以前から探してたんですが、大概カンボジアのアンコールワットとセットで7日間コースしかなかったんですよ。
今回単独でベトナムがあるから、ラッキー。
ベトナムはフランスの植民地だったので、映画で見るかぎりフランスの匂いが残っている部分を感じるんですよ。
ベトナム雑貨も興味深々です。
モンぽこさんと「いつかベトナムに行きたいよね」と話していて、ベトナムのテレビ番組も何度が見て、憧れを膨らませていました。
母のことを考えると、いつ介護が大変になるかわからないから、行けるときに行っておこうという話になったんですよ。
まあ、能天気といえば能天気なんですが・・・
さっそく本を買いました。
上海のときのように「どフリー」旅行なんで、ばっちり計画をたてないといけません。